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2016年6月

2016年6月29日 (水)

ブログ報告(2016年6月)

 何かと忙しない感じで今月があっという間に終わってしまったが、今回は今月のブログ報告。

 まずは、アクセス数から。

Blogaccess1606

PV 595 日平均: 約19
UU 480 日平均: 約12

 先月と比較するとアクセス数(PV)・訪問者数(UU)がほぼ3分の2程度に減ったが、だいたい1月や2月と同水準のアクセスだった。また、これまでと同様、今月も毎日アクセスがあった。毎月、本当に毎日欠かさずアクセスがあるのは本当にありがたいことだと思う。(アクセスしてくださった皆様、ありがとうございます。)

 次はデバイス別の割合。

Blogdevice1606

PC: 40.32%(5月:31.70%)
iOS: 37.82%(5月:45.84%)
Android: 20.84%(5月:22.35%)
ケータイ: 0.50%(5月:0.00%)
その他: 0.50%(5月:0.11%)

 4月、5月と比べてアクセス数も3分の2程度に落ち着いて検索からのアクセスが減ったからか、PCの割合がまた4割に回復した。正直なところ、今月もPCの割合が少なかったら、いよいよPCの時代も終わりに向かっていくのかと心配していたが、アクセス数が1月2月の頃と同程度に落ち着いてきたら、デバイス割合も同じ程度に戻ったので、一安心といったところだろうか。

 次は、ページ別のアクセスランキング。

Blogrank1606

 今月は、「OECD「PISA・デジタル能力調査」の報道」というページのアクセスが急に増えたようで、5位にランクインしていた。

 試しにYahooで「OECD PISA デジタル能力調査」で検索してみたら、さすがにこのページが最初ではなかったが、1ページ目の5番目に現れた。このページは、約半年前の2015年10月3日に載せたもので、OECD が行っている学力調査「PISA」と同時に調査された「デジタル能力調査」の結果と、その報道のされ方について書いたものだ。

 正直なところ、先月と同様、なぜ今月になってこのページのアクセスが増えたのかは定かではないが、デジタル能力と学力との関係について関心を持っている人たちが結構いるのかもしれない。

 ということで、今月のブログ報告を行った。まあ、先月は「変化の兆し」が出てきた感じがしたが、今月は少し落ち着いて、以前と同じようなアクセス傾向のようだった。

 ただ、世の中では、自然災害や経済、国際関係の変化など、様々なことがニュースになっているし、これから今年の下半期は何が起こっても冷静に対処できるようにしていかないといけないかもしれない。

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2016年6月24日 (金)

「球の表面のザラザラさ」の科学

 時間が経つのは早い。あっという間に5日経って、ブログ更新の日になってしまった。まあ、最近疲れや蒸し暑さもあってか、あまりネタになりそうなものをチェックしていなかった。

 ということで、今日は何のネタにしようかと考えてみたが、パッとは思いつかなかったので、ちょっと前に見つけたもので少し難し目な感じだったけど気になったので調べていた話題を紹介してみることにした。

 科学関連ニュースが掲載されている英語のサイト Science Daily に5月31日に載っていた「Calculating the mechanics of a rough sphere」という話題を直訳すると「ザラザラした球面の構造を計算する」となると思うが、この記事の最初に

The scientific community uses spheres for all sorts of things
(科学のコミュニティでは、様々な物事に対して球が利用されている)

と書かれていた。以前、ブログで「球充填で森の構造を掴む(2015年12月2日)」の話をした時には、大小様々な球を森の木々に見立てて森の性質を調べていたりした。

 ただ、記事を読んでみると、森の話とはちょっと違うみたいで、文章には「material science(物質科学)」「surfaces(表面)」とか「cars(車)」「ball bearing(ボールベアリング・鋼鉄の玉)」なんていう単語が出てくるので、多分ここでは鉄か何かの表面の状態などについて考えているようだ。

 物質科学の分野でも、様々な物事について調べるために球が使われていて、その表面がザラザラすぎたりツルツルしすぎない、程よいザラザラさが重要、というような話から、この記事は「表面のザラザラさ」の構造を定式化した研究の話題が書かれていることはなんとなくわかった。

 まあ、大雑把に記事の内容を書いたが、そもそも「球がどんな風に使われているのか」がわからないと、結局何の話か見えてこない。ただ、だからと言って探すためのアテもなかったので、とりあえず「contact area of rough spheres」という、この研究を発表した論文のタイトルを打ち込んで検索してみた。

 すると「Contact mechanics」という Wikipedia のページが出てきた。そこに入ってみたところ、球の使われ方が何となくイメージできる画像を見つけることができた。

Hertz contact animated.gif
By Cgay - Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=5662820

 この図の説明には、「球を押し付けると、contact area(接触面)が増える」と書かれていた。また、日本語のページもあるみたいで、リンクを辿ってみたところ「ヘルツの接触応力」というページが現れた。

 説明には「球面と球面、円柱面と円柱面、任意の曲面と曲面などの弾性接触部分に掛かる応力あるいは圧力のこと」とある。これを見てから、Science Daily の記事を見直すと、確かに「圧力」とか「表面がとんがりすぎているとダメージを与える」「ツルツルしすぎているとくっついてしまう」なんていう感じのことが書いてあって、これは「球を押し付けた時」の現象だと理解すればなんとなく内容がわかるような気がしてきた。

 おそらく、この研究成果は「押し付けた時にダメージを与えたり、くっついてしまったりしない、ほどほどのザラザラさのある球」とは何か、ということを数式を使って表現し、それを実際に計算して「球面のザラザラさの構造」を明らかにした、ということのようだ。

 ということで、今回はちょっと難し目の研究成果のニュースのネタになってしまった。だから何?と言いたくなる人もいるかもしれないし、最初に私が見た時に考えていた感じとはちょっと違う話題になってしまった気もするが、まあ、たまにはこんなネタがあってもいいだろう。

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2016年6月19日 (日)

安全素数

 今日は、年(下2桁)月日「160619」と月日「619」がともに素数の日。さらに言えば、双子素数(160619,160621)、三つ子素数(613,617,619)になっていたりする。これだけ揃っていたら、今日は久しぶりに素数のネタにするべきだろう。

 ということで、今回は今日の日付にまつわる素数の話にしようと思ったが、これまでも結構素数のネタは書いてきたので、新たな話題が見つかるかどうか半信半疑のまま少し調べてみたら、ブログで取り上げたことがない話が見つかった。

 「安全素数safe prime)」という数について聞いたことがあるだろうか。正直なところ、私は今回調べてみて初めて知ったのだが、「p」と「2p+1」がともに素数である時に、大きい「2p+1」の方の数を安全素数と呼ぶそうだ。

 例えば、

p=80309

は素数だが、この時

2p+1=160619

も素数なので、「160619」は、この安全素数になっている。

 また、「p」と「2p+1」がともに素数である時の小さい「p」の方は「ソフィー・ジェルマン素数Sophie Germain prime)」と呼ばれている。

 実は「160619」は、2倍して1を加えた「321239」も素数のため、ソフィー・ジェルマン素数でもある。

 さらに、この3つの素数の列「80309, 160619, 321239」は「第一種カニンガム鎖(Cunningham chain)」と呼ばれているものにもなっている。

 ところで、「安全」という言葉は、実際に暗号理論に由来しているそうだ。

 もう少し詳しく調べてみると、インターネットでよく利用されている「公開鍵暗号」の仕組みが関係しているらしい。例えば、この仕組みを利用している代表的な電子署名方式の中に「素体の乗法群上の離散対数問題」の解決困難性を利用した公開鍵暗号で機密性を保持しているものが多い、というようなことがWikipediaなどに書かれている。

 ただ、与えられた数字に対して、「それから1をひいた数」が(2以外の)小さな素数で割り切れてしまうものだと、離散対数問題と呼ばれる問題を比較的容易に解決できる方法(Pohlig–Hellman algorithm)があるらしく、そういった数字を暗号として使うことは非常に危険となる。

 一方、「p」を比較的大きな素数でかつ「2p+1」も素数の時、この安全素数「2p+1」を使えば、1を引いた「2p」は2以外では「比較的大きな素数 p」でしか割り切れないため、離散対数問題と呼ばれる問題を解くのは非常に困難らしい。

 要するに、大きな「安全素数」を使えば第三者が問題を解決して機密を得ることが非常に困難(実質的に無理)なため署名の機密性が保持されるから「安全」ということのようだ。

 ということで、今回は「安全素数」の話題になった。なんだか、今日の年月日の数字がとっても役にたつ素数と関係している、というのはなんとなく気分がいい。また素数の日に色々ネタが見つかれば、ブログで紹介しようと思う。

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2016年6月14日 (火)

出かけました(2016年6月)

 今月の「出かけました」、ちょっと遠出してドライブした時に撮った写真から。

 まずは、愛知県で今年開通した新東名高速のところにある「岡崎SA」。上り線・下り線共通の建物だが、上り線からと下り線からとで入り口の外観が異なっている。

P3052086

P3052090

 ここでは、ほうれんそうソフトクリームと味噌煮込みうどんを食べてきた。

Ice_1603

P3052089

 次は、滋賀県にある道の駅「あいとうマーガレットステーション」。ここは、毎日手作りジェラートが楽しめるところで人気があるそうだ。

P6122219

P6122222

Ice_1606

 写真を撮り時はジェラートがちょっと溶けてしまってる感じだが、しぼりたて牛乳、メロン、ラベンダーの3種類のジェラートをセットにしてみたもので、とっても美味しかった。

 もう一つは、琵琶湖にある「水生植物公園みずの森」というところで、いろいろな種類のハスの花など水辺の植物を集めた珍しい公園。

P6122223

P6122224

P6122225

P6122233

 ということで、今回はドライブで遠出をした時に撮った写真を紹介してみた。最近忙しくて、少々出かける機会が減ってきているが、どこにもいかないのはつまらないし、毎月1回ブログで紹介できる程度に出かけられるゆとりをとりたいものだ。

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2016年6月 9日 (木)

新元素の名称発表

 今年の元旦のブログで「元素の命名権」を日本の研究グループが獲得した話を載せたが、昨日、新しい元素の名前が発表されたので、早速ブログで紹介したい。

 日本では、日本の研究グループが命名した元素だけが話題になっているが、実はそれ以外にもあり、昨日The International Union of Pure and Applied Chemistryのサイトで発表されたのは、元素番号 113, 115, 117, 118 の合計4つの元素の新名称。

 そのうち、日本の研究グループが命名したのは 113 番の元素で、すでに広く報道されていると思うが「ニホニウム(nihonium)」という名前で元素記号は「Nh」となるそうだ。ただ、まだ正式決定ではなく、正式決定は11月まで待つ必要があるらしい。

 ところで、他の3つの新名称も次のように発表された。

115番・Moscovium・記号 Mc
117番・tennessine・記号 Ts
118番・Oganesson・記号 Og

 日本ではあまり報道されていないからか、日本のカタカナでなんて書けばいいのまだかわからないが、115番と117番は、ともに命名権を得たグループの研究所があるロシアのモスクワ州やアメリカのテネシー州にちなんだ名前で、やっぱり地名にちなんだ名称が無難な感じだろう。

 一方、118番は地名ではなく「ユーリイ・オガネシアン(Yuri Oganessian)」という研究者にちなんだ名称らしい。この元素を命名したのは、なんと115番と同じ研究所のグループ。115番は地名にちなんでしまったので、こっちは違う名称にしたのだろう。

 この研究グループのリーダーがオガネシアンで、様々な元素の発見・構成の成果に対する貢献している。この名称が正式に決定されれば、グレン・シーボーグというアメリカの研究者にちなんで命名された、元素番号106の「シーボーギウム(seaborgium・記号 Sg)」以来、史上2人目の「生前に元素に名付けられた人物」となるそうだ。

 ということで、今回は新元素の命名に関するニュースを紹介した。まあ、無難な名称に落ち着いた感じではあるが、どれもいい名前だと思う。名前がつかずに残されている元素は減ってきているが、もっといろいろな名称ができる可能性にも期待したい。

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2016年6月 4日 (土)

平成28年多摩川アユ遡上推定数調査

 毎年3月から5月まで行われている東京都島しょ農林水産総合センターのアユ遡上調査について、いつもこの時期にブログで取り上げてきたので、今年も早速調査報告が行われるサイトを確認してみたところ、今年は昨年よりもさらに迅速、調査が終わった次の日の6月1日に調査結果の取りまとめが公開されていた。

 昨年、急に迅速にまとめられるようになったが、それでも公開されたのは6月3日だったので、今年はこれまでで最速の公開となった。

 と言っても、内容は昨年までとほぼ同様の形式だから、数さえ確定すればすぐに報告できるとこれまでも思っていたので、やっとすぐに調査結果をまとめるようになった、といった方がいいかもしれないが。

 そんなことはともかく、今年は実際に網にかかったアユの数は「250,193」(昨年は 234,760)で、入網率は昨年までと同様に「5.4%」として計算され、

250,193尾÷0.054=約463万尾(昨年: 約435万尾)

という結果になった。昨年とほぼ同水準と言っていいと思う。

 また、実際の調査では、昨年よりアユの大きさも調べるようになっていたが、今年も平成28年アユ遡上調査のページの表の備考欄にも、昨年同様アユの大きさが書かれていた。

 東京都の調査結果の取りまとめのページにはこの点は今年も触れられていなかったが、せっかくデータがあるので、昨年の同時期のものを比べてみよう。

3月27日:全長4.8~9.3cm(5.8~10.2)
4月7日:全長5.1~9.6cm(5.8~8.9)
4月16日:全長5.2~8.9cm(5.4~8.8)
4月27日:全長4.5~7.5cm(4.3~6.7)
5月7日:全長4.1~6.0cm(4.2~6.3)
5月16日:全長3.8~5.9cm(3.6~6.1)
5月26日:全長3.9~5.4cm(4.3~6.0)

 そんなに変わらないようにも見えるが、特に最初の3月27日と、最後の5月26日のところはを見ると、去年より今年の方がさらに小さくなっている感じに見えるし、今年は10cmを超える時がなかったことも気になるところだ。

 ということで、今回は毎年この時期にとり上げている、多摩川のアユの遡上推定数について書いてみた。アユの大きさの調査については、今のところ単に数値が書かれているだけで、詳細な考察がないが、そのうち専門家などにより調査結果がまとめられるかもしれないので、もしまとめられたものが公開されたら、それもブログで紹介したい。

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