今年の桜は・・・???
今日(2024年3月31日)は、東京は3月では過去最高の気温(28.1度)を記録したが、これまでも、今年は急に暑くなったり寒くなったり、と気温が安定せず、桜もいつ咲いていいのかずいぶん迷ったに違いない。
実際の東京での桜の開花宣言は3月29日で、昨年よりも15日も遅くなったそうだ。ようやく咲いたということで、ここ数日はテレビなどで綺麗に咲いている桜の映像を見ることができるが、実際にはどんな感じなのか気になって先週と今週の桜の様子を写真に撮ってみた。
場所は「日本橋さくら通り」で、日本橋高島屋・丸善の脇の道の桜の木。
まずは、3月24日の写真。1か月前くらいの予想では、すでに開花していてもいいと思われた時期だったが、それから寒い日が続いたせいか、まだまだつぼみが固い感じだった。
そして、今日、3月31日の写真。東京の開花宣言から3日経った段階で、咲き始めといったところ。ところどころで花が咲いていたり、花が開く直前の状況だったり、というところだった。
ただ、そんな中で気になることがあった。というのは、今日急に暑くなったせいか、花が開く前に葉っぱが顔を出してしまっている木がいくつか見られた。
午後の時間はさくら通りがビルの陰になっていて、写真では少々色がわかりにくいが、桜の木が心なしか緑色っぽく見えていた気がする。もしかしたら、今年は満開になる前に「葉桜」になってしまう木も出てくるのかもしれない。
実際、調べてみると、今から17年前の2007年には、記録的な暖冬で、温暖な地域の桜の開花が非常に遅れ、なかでも「八丈島では満開になりませんでした」という記録が残っているそうだ。暖冬で桜の開花に必要な「休眠打破」が行われなかったらしい。
ということで、今年の桜の咲き始めの写真を載せてみた。少し気になるので、他のところも写真に撮って比べてみようかとも思う。
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