2016年1月21日 (木)

Macの調子がおかしい

 今日ブログ更新の日なので、本当はネタを探して文章を書いて、といろいろやろうと思ったのだが、実はどういうわけか昨日から急に私が所有しているMac Book Pro(コンピュータ)の調子がおかしくなってしまった。

 正直なところ、本当に何の問題のなく動作していたので、特にメンテナンスなどもせずに使っていた。現在私が使っているMac Book Proは、もう5年近く前の2011年5月15日にブログの「物を一気にリフレッシュ」で紹介した頃に購入したもの。

 もう5年近く問題なく使ってきた。ちなみに、その前に使っていたのはMacのPowerBookG4で、それも6年近く使った。MacはWindowsマシンよりも多少高価の印象はあるが、実際にはたった2台で10年以上も何の問題もなく使えていい買い物だったと思う。

 で話を戻すと、そのマシンに2か月ほど前の11月、最新のOS「El Capitan」にアップデートして、結構順調に使っていたのだが、昨日使っていたら、急にマシンのファンが「ウィーン」と大きな音を立てて鳴り出すようになったかと思ったら、急に動作が緩慢になってしまった。

 全く心当たりがなかったので、とりあえず「アクティビティモニタ」のアプリでCPU、メモリの状況を確認してみた。

Monitor_cpu1

Monitor_memory1

 「SpotlightNetHelper」「storeaccountd」「nsurlsessiond」「AppleDAuthAgent」「kernel_task」という、正直なところ全然意味がよくわからないものが、CPUとメモリをほとんど独占してしまっている。

 それに、メモリが4GBしかないのに、そのほとんどがこれらで占められてしまっている。Netとかaccountとかurlとかという単語を見ると、ネット関連のものが原因かもしれないのだが、そんなことより、マシンが一昨日までのように正常に動く状態にしないといけない。

 ただ、対処法は全くわからない。で、昨日の夜は動作が緩慢だったが、クリックやキーボード操作をして何秒か待つとなんとか動いていたので、それでごまかしながら使って、そのまま寝てしまった。

 今日起きて、当然だが何も変わっていない。起動させたら何もしないのに急に「ウィーン」とマシンが音を立てて鳴り出して、昨日と同じ状況になってしまった。

 それでは困るので、ひとまず考えついたのが「新しいユーザを作成」という方法。正直なところ、マシンが悪いのか、それとも使っていた私が悪いのか、ということすらわからなかったので、とりあえず新しいユーザを作成して、それで問題がなければ、原因はマシンじゃないことがわかるだろう、ということでやってみた。

 そうしたら、あっけないくらいあっさりと、問題なく動作するようになった。

Monitor_cpu2

Monitor_memory2

 マシンが原因じゃなくて少しホッとした。ネット関連のことが原因なのか今の所わからないが、とりあえず普通に使えるようになったので、これでしばらく使ってみて似たような状況になるかどうか確認してみたい。

 ということで、今回はブログのネタを探す前にコンピュータが正常に動作させるまででくたびれてしまったので、ここまでにしたい。このマシンも5年近く使ってはいるが愛着もあるので、まだまだ使っていければいいと思う。

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2015年9月 3日 (木)

現代生活の風刺画

 ブログのネタを探すため、久しぶりに英文雑誌のTIMEを眺めていたが、「CHARTOON」というコーナーがあることに気がついた。日本語にすると「(一コマ)漫画」とか「風刺画」という風になるだろうか。

 例えば、「JUNE 29, 2015」の号では、「Low-tech gifts」と題して

・(スタバかどこかの)コーヒーカップ
  =「universal charger(万能充電器)」
・段ボール箱
  =「mass storage device(大容量記憶装置)」
・鉛筆
  =「wireless keybord(コードレス・キーボード)」

と、どこにでもあるそうなローテク(Low-tech)のものを、現代のハイテク機器になぞらえて紹介していたりしている。欧米風の軽いジョークという感じで庶民の現代生活を風刺したものになっているようだ。

 また、コーナーの下の方に小さく「JOHN ATKINSON, WRONG HANDS」書かれていた。これが作者のようだ。

 ネットで検索してみると、「Wrong Hands Cartoons by John Atkinson」というサイトが見つかった。このサイトに、TIME誌に載せているのと同じような、この作者が作成した風刺画がたくさん載っている。

 今日の段階で最初に載っていたのは「cyberspaceship」と題して、子どもがソファーの上に寝転がってダラダラしている、いかにも庶民の現代生活を風刺した図に、例えば

・ソファー
  =「cockpit(コックピット)」
・まくら
  =「stabilizer(spaceshipの安定板)」
・コーヒーカップ
  =「fuel tank(燃料タンク)」
・ジャンクフード
  =「impulse engines(推進エンジン)」

と注釈が書かれている。子どもの夏休みは終わってしまったと思うが、普通の家庭で夏休み中に子どもがダラダラしている時の感じを、うまく風刺していると思う。

 これはかなりわかりやすい感じだが、多少の知識がないとちょっとわかりにくいのもある。その中の一つを紹介すると「Rorschach's other test」というのがある。

 「Rorschach test(ロールシャッハ・テスト)」とは、調べてみると、「性格検査の代表的な方法のひとつで、左右対称のインクのシミから被験者が想像したものから人格を分析する」というものらしい。

 で、紹介されている風刺画「Rorschach's other test」にもどる。ここには、Rorschach(ロールシャッハ)自信が、性格検査のテストではなく数学のテストにロールシャッハ自身が開発した性格検査の方法(インクのシミを作る)を使った絵が書かれている。

 といっても、インクをたくさん垂らしてシミを作って数学の解答用紙を汚しただけなので、当然の事ながら結果は不合格(F)。まあ、性格検査のテストなんて所詮こんな程度のもの、という感じの風刺画なのだろうか。

 ということで、今回はTIME誌に載っていた風刺画の紹介をしてみた。この作者のサイトには、このようなパターンの風刺画がたくさん載っている。

 庶民の現代生活を風刺したパターンが多いが、中には「これ、どういう意味だろう?」と思うようなものがあって、少し調べてみると「なるほど、そういうことか」と関心できるものもあったりするのがいい。また、時間があるときに見てみることにしたい。

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2014年11月 7日 (金)

質問応答システム

 去年ブログでも紹介した、東大合格を目指すロボット東ロボくんのニュースがあった。去年に比べて今年は成績が上がったようで、いろいろな新聞やテレビ等のニュースで扱われていた。

 まあ、ニュースでは私大合格A判定がいくつ出たとか、そんな話題で盛り上がっているようだが、そんなニュースの中で、10日ほど前10月23日に毎日新聞のサイトに掲載された東ロボくんのニュースを見ていたら、後半の方に書いてあったIBMの人工知能「ワトソン」の話が少し気になった。

 何でも、2011年、アメリカのクイズ番組で、人間のチャンピオンを破って話題になった人工知能なのだそうだ。また、よく見てみると、東ロボくんのプロジェクトチームのサイトの中にあるインタビューや対談の記事にも「ワトソン」の話が書かれていた。

 ただ、個人的には「ワトソン」のことをよく知らないため、今回はこの「ワトソン」について少し調べてみることにした。

 まずは、Wikipediaにある「ワトソン」の項目を見つけることができた。「ワトソン」とは「IBMが開発した質問応答システム(人工知能)」だ、ということのようだ。

 「質問応答システム」とは、要するに、普通に人間が日常使う言葉で質問すると、コンピュータがその解答を返してくれるシステムである。こうやって聞くと、何だかよくありそうなシステムなんじゃないか、と思ってしまうかもしれないが、そうでもない。

 コンピュータを使ったシステムというと、たいていは、コンピュータの方から決められた質問をされて、それに「はい」「いいえ」とかのボタンを押して人間が答える、という形ばかりで、人間の方からコンピュータに質問して答えてくれるシステムなんて、使ったことがないような気がする。

 しかし、この「ワトソン」は、クイズ番組のクイズ、という特定の形式ではあるものの、人間の質問の趣旨を理解して、必要な答を引き出すことができていたようだ。

 実際の話は「クイズ王に勝ったコンピューター」というニュースが載っているページに書かれていた。

 番組では、クイズの質問が読み上げられると同時に画面に文字で現れ、音声認識能力を持たない「ワトソン」は質問を文字で読み取り、ボタンをシリンダーで押して答えたそうだ。

 ちなみに、クイズは分野を問わずどんな質問でも答えなければならないため、質問の趣旨を理解するソフトウェアに加えて、本・台本・百科事典など2億ページ分のテキストデータをスキャンして取り込んでいたらしい。

 記憶容量では人間はかなわないのはわかっているが、「質問の趣旨を理解する」という点でも人間より早く処理して早押し形式で人間よりも早くボタンが押せた、というのもやっぱり凄いことなのだと思う。

 さらに、「米IBM、「ワトソン」をクラウド経由で提供」という日経新聞の記事には、「ワトソン」の機能がインターネット経由で利用できるようになっている、と書かれていた。実際にアメリカの大手医療機関や保険会社などではワトソンを導入して病気の診断支援に使っているそうだ。

 クイズ番組のチャンピオンに勝つために開発されたソフトウェアが医療に役に立っている、というのはいい話だ。日本の「東ロボくん」が、何かに役に立てることができる日はいつくるのだろうか。あるいは「東大に合格するか」ということのみに終始して、それ以外の成果は特になかったりするのだろうか。

 「東大に合格する能力のあるロボット」が、実は「東大合格」以外の成果を上げることが出来ない、なんてことになったら、などと考えてみるのも面白いかもしれないが、そうではなく、天下の東大に合格する能力があるロボットなんだから、それ以外にも様々な成果を上げてくれると思いたい。

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2013年2月21日 (木)

「ロングテール」の話

 前々回に、話の流れから、たまたまインターネットに検索に関する話の関連から「ロングテール」という用語に関する話をした。その中で「人々の関心を示す割合の統計をとったときの傾向(分布)」のことをグラフを使って説明してみたが、「指数関数的に...」とか、少々わかりにくい感じがしたので、今回はそれをもう少し噛み砕いて理解した上で「ロングテール」について少し考えてみたいと思う。

 そこで、これまでとパターンを少し変えて、今回はかなり長くなってしまうが少々数学っぽい話(数式は使わないが)から始めてみたい。ということで、まずは簡単に「統計データを使って傾向を調べる」ということについて考える。

 例えば、次のような棒グラフを見てみよう。

Bunpu1
Bunpu2

 とりあえず横軸はテストの点数でもマラソンの時間でも何でもいいのだが、これらのグラフは、何らかの計測を(架空の)200人を対象に行った結果の分布としよう。見てわかるように、上の青いグラフは、平均(真中)に人数が集中していて、「1」や「9」などの両端は少ないのに対し、下の赤いグラフは平均が最も人数が多いものの、両端にもある程度の人がいて、上の青いグラフと比べると人数が分散している。

 これだけでも、統計データを使って傾向を調べられる。しかし、このような分布を使って傾向を調べる方法は、「何らかの計測による結果の上下関係」という横軸の値と「人数」という縦軸の値が揃っている場合にしか使えない。

 例えば、インターネットで検索する言葉には上下関係はないため、「ある検索語とそれを使った人の数」という関係の統計データを取ったとしても、このままではテストの点数やマラソンの時間と同様の考察方法は使えない。

 では、そうゆうときにはどうするのか。とりあえず単純に考えて、上の2つの棒グラフの棒を、人数の多い順に並べ替えたものを見てみよう。

Bunpu3

 このグラフは、上の2つの棒が一番高いのは共に「5」だから左端は「5」で、二番目に高いのは...という感じで作成した。

 このグラフを見ると、青い「平均に集中している分布」の方は、一番左の棒は非常に高いが右を見ると非常に低くなっているのがわかる。一方、赤い「全体に分散している分布」では右の棒もそれなりの高さを維持している。言い換えると、「(平均的なものに集中せずに)全体に分散している傾向」がある方は右へ行った際に「グラフの減少が緩やかになっている」ということである。

 まあ、テストの点数などというと、何となく点数が低いか高いかが気になるかもしれないが、数学的に傾向を考えるためにそのような情報はなくてもいい。これも数学のいいところの一つかな、と思うのは私だけかもしれないが、これなら、横軸が数値でなく「インターネットの検索語」などのときでも「平均に集中している」か「全体に分散している」かという傾向が同じように見て取れるに違いない。

 ということで、前ふりが長くなったが、ここからが本題の「ロングテール」の話。まずは、改めて前々回のグラフを見てみよう。

500pxlongtailsvg_2

 インターネットでの検索や買い物の統計に見られる「ロングテール」というものは、赤いグラフのように減少が緩やかな状態を指している、ということを前々回に書いたと思う。こういうことから、要するに「インターネット上での買い物や検索では、あるところに集中するのではなく、様々なものに分散している傾向」が見て取れる、という話が出てくることになる。

 日本語の資料で「ロングテール」を調べると、大抵は数学の話は全くない。まあ、「様々なものに分散している」という傾向だけわかれば十分で、長ったらしい数学的な考察など必要ない、と感じる人がいるかもしれないが、こういう人はこの話の続きがあることには全く気がつかない。

 ちょっと話は変わるが、例えば「これはたくさんの人が買っているものだから良いものに違いない」という話を耳にする。何となく説得力があるように聞こえるが、実はよくよく考えるとこれは正しいとは言えない。

実際、「数値が大きい順に並べ替え」のグラフの横軸の数値を見てほしい。人数が多い左側は「5」「4」「6」ということで、平均に近いものしかない。一方、本当に良いと思われる「9」や「8」などはかなり右の方に現れる。

 一概に言えないのでは、という意見もあるかもしれないが、少なくとも「数値が大きい順に並べ替え」のグラフのデータを「物の質と買い物の傾向の関係」という形で見ることができるなら、本当に質の良い「8」や「9」のものは人数が少ないところにあり、たくさんの人が買っているところの中には本当に良いものはない(平均的なものばかり)という話になる。

 グラフの右の方は玉石混交という感じだが、こういうところからもインターネット上の統計データに見られる「ロングテール」の傾向がわかるかもしれない。実際、インターネットで検索して買い物をしようとする人は、普通のお店にある(平均的な)ものよりも良い物があるかもしれない(要するに、上の分布で言う「8」や「9」を探したい)と思って行動するから、その結果として「ロングテール」という傾向が現れる、と言えないだろうか。

 こうやって考えると実際には、「本当に良いもの」を見つけるための方法が確立していないため「数打てばあたる」という感じで検索や買い物している人が多いから「分散している分布」になる、という見方ができるかもしれない。また、wikipediaの「ロングテール」には「販売機会の少ない商品でもアイテム数を幅広く取り揃えることで、総体としての売上げを大きくする」などと書かれているが、要は、客が「数打てばあたる」でくるなら、流れ弾でも何でもいいからとにかくあたるような的(商品)をたくさん用意する、という感じなのだろうか。

 「本当に良いもの」を見つけるために「数打てばあたる」のようなやり方がいいかどうか、という話はまた改めて考えたいが、「良いものを探しているが見つける方法がわからない」という人の心理を逆手の取ったような商売をしている人たち(実はamazonやgoogleなどもそうかもしれない...)には騙されないように心がける必要はあるだろう。

 あと、amazonの個人向けのおすすめ紹介やgoogleの個人向けに最適化された検索が普及すると、もしかしたら「ロングテール」の傾向が変わる(「数打てばあたる」というやり方が減る)かもしれない、などとも思ったが、これは今のところよくわからない。

 ということで、今回はかなり長くなってしまったが、統計データの数学的な見方や(その見方に基づいて)「ロングテール」と呼ばれる話の考察をしてみた。最後は余談だが、平均的なものを「良いもの」と勘違いしたり、あまり人が関心をよせないからという理由だけで「本当に良いもの」を見逃してしまうのは、実は数学を知らないことが原因ではないか、などということにもついでに気がついてもらえればいいかな、と書いたところで終わりにしよう。(長い文章を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。)

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2012年12月23日 (日)

電脳にまつわる最近の話題

 ここ2回ほど立体折り紙の話が続いたが、今回は少し話題を変えることにした。というのも、先週に新聞で気になった話題がいくつかあったが、そろそろ年末に近づいてきたため、それらを書きそびれないように、少々多くなってしまうが今回は4つの話題をとり上げることにした。

(1) 12月16日の新聞に「トップ棋士も電脳と対決」という記事が載っていた。それによると、コンピュータの将棋プログラム5つとプロ棋士5人が戦う「第2回電王戦」の対戦カードが発表された、と書かれている。今回は2回目だが、栄えある「第1回電王戦」でコンピュータの将棋プログラムと対決したのは18日に亡くなられた米長邦雄氏(永世棋聖)。米長氏はすでに現役を引退していたが、このときはコンピュータの将棋プログラム・ボンクラーズが勝利を収めている。今回は、世界コンピュータ将棋選手権の1位から5位までのプログラムとプロ棋士5人の団体戦のようだが、プロ棋士との真剣勝負を期待したい。

(2) この(1)の記事のすぐ横に、「スマホ1日3時間 高校生 疲れも」というタイトルの記事があった。これによると、博報堂DYメディアパートナーズというところの調査で、スマートフォンを持っている高校生は平均で1日3時間近くもインターネットを利用していることがわかった、と書かれている。さらに、1日に10時間以上使っている人もいるらしい。スマホはここ1年から2年程度で急速に広まっていることを考えると、高校生の普段の生活がスマホの影響で最近急激に変化している可能性があるようだ。また、スマホを使っている人の3割ほどが「目が疲れるようになった」と答え、「睡眠時間が少なくなった」と答えた人も25%近くにのぼっている、と書かれている。睡眠時間を削ってまでスマホを使い続ける、というのは私には少々異常な状態だと感じる。節度を持って利用するように、と言うのは簡単だが、何か抜本的な対策を考える必要があるかもしれない。

(3) 少し遡って、12月11日の新聞に「ドコモ、店頭混雑の緩和狙い」と題する記事が載っていた。ドコモといえば、去年から今年にかけて通信障害やメール障害が多発していたことはブログで何度かとり上げたが、今回はそれとは直接は関係はなさそう。新聞に書かれていることを要約すると、スマホに慣れない女性や高齢者に多く利用してもらうため、スマートフォンを使う際のトラブルを遠隔操作で解決を助けるサービスを強化する、ということのようだ。先ほど紹介した記事ではスマホを使い慣れた高校生の利用実態の話だが、当然スマホに慣れていない人には使いやすくなるように対策を講じる必要になってくる。急速な携帯利用環境の変化で「すぐに慣れて過度に利用してしまう人」と「慣れずにトラブルで困る人」の両方が急激に増えてしまったための混乱をどう収拾すればいいのか。バランスのとれた対策が求められる。

(4) 最後にもうひとつ、(3)の記事の隣に「行動予測し地図・時刻表 米グーグル、ゴメス副社長に聞く」という記事が載っていた。これは「利用者の意図を理解し、検索をしなくても情報を提供する魔法のサービスだ」とゴメス副社長が言っている「グーグルナウ」という新サービスに関する話である。将棋の世界ではコンピュータのプログラムがプロ棋士と対決する「電王戦」が行われる時代になったが、こちらの方は、スマホのGPSによる現在位置の把握やカレンダーに入力した予定、過去にインターネットで検索した履歴などを基に、スマホの持ち主の次の行動をプログラムが予測し、持ち主がその時点で欲しいと思いそうな情報を取り出してくれる、という。まさしく「電脳」の時代に近づいているらしい。このサービスについて、グーグルのゴメス副社長が「専属の秘書がいるような利便性をアピールした」と新聞には書かれていたが、こんな時代に我々人間は節度を持って対応することができるかどうか、個人的には非常に心配してしまう。

 ということで、一気に4つの話題を書いた。今回は「コンピュータ・プログラムの急速な発展」と「スマートフォンの急速な普及」による我々自身の急激な環境の変化に関することが気になってブログにとり上げてみた。

 私自身は、1年半ほど前から新しいものに慣れるための取り組みを少しずつやっていた。例えば、スマホは使っていないが、iPod touchでiOSのアプリに慣れていったことや、グーグルやアップルのプライバシーポリシーを入念に読んで個人情報の取扱いを調べたことなどを、1年以上も前だがブログで度々話題にしていた。

 そんなこともあって、久しぶりにこの手の話を今回はたくさんとり上げたが、来年は改めて1年以上前に調べたことなどを思い返しながら、急激に変化していく新しいものを使うための対策を自分なりに考えていく必要があるかもしれない。

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2012年10月16日 (火)

ウィキメディアコモンズ

 ウィキメディア・コモンズwikimedia commons)というサイトをご存知だろうか。「commons:ようこそwelcome)」のページには

・ウィキメディア・コモンズとは、製作者にお金を払う必要が無いメディアファイルの集積場であり、世界中のボランティアによって維持・運営されています。

と書かれていて、具体的には、「フリーなライセンスである写真、図表、アニメーション、音楽、演説の引用句、プロモーション・ビデオ、そして他の全てのメディアファイル」が大量に集積されているサイトである。また、これらのメディアファイルは、ライセンスに明記されている範囲内で「再発行や再配布」「二次的著作物の公開」「作品の商用利用」などが認められている。

 さらに、大抵のファイルは著作権の対象になっているが、一部には「パブリックドメイン」と呼ばれる、各国が定めている著作権保護の法律により著作権が消滅した昔の写真や、メディア作成者本人の意思で著作権を放棄したものなども含まれる。

 例えば、先日ブログで「グリッドロック現象」の説明に使った絵は、この「パブリックドメイン」に含まれているものを利用した。他には、数学に関するもので「ピタゴラスの定理」の説明のために作成されたと思われる次のファイルも同様で、このファイルを提供しているページには「この作品の著作権者である私は、この作品をパブリックドメインとして著作権を放棄し提供します」と書かれている。

Pythag

http://commons.wikimedia.org/w/index.php?title=File:Regions_and_Prefectures_of_Japan_(ru).svg&page=1&uselang=ja

このファイル、よくできていて面白いと思ったので紹介してみたが、これ以外にも例えば各国のwikipediaなどで日本を紹介するために利用されている日本地図などもおもしろいのではないだろうか。(ちなみに、次のファイルは、ブリヤート語と呼ばれる言語での日本の紹介に使われていたもの。)

375pxregions_and_prefectures_of_jap Japan_sea_map

 ということで、今回は「ウィキメディアコモンズ(Wikimedia commons)」と「パブリックドメイン」に含まれるファイルを紹介してみた。前回と今回は、これまでと趣向を変えて、ネタを探しているうちに見つけたサイトの紹介をしてみた。今回のウィキメディアコモンズには、他にも世界中の写真や画像等がたくさんあって、見ていて飽きない。

 また、著作権を放棄したり、著作権は保持するものの比較的自由に利用できるライセンスを適用して利用者の便宜を図っている点も気に入っている。著作権の法律を厳しくしていくことも必要だとは思うが、こういった健全に利用できるメディアを増やしていく努力や、健全なメディアを積極的に利用することも重要かもしれない。

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2012年7月 4日 (水)

うるう秒による障害

 昨日の新聞を見ていたら、「ミクシィ、うるう秒で障害か」という題で、「(7月)1日の午前9時から約4時間にわたりシステム障害が発生し、(ミクシィが)利用できなくなった」という記事が載っていた。その原因として、「うるう秒」が影響した可能性が高い、ということ言及されていた。

 この「うるう秒」という話、実はこのブログでも(「1月後半に気になったこと」の中で)一度とりあげたことがある。これは、「コンピュータなどの電子機器が「うるう秒」に対応するのが難しいため、廃止するべきではないか」という議論があることをニュースで知り、そのことについて簡単に文章を書いてみたものである。昨日新聞に載っていた障害は、この「コンピュータの「うるう秒」への対応の難しさ」が原因である可能性が高い、という話なのだろう。

 先日もクラウドコンピューティングの大規模障害があったばかりだが、最近こういったネットや通信に関わる障害が多いような気がする。また、半年ほど前にもドコモやauのメール障害、通信障害なども結構話題になったが、それらのことについてもこのブログでとり上げたことがある。そこで今回は、これまでに自分自身で書いたブログの文章を改めて読み直しながら、この障害について考えてみた。

 以前書いたブログの文章の中では、「auの通信障害」のときに書いたものが参考になるかもしれない。そのときには、終わりの方に「さまざまなシステム障害を事前に予防することは難しく、想定外のことが起こることをある程度考慮しながら対応していくしかなさそうである。」書いたが、この点は今回の「うるう秒」への対応の難しさの話と重なりそうである。

 実際、今回の「うるう秒」の障害に関する新聞記事には「うるう秒が何らかの影響を与えたと見ているが、原因究明までには至っていない。障害は万が一に備えて待機していた社員が発生直後に把握したという。」と書かれている。おそらく、「うるう秒」で何らかの障害が起こる可能性があることはわかっていても直接の原因までは事前に把握できなかったため、結局は事後の対応となってしまったのだろう。

 私自身はミクシィなどは全く利用していないので何の影響もなかったが、こういった障害が他にも起こる可能性がある。そんなことも考えて、以前ブログでもとり上げたが、今回も改めて「続・失敗百選」の本から「ソフトウェアの事故は複雑すぎてリスクが予知できない」「事故原因が何とも複雑で、いくら設計者が天才でも、容易に予測できない」という文も引用しておこう。

 何となくコンピュータは万能であるように感じてしまうが、こういう話を見ると、コンピュータに頼ることの危うさについて改めて考えさせられる。現代は、何らかの形でコンピュータとつきあっていかなければ生きていくことができない世の中になっている感じだが、コンピュータとのつきあい方について、これからいろいろと考えていく必要がありそうだ。

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2012年6月 6日 (水)

IT発展の歴史を素数で繋ぐ

 素数とは、1とその数以外に約数を持たない自然数のことで、小さい順かくと「2」「3」「5」「7」「11」「13」「17」「19」...となっている。今回は、これをネタに何か文章が書けないかと思いながら、これらを加えた数(2+3+5+7+11+13+17+19=77)にちなんで今から77年前となる1935年に関する事柄をインターネットで検索して調べていたところ、コンピュータの歴史に関するイラストを見つけた。

 それは、「The iPad of 1935」や「米誌、1935年にiPadを予言」などのページに載っていた、1935年4月にとある雑誌に掲載された「未来のブックリーダー」のイラスト。見た目はiPadとは全く似ていないが、77年前に想像したものだから仕方がない。

 ただ、このイラストと「iPad」を繋げて話をしているページを眺めていたら、何となく面白そうな予感がしたので、今回はここから素数の和を使ってコンピュータや情報端末の歴史を追ってみることにした。

 そこで、次に素数を一つ減らして、2から17までの素数の和(2+3+5+7+11+13+17)となる58年前の1954年を検索した。すると、今度は「The 1954 RAND Home Computer」というページを見つけた。ここには、1954年にある雑誌に掲載された「50年後の home computer」と題する写真があった。ただ、よく見ると、これは当時のジョークのひとつとして掲載されたものらしい。58年前の常識では、家に置けるコンピュータなどはジョークの域を出ない代物と考えられていたのかもしれない。

 また一つ減らして、2から13までの素数の和(2+3+5+7+11+13)となる41年前の1971年で検索して見つけたページを見る。そのページに載っている写真のコンピュータも、1954年のジョークの写真と同じくらい大きなマシンだが、これは現実に動作している正真正銘の「コンピュータ」。調べてみると、この1971年は現在のMac OS XやAndroidなどで使われているOS(オペレーティング・システム)の原型とも言える「UNIX」の初代(Version 1)が発表された年だそうで、このページに載っている大きなコンピュータにその「初代UNIX」が実装されている。

 今度は時代が現在にぐっと近づいて、2から11までの素数の和(2+3+5+7+11)となる28年前の1984年。実は、この1984年は、Appleの「初代マッキントッシュ」が発売された記念すべき年にあたる。この時期から、コンピュータは「机の上で使う時代」に突入する。

 次は2から7までの素数の和、2+3+5+7=17年前の1995年。この年、マイクロソフトのOS「Windows95」が発売された。Appleのマッキントッシュから11年も後のことだが、パソコンの「Mac」と「Windows」の歴史が素数で繋がっているのも不思議な感じである。

 さらに素数が一つ減って、2から5までの素数の和、2+3+5=10年前の2002年は、同じくマイクロソフトの「Windows XP」が発売。マイクロソフト全盛の時期も素数で繋がっているようである。

 残る素数はあと2つ。2つの素数「2と3」と合わせて5年前の2007年を見る。この年には、Appleの「iPhone」が発売された。これまでは机の上に乗せて使うコンピュータの時代であったが、ここで、いよいよ手に乗せて使う時代に突入した。

 そして、最後は今から2年前の2010年。Appleの「iPad」は、この2010年に発売されている。こうして、想像上のイラストが発表された77年前から、現実の「iPad」の発売までの歴史を素数を使って繋げることができた。

 今回は「素数」をネタに何か書こうと思っていたが、結果的にIT発展の歴史に関する話になってしまった。まあ、久しぶりに数字を使って楽しく文章が書けたので、これでよしとしよう。

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2012年2月23日 (木)

もう少し理解を深めたいが...

 これまで、私も新しいものに慣れないと、と考えながらブログにもいろいろと書いている。特にここ2ヶ月くらいは新聞やインターネットのニュースを見ながら、これまで以上に最近の話題について気にしていた。

 今回も文章を書き始めようとしたときには、同じように新しい話題について書こうと考えていた。しかし、実際には、キリがないくらい新しいことがいろいろあって何について書いたらいいかという焦点が定まらない。

 例えば、Apple が今年に入ってからの話題だけでも(これまで取り上げていなかったが)、

・1月20日、新しい電子教科書に対応する「iBook 2」と「iTune U
・2月16日、新Mac OSの「Mountain Lion
・新しい「iPad 3」のうわさ話
・中国での訴訟や工場従業員の待遇の話

などなど、挙げると本当にキリがない。この中では、「iBood 2」「iTune U」の話については「iCloud」の理解をもう少し深めないと、と思いながら結局何もブログに書かずに1ヶ月過ぎてしまい、もう過去のこと、という気がしてしまう。

 あと、最近発表された新OSの「Mountain Lion」については、これまで「iPod touch」と「Mac OS X Lion」の両方を使っていて、アプリやソフトの使い勝手がそれぞれ違うのが少々気になっていたので、新OSではiPod touchやiPad、iPhoneとMacのアプリに統一感を持たせようとしている、という趣旨は理解できた。ただ、「Lion」になって半年たった今でも、それほど多くの機能を使っている訳ではないので、もう少し現OSの「Lion」の理解も深めたい。

 このように、本当はもう少しじっくりと理解を深めながら新しいものに慣れていきたいのだが、ものが新しくなっていくスピードについていこうとする間もなく、次から次へと新しいものが出てくる。去年の夏前から、iPod touchを含め、少しずつ新しいものに慣れていたから何とかなっているものの、もし去年何もしていなかったら、全くついていけず完全に時代遅れの人間になっていたかもしれない。

 半年以上前になるが、ブログにインターネットの情報について思うことを書いたことがある。新聞やニュースの情報はインターネットの情報よりも信憑性は当然高いのだが、新しい情報ばかりを追いかけ続けるのも、少々くたびれるし、何となく浅く触れるだけになってしまうことが多く物足りない気もする。

 そういう意味では、最新の情報を簡単に見るだけでは、インターネットの情報と同様に、何となく中途半端になってしまう。何事もバランスが大事なので、新しいものばかりに目を向けるだけでは結局のところ新しいものを見る目を養うには何かが足りないのかもしれない。

 つい先日も、とあるところで、「時熟を必要とする知が、情報化の波に完全に飲み込まれてしまうかもしれない」という趣旨の話を目にしたが、このような時代の中で私自身も今後どのような知を持って生き抜いていくべきか、少しは考えてみることにしよう。

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2012年2月 7日 (火)

Googleの新しいポリシー

 Googleのプライバシーポリシーについてこれまで何度かブログに書いた。気になっている理由の一つは、インターネットを利用している以上、私自身もいろいろと言いながらもGoogleを避けて通るわけにはいかない、ということがある。

 そんな関係もあるのだろう。先週(1月31日)に、(皆に送られていると思うが)私のところにも唐突に「Google のプライバシー ポリシーと利用規約の統一について」というメールがGoogleから送られてきた。知っている人も多いと思うが、今度の3月1日から、Googleのプライバシーポリシーが変更になるそうだ。

 以前ブログで散々いろいろと書いたが、変更されたものもやっぱり気になる。ということで、今回は新しいプライバシーポリシーについて書いてみることにした。

 ただ、変更された点といっても、専門的なことはよくわからないので、以前ブログで取り上げた際に私が気になっていたことを中心に話をする。

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1. 個人情報の収集に関する文章:

現行のプライバシーポリシーで「Google は、次のような情報を収集させていただく場合があります:」という文章があった。英語にすると「We may collect the following types of information:」と「may」を使っているのはどういうことか、という点が気になると、以前ブログに書いた

実は、新しいプライバシーポリシーでは、同じ「収集する=collect」にあたるの文章が

・We collect information to ....

と、「may」がない形に変更されていた。それに合わせて、日本語の方も「Googleは....情報を収集します」と、断定する形に変更になっている。このようなことは、やましいことがなければ、曖昧にせずに断定する形にするべきだろうから、これでいいような気はする。

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2. 「センシティブな個人情報」に関すること:

新しいプライバシーポリシーの日本語の方は、この言葉が「機密性の高い個人情報」と日本語に訳されていた。英語をそのままカタカナにするよりはよさそうだが、問題はその中身である。これについては私も確認不足だったが、プライバシーポリシーに関するよくある質問の「機密性の高い個人情報」というところに書いてあった。

この部分を現行のものと新しいものと比較してみると、同じ言葉を使っているが、その定義が変更されていることがわかる。現行の方は「....が含まれます」という文章になっているので、この項目に書いてある情報以外にも「個人情報に直結するもの」は「センシティブな個人情報」として扱われているようにも見える。

しかし、新しい方は「個人情報のうち....を特にこう呼びます」と、この項目に書いてあることのみに限定される定義に変更されているうえに、「個人情報のうち」という言葉が最初についている。

ちなみに、これも以前ブログで取り上げたが、Googleの定義する個人情報には変更はなく、それを改めて確認すると、

・「個人情報とは、ユーザーから Google に提供される個人を特定できる情報です。」

ということである。要するに、たとえ「機密性の高い個人情報」に取り上げられている項目に該当するものだったとしても、ユーザーから直接提供されたものでなければ、新しい方の「機密性の高い個人情報」の定義には当てはまらない、ということである。

カタカナを日本語に訳しただけでわかりやすくなった気分になってはいけない、ということなのだろう。正直なところ、一切Googleを使わない、という訳にもいかないので、Googleが個人情報をどのように扱うか、という点や、保護される情報の範囲などは、利用する際に気を遣うべきかもしれない。

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3.「Cookie」に関すること:

これは、Appleのプライバシーポリシーについて以前ブログに書いた際に気になったことだが、Googleの新しいプライバシーポリシーでも曖昧に書いているように思える。

本当にやましいことがないなら、Appleと同様に「Cookieおよびその他の技術によって収集された情報を非個人情報として扱います」とはっきり書けばいいような気もする。

あと、今回見ていて気がついたのだが、Cookieの他にも「ピクセルタグ」という技術が情報を収集しているそうである。これについては調べる必要がありそうだが、結構ややこしそうな感じのもので、今回はきちんと調べる時間がなかった。また別の機会に触れてみたいと思う。

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4. その他

あと細かい部分だが、これも以前書いたことで、現行のプライバシーポリシーでは「広告主様」「サイト運営者様」と、「様」がついていたのが少々気になっていた。それが、新しい方では「広告主」「サイト運営者」というように「様」がとれていた。一方で、英語の「You」(二人称)を「お客様」と訳してあり(現行では「ユーザー」となっていた)、Appleなど他のプライバシーポリシーの文章と同様の日本語訳に変更されていた。

また、Googleプロフィールが勝手に作成されてしまい困った話をブログに書いたことがあったが、新しいプライバシーポリシーにはこの点についての記載もあって、


・「共有機能を全てご活用いただく場合は、公開されるGoogleプロフィールを作成したいただくようお願いすることもあります。」


となっている。以前私がこの点について書いたのは「Picasaの写真共有」に関する話題の時だったので、このことも含めて「共有」を行う前にGoogleプロフィールを作成させることを明記した文章なのだろう。

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ということで、今回は久しぶりに結構長い文章になってしまったが、気になっていたことをまとめて書いたので仕方がない。また、こんなに細かく見てどうするのか、という意見もあるかもしれないが、今回書いているように、気になっていた部分がこれだけ変更されているのを見ると、やっぱり新しい方もいろいろ気になって細かく見てしまう。

それに、もしかしたら私が気づいていないことの中に重要な変更もあるかもしれない。まあ、いろいろ言いながらも、結局は新しいプライバシーポリシーを承諾して、Googleを使い続けることになるのだが、3月1日まで時間があるので、もう少しいろいろと調べてみることにしよう。

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