« ブログ報告(2017年5月) | トップページ | 琵琶湖ハス消滅の調査結果 »

2017年6月 4日 (日)

平成29年多摩川アユ遡上推定数調査

 ここ数年、6月の最初は、毎年3月から5月まで行われている東京都島しょ農林水産総合センターのアユ遡上調査を調べていたので、例年通り平成29年アユ遡上調査のページを確認してみた。

 確認してみると、ページに示されていた3月16日から5月31日までに定置網に入網したアユの数「85,487」となっていた。この数字だけ見ると「ふーん」と軽く感じるだけかもしれないが、昨年までの数字も見てみると「えっ?今年は何があったのか?」と思うかもしれない。

平成28年入網数「250,193」
平成27年入網数「234,760」
平成26年入網数「292,075」
平成25年入網数「348,081」
平成24年入網数「644,779」

 あまりに急激な減少だからか、昨年は6月1日に公開されていた「調査結果の取りまとめ」が、今年は6月2日(金曜)でもまだ出ていなかった。その上で、とりあえず今年の数字を使って例年通り「入網率:5.4%」で推定遡上数を計算してみると

85,487÷0.054=約158万(昨年: 約463万)

となる。平成20年から平成21年並み、ということだが、ここ数年の中では非常に少ない数になることは間違いない。

 毎日の入網数を見てみると、例年水温が高くなる5月に入ってから数が急増する傾向があったが、今年は水温が高くなってもアユの数があまり増えなかったようだ。

 まだ調査が終わったばかりで原因はよくわからないが、昨年までも、5年前に比べれば減少傾向だったので、今年はそれが顕著に現れた、と見ることはできるかもしれない。

 ということで、今回は毎年見ていた多摩川アユ遡上に関する話にした。減少の原因はすぐにはわからないかもしれないが、これだけ顕著に現れたので、多少時間がかかっても専門家によって原因が深く考察されるかもしれないので、何か報告などができたら、また見てみることにしよう。

--------

Copyright (c) 2017 ANADA, Koichi. All Rights Reserved.

追伸:
6月5日(月曜)に調査のとりまとめが発表されたようです。内容は予想どおりのものでした。

平成29年アユ遡上調査取りまとめ

« ブログ報告(2017年5月) | トップページ | 琵琶湖ハス消滅の調査結果 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ブログ報告(2017年5月) | トップページ | 琵琶湖ハス消滅の調査結果 »