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2017年6月

2017年6月19日 (月)

南極にある「血の滝」

 もう1ヶ月以上前の話題になってしまったが、今回は、5月2日にナショナルジェオグラフィック日本版に掲載された「南極を流れる不気味な「血の滝」、謎を解明」という話題を紹介したい。

 記事によると「テイラー氷河から流れ落ちており、その水は氷河の表面に走る亀裂からもふつふつと湧き出している」と書かれていた。なんだか気になるので、少し調べてみると、Wikipediaに「血の滝」という項目があるのが見つかった。

 そこにパブリックドメインの画像もあったので、貼り付けておこう。

Blood_falls_by_peter_rejcek

 実際に見てみると、なんだか異様な光景だ。Wikipediaには、この写真が撮影されたのが2006年と書いてあったが、実際に発見されたのは今から106年も前の1911年で、今回の記事はその原因がようやく解明されたことを伝えるニュースのようだ。

 記事に戻ると、原因としてあげられている部分を抜粋して引用すると、「全体が鉄分の高い塩水で満たされており」「塩水が凍結せずに流れている理由は、塩水の性質から説明できる」「流水に含まれる鉄分が極めて高いために、滝が血のように赤く染まってしまう」ということになるだろうか。

 一言で言うと、凍らずに流れるのは「塩水」が原因で、赤くなるのは「鉄分」が原因、ということのようだ。

 ということで、今回は簡単だが、久しぶりに南極の話題をひとつ紹介した。なんだか、南極には普通に考えるのとは少々異なる現象がたくさんあるみたいで、例えば、今回の話題の関連でwikipediaを見てみると「宇宙生物学と血の滝」なんていう項目もあったりする。

 ここをみると「血の滝での研究は、気温が低く水の氷に閉ざされている場所での生物の生存条件の研究につながる」「火星やエウロパ、その他の氷に覆われた外惑星の衛星といった、比較的寒い場所で生物が存在できる場所の候補を絞るのに有効」などと書かれていた。

 こういったところからどんな発見があるのか想像がつかないが、なんだかいろんなことが研究されているようなので、今後なにか報道されたらまたとりあげてみたい。

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2017年6月14日 (水)

出かけました(2017年6月)

 今月の出かけましたは、ちっと近場にドライブに行った時に撮った写真を紹介しよう。撮ってきたのは、埼玉県の見沼代用水に沿って設けられた「緑のヘルシーロード」の起点と終点の場所。

 まず、起点になるのは、埼玉県行田市。もう少し具体的には、埼玉県と群馬県の県境を流れる利根川のところに遡ったところにある。

P5140061

 利根川はやっぱり広い。そんなところの片隅に、ひっそり「緑のヘルシーロードの起点」の場所があった。

P5140058

 次に、終点になるのは、埼玉県川口市。東京都との境に近いところで、ちょうど埼玉県を南北に縦断するように緑のヘルシーロードは設けられていて、終点の近くに「54km地点」の標識もあった。

P5210069

 で、終点はこんな感じ。

P5210068

 起点と同様、終点もひっそりしているが、別に派手にする必要もないので、これでいいと思う。

 あと、ついでに、この終点からもう少し先にある、埼玉高速鉄道鳩ヶ谷駅とその周辺の写真もあるので、ついでに載せておこう。

P5280074

P5280071

P5280073

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 ということで、今回は近場だが、忙しい合間のちょっと出かける余裕があるときに撮ったものを載せてみた。まあ、しばらくは、こんな感じが続くかもしれないが、毎月少しでゆとりを持てるようにしていきたい。

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2017年6月 9日 (金)

琵琶湖ハス消滅の調査結果

 前回のブログで、多摩川のアユ遡上数が急激に減少したかもしれない、という話を紹介したが、「急になくなった」というと昨年話題になった琵琶湖のハスの話を思い出す。ということで、昨年の「琵琶湖のハスがなくなった」という話がその後どうなったか調べてみることにした。

 調べてみると、つい最近専門家による調査結果などがまとまった、という報道があったことがわかった。YOMIURI ONLINEに載っていた「琵琶湖のハス消滅、生育環境の再生は「不可能」」というタイトルを見ると「不可能」という言葉が気になる。

 具体的に記事を読んでみると、「ハスが好む湖底の泥の層が減って砂地が増加」「底泥のメタンガス濃度が高まった」などが原因で、「従前の生育環境を再生することは不可能」ということらしい。

 ちなみに、昨年の11月にブログで消滅の原因について取り上げた際には「原因は土壌環境の悪化」「40年以上に渡って湖底にハスの葉や茎が積み重なり、土壌内が酸欠になっていた」としていたが、「土壌環境の悪化」「酸欠」という部分が、今回より具体的に「泥の層が減って砂地が増加」「メタンガス濃度が高まった」と原因が突き止められた形になっている。

 その上で「再生は不可能」と言っているのだから、仕方がないというしかない。地元ではハスの再生を願っているだろうと思うがが、記事の最後に「自然生態系に新たなかく乱を生じないよう、大がかりな現状改変は避けるべきだ」とあるように、ここは自然の摂理に任せるしかなさそうだ。

 ただ、別の記事で、京都新聞のサイトにあった「琵琶湖ハス消滅「復元不可能」 専門家報告書、粘土層が消失」の記事を見ると、最後の方に「生育環境のモニタリング調査など試験的な対策の必要性を指摘した」「今回の調査でより詳細なデータを得た市は「ハス再生に向け、関係機関と対策を検討していきたい」としている」など、以前の状態にするのは不可能としても、何らかの形でハスを復活させる努力を続けていく意向があることが書かれていた。

 ということで、今回は琵琶湖ハス消滅に関する話題になった。前回の多摩川アユの話もそうだが、今回のハスも、ある年に急に増えたり、しばらくすると急に減ったり、ということを繰り返すのが自然なのかもしれないので、自然を壊さないようにしながら焦らず気長に再生・復活の努力を続けてもらいたいと思う。

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2017年6月 4日 (日)

平成29年多摩川アユ遡上推定数調査

 ここ数年、6月の最初は、毎年3月から5月まで行われている東京都島しょ農林水産総合センターのアユ遡上調査を調べていたので、例年通り平成29年アユ遡上調査のページを確認してみた。

 確認してみると、ページに示されていた3月16日から5月31日までに定置網に入網したアユの数「85,487」となっていた。この数字だけ見ると「ふーん」と軽く感じるだけかもしれないが、昨年までの数字も見てみると「えっ?今年は何があったのか?」と思うかもしれない。

平成28年入網数「250,193」
平成27年入網数「234,760」
平成26年入網数「292,075」
平成25年入網数「348,081」
平成24年入網数「644,779」

 あまりに急激な減少だからか、昨年は6月1日に公開されていた「調査結果の取りまとめ」が、今年は6月2日(金曜)でもまだ出ていなかった。その上で、とりあえず今年の数字を使って例年通り「入網率:5.4%」で推定遡上数を計算してみると

85,487÷0.054=約158万(昨年: 約463万)

となる。平成20年から平成21年並み、ということだが、ここ数年の中では非常に少ない数になることは間違いない。

 毎日の入網数を見てみると、例年水温が高くなる5月に入ってから数が急増する傾向があったが、今年は水温が高くなってもアユの数があまり増えなかったようだ。

 まだ調査が終わったばかりで原因はよくわからないが、昨年までも、5年前に比べれば減少傾向だったので、今年はそれが顕著に現れた、と見ることはできるかもしれない。

 ということで、今回は毎年見ていた多摩川アユ遡上に関する話にした。減少の原因はすぐにはわからないかもしれないが、これだけ顕著に現れたので、多少時間がかかっても専門家によって原因が深く考察されるかもしれないので、何か報告などができたら、また見てみることにしよう。

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追伸:
6月5日(月曜)に調査のとりまとめが発表されたようです。内容は予想どおりのものでした。

平成29年アユ遡上調査取りまとめ

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