2017年7月 4日 (火)

奄美大島のウニがいなくなった!?

 なんとなくブログネタを探していたら、また「(いつもあるのに)今年になってなくなった」というパターンをひとつ見つけた。

 7月2日掲載の「「まったく採れない」ウニ漁解禁日に嘆き 奄美大島北部」という記事は、地元の南海日日新聞でのニュース。

 記事によると「奄美大島北部の海岸では漁師らが素潜り漁を行う姿が見られたが、昨年とは比較にならない不漁」と書かれていた。

 このニュースに出てくる、奄美大島のウニは「シラヒゲウニ」という種類なのだそうだ。正直なところウニというと北海道や東北のイメージしかなかったのでWikipediaでシラヒゲウニの項目を見てみたところ「沖縄では食用のウニと言えばこの種である」と書かれていた。

 奄美大島も沖縄に近いところだから同様に食用としてウニ漁が以前から行われいるようで、「以前は初日だけで4、500個は簡単に採れたが、徐々に減って昨年は100個で今年は8個だけ」と奄美大島の地元漁師さんが話をしているらしい。

 それにしても、昨年は減ったと言っても初日で100個だったのが今年は8個だけ、というのは激減というより「ほとんどいなくなった」言ってもいいくらいだと思う。

 また、沖縄でも激減していて数年前から禁漁にしている、という話もあるようで、2年前の沖縄タイムズに載った「シラヒゲウニ禁漁に 沖縄北部5漁協「ウミンチュ以外も取らないで」」という記事も見つかった。

 この沖縄タイムズの記事には「シラヒゲウニの漁獲量は1973年に県全域で1875トンあった。高価格で取引されるようになってから乱獲され、漁獲量は減少の一途をたどり、直近の2013年はわずか2トンに落ち込んだ」と書かれていた。原因のひとつは乱獲のようだ。

 でも「資源回復策として禁漁を続けているが、回復の兆しは見えないという」とあるように、単に乱獲だけが原因でなく、他にも環境の変化など様々な要因がからんでいるかもしれないと思うが、どうだろうか。

 ということで、今回は奄美大島や沖縄で激減しているウニに関するニュースを紹介した。こういった「急になくなった」という話は、ブログでは昨年の琵琶湖のハスや先月の多摩川のアユなどを取り上げたが、全国各地で似たようなことが起きているのは本当に気になるところだ。

 また似たようなニュースを見つけたらブログで紹介してみたいと思う。

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2017年6月 9日 (金)

琵琶湖ハス消滅の調査結果

 前回のブログで、多摩川のアユ遡上数が急激に減少したかもしれない、という話を紹介したが、「急になくなった」というと昨年話題になった琵琶湖のハスの話を思い出す。ということで、昨年の「琵琶湖のハスがなくなった」という話がその後どうなったか調べてみることにした。

 調べてみると、つい最近専門家による調査結果などがまとまった、という報道があったことがわかった。YOMIURI ONLINEに載っていた「琵琶湖のハス消滅、生育環境の再生は「不可能」」というタイトルを見ると「不可能」という言葉が気になる。

 具体的に記事を読んでみると、「ハスが好む湖底の泥の層が減って砂地が増加」「底泥のメタンガス濃度が高まった」などが原因で、「従前の生育環境を再生することは不可能」ということらしい。

 ちなみに、昨年の11月にブログで消滅の原因について取り上げた際には「原因は土壌環境の悪化」「40年以上に渡って湖底にハスの葉や茎が積み重なり、土壌内が酸欠になっていた」としていたが、「土壌環境の悪化」「酸欠」という部分が、今回より具体的に「泥の層が減って砂地が増加」「メタンガス濃度が高まった」と原因が突き止められた形になっている。

 その上で「再生は不可能」と言っているのだから、仕方がないというしかない。地元ではハスの再生を願っているだろうと思うがが、記事の最後に「自然生態系に新たなかく乱を生じないよう、大がかりな現状改変は避けるべきだ」とあるように、ここは自然の摂理に任せるしかなさそうだ。

 ただ、別の記事で、京都新聞のサイトにあった「琵琶湖ハス消滅「復元不可能」 専門家報告書、粘土層が消失」の記事を見ると、最後の方に「生育環境のモニタリング調査など試験的な対策の必要性を指摘した」「今回の調査でより詳細なデータを得た市は「ハス再生に向け、関係機関と対策を検討していきたい」としている」など、以前の状態にするのは不可能としても、何らかの形でハスを復活させる努力を続けていく意向があることが書かれていた。

 ということで、今回は琵琶湖ハス消滅に関する話題になった。前回の多摩川アユの話もそうだが、今回のハスも、ある年に急に増えたり、しばらくすると急に減ったり、ということを繰り返すのが自然なのかもしれないので、自然を壊さないようにしながら焦らず気長に再生・復活の努力を続けてもらいたいと思う。

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2017年6月 4日 (日)

平成29年多摩川アユ遡上推定数調査

 ここ数年、6月の最初は、毎年3月から5月まで行われている東京都島しょ農林水産総合センターのアユ遡上調査を調べていたので、例年通り平成29年アユ遡上調査のページを確認してみた。

 確認してみると、ページに示されていた3月16日から5月31日までに定置網に入網したアユの数「85,487」となっていた。この数字だけ見ると「ふーん」と軽く感じるだけかもしれないが、昨年までの数字も見てみると「えっ?今年は何があったのか?」と思うかもしれない。

平成28年入網数「250,193」
平成27年入網数「234,760」
平成26年入網数「292,075」
平成25年入網数「348,081」
平成24年入網数「644,779」

 あまりに急激な減少だからか、昨年は6月1日に公開されていた「調査結果の取りまとめ」が、今年は6月2日(金曜)でもまだ出ていなかった。その上で、とりあえず今年の数字を使って例年通り「入網率:5.4%」で推定遡上数を計算してみると

85,487÷0.054=約158万(昨年: 約463万)

となる。平成20年から平成21年並み、ということだが、ここ数年の中では非常に少ない数になることは間違いない。

 毎日の入網数を見てみると、例年水温が高くなる5月に入ってから数が急増する傾向があったが、今年は水温が高くなってもアユの数があまり増えなかったようだ。

 まだ調査が終わったばかりで原因はよくわからないが、昨年までも、5年前に比べれば減少傾向だったので、今年はそれが顕著に現れた、と見ることはできるかもしれない。

 ということで、今回は毎年見ていた多摩川アユ遡上に関する話にした。減少の原因はすぐにはわからないかもしれないが、これだけ顕著に現れたので、多少時間がかかっても専門家によって原因が深く考察されるかもしれないので、何か報告などができたら、また見てみることにしよう。

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追伸:
6月5日(月曜)に調査のとりまとめが発表されたようです。内容は予想どおりのものでした。

平成29年アユ遡上調査取りまとめ

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2017年3月16日 (木)

出かけることができなかったが、、、

 今月は忙しく出かけることもできなかった。仕方がないのだが、時間もあまりないこともあるので、今回は近所や通勤途中で撮った写真を載せることにした。

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 まだ肌寒い日が続いているが、こうしてみると何となく春が近づいてきたな、という気分になってくる。

 ということで、今回は本当に簡単になってしまったが、仕方がない。まあ、普段通っているところでサッと写真を撮っただけだったが、それでも何となくホッとできたので、これでよしとしよう。

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2017年1月 5日 (木)

初詣の起源?

 お正月もひと段落したところだが、正月というと神社やお寺に参拝に行かないと気が済まないというか、なんとなく初詣するのが習わし、という感じで私も家の近くのお寺にお参りに行った。

 ただ、以前何かで「初詣というのは、実は最近になってから普及したもの」という話を見たことがあって少々気になっていたので、少し初詣について調べてみた。

 とりあえずWikipediaの「初詣」の項目を見ると、「元々は「年籠り」(としこもり、としごもり)と言い、家長が祈願のために大晦日の夜から元日の朝にかけて氏神の社に籠る習慣であった」と書かれていた。

 単なるお参りではなく「籠る」という習慣だったようだ。ずっと籠るのはさすがに大変そうだ。だから「ちょっと寄ってお参りに」という感じに変わったのだろうか。

 もう一つ、江戸時代の頃に元旦の「恵方詣り」というのがあったそうで、それぞれの年に「恵方」に当たる方角(下の画像参照)にある神社やお寺に参拝していたそうだ。ちなみに、今年(2017年)は北北西が恵方らしい。

Ehou-direction.png
GFDL, Link

 で、Wikipediaを見てみると

「明治以後、都市周辺に鉄道網が発達すると、恵方詣りの対象も郊外・遠方の有名社寺に広がるようになった」
「競合する鉄道会社間(国鉄を含む)では元日の参詣客を誘引するために宣伝合戦とサービス競争が行われた」
「鉄道会社が熾烈な競争の中で自社沿線の神社仏閣をめいめいに恵方であると宣伝し始めたため、やがて恵方の意味は埋没した」

などと書かれていた。なんだか、いつの時代も日本人の考えることは同じのようだ。こうなると、恵方とかの方角に関係なく「自分たちの鉄道に乗ってお参りに」となっていくのは想像がつく。

 「初詣」という言葉もこんな流れで出てきたもので、明治時代に東海道線開業で便利になった川崎大師へ(恵方と関係なく)正月にお参りに行くようになった時に最初に使われたらしい。

 また、宣伝だけでなく、参拝客を見込んで作られた鉄道会社もあるようで、京浜急行の起源は川崎大師へつながる「大師電気鉄道」だとか、京成電鉄は成田山新勝寺への参拝客を見込んで設立された鉄道会社だった、という話も出てきたりした。

 ということで、今年最初の更新は初詣の話にした。宗教行事と結びつける商戦がたくさんあるが、初詣もそうしたものの一つだったようだ。

 まあ、日本人は宗教行事と言ってもあまりこだわりはなさそうだし、なんとなく新年は神社やお寺にお参りしないと気がすまないという気分と鉄道会社の宣伝がマッチした結果、これだけ日本全国に定着したのだろう。

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2016年11月 6日 (日)

琵琶湖のハスが消えた原因

 ブログで以前ネタにした「琵琶湖のハスが消えた?(2016年7月4日)」の話、なんとなく気になっていて、9月くらいに一度様子を見に行ったことがあった。

P9192462

 これはその時に撮った写真の一つだが、ハスの葉っぱたあったのはこの一角だけで、あとは普通に湖の風景が広がっていた。

 で、それから2か月くらい経ったが、また気になってネットで情報を探していたところ、産経のサイトに「琵琶湖の名所から大量のハスが消えた… さまざまな憶測、一体何が起きたのか(2016年10月31日)」というニュースが掲載されているのが見つかった。

 そのニュースは「甲子園球場約10倍のハス消失」という話から始まっていた。毎年行われているハスクルージングは普段は1000人を超す利用があるらしいが、今年は全部で40人程度。正直なところ、この40人は多分ハスを見に来たのではなく「ハスがなくなった」という様子を見に来たのだろう。

 原因はなんだったのか。記事によると「原因は土壌環境の悪化。しかも、ハス自身が成長の過程で生育環境を悪化させていた。」と書かれていた。具体的には「40年以上に渡って湖底にハスの葉や茎が積み重なり、土壌内が酸欠になっていた」ということらしい。

 なんだか、困った原因のようだ。ハスが大量にありすぎたのが原因、というかとか、、、。それでも原因がわかったなら対策もとれると言いたいところだが、なんだか記事の内容は歯切れが悪い感じだ。

 その一つは「県琵琶湖政策課によると、(中略)、ハス保護の根拠となる法令はない」という話。要は、県には対策を行う責任はない、と言いたいみたいだ。地元の市も「県や近隣市と協議しないと動けない」と言ってるみたいだし、なんだかよくわからない。

 もう一つ、地元の漁業関係者の懸念について書かれていた。ないのも困るけど、ありすぎも困るから、魚など他の湖の生き物と共存共栄を図れればいい、という話のようだ。まあ、こちらの方は「ごもっとも」という意見だが、行政の方がハッキリしないから漁業関係者の方々も歯がゆい思いをしているのかもしれない。

 ということで、今回は琵琶湖のハスの話題の続編ニュースを紹介した。なんだか微妙な話になってきた感じだ。来年の夏まで様子を見るしかなさそうな気配がするが、また続きの話が出たら取り上げていこうかと思う。

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2016年7月 4日 (月)

琵琶湖のハスが消えた?

 先月のブログ「出かけました(2016年6月14日)」で紹介した場所のうち、3つ目の「水生植物公園みずの森」は、琵琶湖の烏丸半島というところにあって、花蓮(ハス)の群生地として有名で夏になるとハスで埋め尽くされるくらいになる名所なのだそうだ。

 Wikipediaでも紹介されていて、ハスで埋め尽くされている写真もあった。

Kusatsu01.jpg
By Philbert Ono. Photojpn.org (Talk / contribs) - Image come from the english Wikipedia page: http://en.wikipedia.org/wiki/Mizunomori_Water_Botanical_Garden, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3015918

 ところで、なんで先月紹介したところを改めて持ち出したかというと、おとといネットで「姿消えたハス、謎深まる 滋賀・草津、県内別の場所でも」というニュースを見つけたからだ。

 記事の最初に「国内最大級の群生地である滋賀県草津市の烏丸半島のハスに、過去にない異変が起きている。例年なら湖面を埋め尽くすハスの葉が、ほとんど見られない。」と書かれていた。

 実は、行った時に撮った写真の中に、紹介はしなかったが、ハスの葉が埋め尽くすであろう場所を撮ったものもあった。

P6122228

 ここがさっき貼り付けたハスで覆い尽くされた画像とほぼ同じ場所。まあ、ハスには季節的に早すぎだし、見ての通り何もなかったので、この写真は載せなかったが、たまたまニュースを見つけたので改めて今回取り上げてみた。

 実際に、記事に紹介されている写真を見るとわかるが、今になっても私が写真を撮った時と同様、ハスの葉は全くない。記事には、今のところ原因は不明で、地元では6月30日の段階で「(ハスの)開花が見込めない」と異例の発表をした、と書かれていた。

 原因としては、外来種による食害などが考えられると書かれていたが、実は昨年も多少異常があったらしい。

 昨年の2015年7月24日のニュースで「日照不足?ハス開花少なく 国内最大級の琵琶湖・烏丸半島」という記事が見つかった。

 この記事には「例年は湖面を埋めるようにピンクの花が咲くが、今年はまばらなまま」「春先から日照時間が少なく、水温も上がらなかったことが影響しているのでは」と書かれていた。

 さらに、去年の異常はこれだけではなかったようで、2015年8月18日のニュース「琵琶湖・烏丸半島のハス群生地、開花は例年の3割程度 花の時期はいつもより長め」には「(ハスの花は)例年の3割程度の咲き具合にとどまっている。その一方、いつもはシーズンがほぼ終了している今月中旬に入っても、まばらながら花が咲き続けており、専門家は「こんな状況は初めて」と首をかしげている」と報道されていた。

 まあ、去年も異常はあったものの花は咲いていたし、まさか今年全くなくなるとは思っていなかったに違いない。ハスの花のピークは7月下旬ということだが、今年は現時点でハスの葉自体が全くないので本当に心配だ。

 ということで、今回はたまたま出かけた場所に関するニュースがあったので紹介した。今年は、今後もこうした想定外なことがニュースになるのだろうか。最近ブログにたまに書いているが、改めて、変化に柔軟に対応できるように心の準備は必要だと書いておくことにしよう。

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2016年6月 4日 (土)

平成28年多摩川アユ遡上推定数調査

 毎年3月から5月まで行われている東京都島しょ農林水産総合センターのアユ遡上調査について、いつもこの時期にブログで取り上げてきたので、今年も早速調査報告が行われるサイトを確認してみたところ、今年は昨年よりもさらに迅速、調査が終わった次の日の6月1日に調査結果の取りまとめが公開されていた。

 昨年、急に迅速にまとめられるようになったが、それでも公開されたのは6月3日だったので、今年はこれまでで最速の公開となった。

 と言っても、内容は昨年までとほぼ同様の形式だから、数さえ確定すればすぐに報告できるとこれまでも思っていたので、やっとすぐに調査結果をまとめるようになった、といった方がいいかもしれないが。

 そんなことはともかく、今年は実際に網にかかったアユの数は「250,193」(昨年は 234,760)で、入網率は昨年までと同様に「5.4%」として計算され、

250,193尾÷0.054=約463万尾(昨年: 約435万尾)

という結果になった。昨年とほぼ同水準と言っていいと思う。

 また、実際の調査では、昨年よりアユの大きさも調べるようになっていたが、今年も平成28年アユ遡上調査のページの表の備考欄にも、昨年同様アユの大きさが書かれていた。

 東京都の調査結果の取りまとめのページにはこの点は今年も触れられていなかったが、せっかくデータがあるので、昨年の同時期のものを比べてみよう。

3月27日:全長4.8~9.3cm(5.8~10.2)
4月7日:全長5.1~9.6cm(5.8~8.9)
4月16日:全長5.2~8.9cm(5.4~8.8)
4月27日:全長4.5~7.5cm(4.3~6.7)
5月7日:全長4.1~6.0cm(4.2~6.3)
5月16日:全長3.8~5.9cm(3.6~6.1)
5月26日:全長3.9~5.4cm(4.3~6.0)

 そんなに変わらないようにも見えるが、特に最初の3月27日と、最後の5月26日のところはを見ると、去年より今年の方がさらに小さくなっている感じに見えるし、今年は10cmを超える時がなかったことも気になるところだ。

 ということで、今回は毎年この時期にとり上げている、多摩川のアユの遡上推定数について書いてみた。アユの大きさの調査については、今のところ単に数値が書かれているだけで、詳細な考察がないが、そのうち専門家などにより調査結果がまとめられるかもしれないので、もしまとめられたものが公開されたら、それもブログで紹介したい。

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2015年10月23日 (金)

幹線旅客流動実態調査

 一昨日の10月21日水曜日、用事があって新幹線に乗っていたときのこと。誰かが車両に入って来て乗客に向かってお辞儀をしたので切符拝見かと思ったが、そうではなかった。何でも、「国土交通省のアンケートに、ご協力お願いいたします」という話で、その場でアンケートに回答することになってしまった。

 配られた用紙は「国土交通省」「一般統計調査」「幹線旅客流動実態調査」と最初にかかれ、性別・年齢の範囲・職業・今回の目的・今回の経路・乗車券の種類について答えるようになっていた。

 ということで、その場では普通に回答して新幹線を降りたが、何のアンケートだか気になったのと、今回のブログネタにちょうどいいと思ったので、改めて少し調べてみることにした。

 国土交通省の統計情報のページを見ると、様々な統計結果が載っている。たくさんありすぎて、どこを見ればいいのかわかりにく気もするが、今回のアンケートに関連する情報は、このページの左にある統計情報メニューの中にある「全国幹線旅客純流動調査」というページにあるようだ。

 そのページへ移動して見てみると「我が国の幹線交通機関における旅客流動の実態を定量的かつ網羅的に把握することを目的とした調査」を、「5年に1回の頻度で実施」していて、前回の調査は2010年度だった、と書かれていた。

 今年は2015年度だから、ちょうど5年に1回の調査の日に、私はタイミングよく新幹線に乗り合わせたようだ。

 ちなみに、5年前の調査結果は「第5回全国幹線旅客純流動調査の結果公表について」のページなどで公表されている。

 調査の対象は「幹線交通機関(航空、鉄道、幹線旅客船、幹線バス、乗用車等)を利用して都道府県を越える旅客流動」ということで、新幹線の他、飛行機や長距離バス、船や車で移動する人にも同様のアンケートが実施されているらしい。

 また、前回の5年前は、平日と休日の両方でアンケートを実施しているそうなので、今年も一昨日(平日)の他にも、休みの日に同様のアンケートを行う(あるいは行った)のだろう。

 過去に行われた調査の集計データは「集計データファイル」のページからアクセスすることが可能で、全てExcelファイル(.xls)形式でまとめられている。

 ということで、今回は、たまたま回答することになったアンケートについて少し調べてみた。今回の場合、この調査をまとめると、例えば北陸新幹線開業で人の流れに変化があったか、とか、いろいろなことがわかってくるのではないかと思う。

 調査は全国規模で一斉に行っているようで、結果をまとめるにもかなりの時間かかる(前回は調査から結果公表まで2年以上かかっている)みたいだが、少しでも世の中が便利になっていくことに貢献できればいいと思う。

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2015年9月18日 (金)

今年も起こった集中豪雨

 また、今年の夏も豪雨で被害が出てしまった。ブログでも、2年前の2013年10月7日の「平成25年台風18号」で京都などに被害をもたらした台風について、去年の2014年9月8日の「バックビルディング現象」で、広島などで大きな被害をもたらした集中豪雨について書いたが、また今年も豪雨のことを取り上げることにした。

 報道によると、先週の大雨は、(今年の)台風18号と台風から変わった温帯低気圧の影響で「太平洋から流入した温かく湿った空気によって次々とできた積乱雲が帯状に並ぶ「線状降水帯」の発生が原因」ということのようだ。

 今回も、去年の広島と同様の「バックビルディング現象」が起こったらしいが、今回は予想以上に広範囲に(関東から東北まで県をまたいで東西200キロ、南北500キロに)わたるようなものは専門家でも記憶にないくらい巨大なものらしい。

 また、これも以前ブログで紹介したことがある(2014年4月11日「人工衛星からの話題」)NASAやJAXAなどが運用している「全球降水観測計画(GPM)」で「2015年9月の秋雨前線に伴う大雨の観測」のページに今回の豪雨の衛星からの観測結果を公開している。

 この中の「台風18号によって活発化した秋雨前線に伴う降雨の3次元観測」という動画を貼付けておくことにする。

 これを見ても、非常に広範囲に渡ってほぼ直線上に大雨が降り続いたことがわかる。

 ということで、今回は先週起こった豪雨について書いてみた。被害が大きかったからか、今回はあまり雨のメカニズムなどの話が報道では少ないような気がする。実際、メカニズムよりも被害を伝える方が先決だから、それでいいとは思う。

 あとは、これだけ毎年続く豪雨による被害を少しでも少なく出来るように専門家の人に頑張ってもらいたいと思う。

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