« 2014年11月 | トップページ | 2015年1月 »

2014年12月

2014年12月27日 (土)

今年1年のブログ報告(2014年)

 今年も残すところあと5日。今年の4月から5日毎の更新にしてきたから、今日は今年最後の更新となる。毎月ブログ報告を行ってきたが、今回は今年最後ということで、今年の1月1日から昨日(12月26日)までの360日間のアクセス状況を月ごとに見てみたい。

Blogaccess2014

 360日間トータルのアクセス数(PV)、訪問者数(UU)とそれぞれの日平均・月平均は次のようになった。

PV 10376 日平均: 約28・月平均: 約865
UU 5689 日平均: 約16・月平均: 約474

 毎月、1日あたりのアクセス数などをブログに載せてきたが、年間を通して1日あたりが一番多かった日は7月7日の155。少なかったのは、8月17日と8月22日の2。夏休みの時期は更新もお休みしていたし少ないのは仕方がないとしても、それでも年間を通して毎日アクセスがあった。(アクセスしてくださった皆様、ありがとうございます。)

 次に、デバイス別のアクセス。

Blogdevice2014

PC: 45.21%
iOS: 33.87%
Android: 18.44%
ケータイ: 1.76%
その他: 0.72%

 今年の後半に入って、iOSの割合が多くはなってきたが、前半はPCが多かったこともあり、割合のトップはPCからのアクセスだった。ただ、来年以降は、スマホやタブレットからのアクセス割合がもっと増えるかもしれない。

 もうひとつは、ページ別のランキング。

Blogrank2014

 1位にあるトップページのアクセスが多いのは当然だと思うが、3桁のアクセスがあったページが10もあった。

 その中で、最も多かったのは、何度かブログ報告でもアクセスが多いページとして取り上げた『「進級」「進学」の意味』で、656だから、月平均で約55件もアクセスがあった。

 あと、折り紙関係のページのアクセスが多い。具体的には

『折り紙・作図など』:308
『変形折り鶴』:264
『Sonobe module(そのべ式ユニット折り紙)』:247
『立体折り紙「その1」』:170
『立体折り紙「その2」』:163

 3桁のアクセスがあった10個のうち、5個が折り紙関係のもので、合計すると1152だから、4桁を超える。年間を通した全アクセス数が10376だから、何とその1割以上が折り紙関係だったことになる。

 あんまり折り紙の話は載せていなかったような気もするが、来年はもう少し折り紙に関するネタを増やした方がいいかもしれない。

 あと、3桁以上アクセスがあったのは全て1年以上前に書いたもので、今年書いたネタは残念ながらランクインしていなかった。

 まあ、そもそも私自身が今年書いているネタは、ニュースの中でも扱いが非常に小さかったり、日本では報道されないような科学や数学のネタも多かったから、こんなものなのだろう。ただ、これにめげずに、来年も小さな扱いのネタも見つけて書いていきたい。

 ということで、今回は今年1年間のブログ報告を簡単にしてみた。来年も5日ごとの更新で同じような感じでブログを続けて行きたい。

(今年1年、ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。皆様、良いお年をお迎えください。)

--------

Copyright (c) 2014 ANADA, Koichi. All Rights Reserved.

| コメント (0)

2014年12月22日 (月)

日本を創るあなたを応援?

 いろいろなところで、常識にとらわれない発想をのばそう、などと言われているが、そんな中、先週の12月19日の新聞に「異能べーション:五感使いPC操作など…10人総務省選出」というニュースが載っていた。

 総務省というから、国で選んだ、ということになるのだろうか。記事を見ると『総務省は19日、奇想天外な発想で情報通信分野の課題に挑戦する人を募る新事業「異能(いのう)べーション」(通称「変な人」プロジェクト)で、大学の研究員や主婦ら10人を選んだと発表した』と書いたあった。

 何だか気になったので、少し調べてみると、「異能(Inno)vation|独創的な人特別枠」というサイトがあるのがわかった。

 このページを開くと、一番上に「総務省がこれからの日本を創るあなたを応援します」「今、日本は、失敗を恐れず探求する、大いなる可能性があるICT技術課題への挑戦者・異能(Inno)な人を捜しています」と書いてあった。

 で、実際に採択された研究テーマには、次のようなものがあった。

「細胞画像認識を利用した薬効分析支援」
「コンピューテーショナルフィールドを用いたヒューマンインターフェースの実現」
「車とアプリをつなげるプラットフォームとなる製品」
「「サイエンスを、正しく、楽しく。」でサイエンス、特に医療の世界を良くしたいです。」
「かたちを変える空間の構成技術に関する研究」
「耳飾り型コンピュータ」
「ヒト型ロボットに眼力(めぢから)を与えるための研究」
「視覚ジャックシステム」
「PROJECT AFTER LIFE」
「全自動お絵描きプログラム」

 確かに、いろんな研究課題がある。個人的に気になったものは、例えば「ヒト型ロボットに眼力(めぢから)を与えるための研究」や「視覚ジャックシステム」あたりの、眼に関する話あたりだろうか。

「ヒト型ロボット」の方は、ロボットにおける視線表現の研究で、『違和感の払拭、および、より人間らしい印象的な視線表現力の獲得を目指す』と書かれていた。

 こうやって見ると、何となく普通な感じの研究課題の気がしてしまうが、現実にはリアルな感じに見えるヒト型ロボットでも、視線を表現するのは難しく、常識とは違う何らかの発想が必要、ということでの採択になったのだろう。

「視覚ジャックシステム」の方も、『「ネットワークを介した遠隔操作」と「視覚体験の提供」を誰でも簡単にできるようにし、新しいコミュニケーションの形を創出』という部分だけ読むと、普通な感じに思えるが、例えば、自分の眼が右に動いたら、コンピュータに繋がっている遠く離れたカメラの向きが変わって、コンピュータ上であたかも視線が動いたように画面が動く、なんていうのは、とっても難しそうだ。

 ということで、今回は「異能(いのう)べーション」という総務省のプロジェクトを紹介した。例えばSTAP細胞のように、できるかどうかわからないものが「できた」なんていう話になると怪しい感じがしてしまうが、総務省のサイトに『奇想天外でアンビシャスな技術課題に挑戦する個人』『ゴールへの道筋が明確になる価値ある失敗に挑戦することを恐れない者』を選んだ、とあるので、成功・失敗に関わらず、研究の成果が何かの発展につながればいいと思う。

--------

Copyright (c) 2014 ANADA, Koichi. All Rights Reserved.

| コメント (0)

2014年12月17日 (水)

ロボットが飛行機に初搭乗

 昨日、毎日新聞のサイトに「米ロボットが「初フライト」、一般客と同様に搭乗券も購入」という記事が載っていた。

 記事によると「米ロサンゼルスの空港で15日、人間の形をしたロボット「アテナ」がドイツ行きのフライトに搭乗した。一般客と同じようにチケットを購入して旅客機に乗ったロボットは世界で初めて」と書かれていた。

 このロボットはアメリカで製造されたものだが、何故ドイツへ行くのかというと、「ドイツのマックスプランク協会が購入」したから、ということのようだ。また、研究者らは「飛行機に乗っているロボットを見て人間がどう反応するかを見たかった」「チケットを購入する方が(箱での輸送より)安かった」と語っているらしい。

 ロサンゼルスからドイツ行きの飛行機チケットも結構な値段がすると思うが、それよりも箱で輸送する方が高いというのが本当かどうかわからない。大きすぎるとか重すぎるとかで追加料金がたくさんとられるのだろうか。

 何だか気になったので、新聞記事の元ネタになっているロイター通信の「Robot flies to Germany as airline passenger from Los Angeles」という記事も確認してみることにした。

 こっちの英語の記事には、もう少し詳しい内容が書かれていた。例えば、

「Television crews swarmed, camera flashes went off and people aimed their cell-phone cameras at her」

なんて文章があった。

 直訳すると「テレビのクルーが群がり、カメラフラッシュが光り、人々が携帯のカメラを彼女に向けていた」となるだろうか。「her=彼女」というのが、このロボットを指していることから、今回飛行機に搭乗したロボット「アテナ」は女性として扱われていることがわかった。

 また、

「… are trying to make her perform tasks too dangerous for humans, such as cleanup after the nuclear disaster at Fukushima, Japan」

ということも書かれていた。直訳すると「…(日本の)福島原発の事故後の片付けのような人間にとってあまりに危険すぎる任務を(her(彼女)=このロボットに)行わせることを試みている」となるだろうか。

 本当に福島原発で活躍するかどうかはわからないし、そもそも、このロボットの性能がどの程度なのかも不明だが、少なくとも今回のニュースは購入したドイツのマックスプランク協会にとっては、いい宣伝になっているかもしれない。

 実際、普通に箱で輸送したらニュースにはならなかっただろうから、宣伝のためのかかる広告費と比べると、飛行機のチケット代はかなりお得、という意味も「チケットを購入する方が(箱での輸送より)安かった」という言葉に隠されている可能性がある。

 ということで、今回は「ロボットが飛行機に初搭乗」というニュースを紹介してみた。ロボットの話題は、ブログでたまにとりあげるが、今のところ話題先行、という感じがする。

 ただ、何十年か後になると、本当にロボットが自力で乗り物に乗って旅行する日がくるかもしれない。本当にそうなったときに世の中がどうなっているのか、想像もつかないが、少なくとも平和な世の中であることを願いたい。

--------

Copyright (c) 2014 ANADA, Koichi. All RIghts Reserved.

| コメント (0)

2014年12月12日 (金)

折り紙を使う研究

 今週は何かと忙しかったこともあり、今回のネタも前回と同じ英語サイト「Science Daily」の数学の話題から探してみた。

 すると、ちょうど「computer & math(コンピュータ & 数学)」の項目のところの最初に「Basic rules for construction with a type of origami」という記事があった。

 タイトルの最後の「origami=折り紙」という単語が気になる。ちなみに、日本の折り紙は英語でも「origami」という。

 何で折り紙の話がこんなところに、という人がいるかもしれないが、折り紙の技術は、結構いろんなところで使われている。有名なところだと、例えば「ミウラ折り」という紙の折り方の技術は、人工衛星のソーラーパネルなどを折り畳んだり広げたりするのに便利な折り方として知られている。

Miura-ori.gif
"Miura-ori" by MetaNest - 投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.

 次に、タイトル自体を直訳すると「折り紙の一種を使った組み立てのための基本的な規則」となるだろうか。何のことか、これだけだとよくわからないが、記事を見ると(英語で)次のように書かれていた。

In a new study, the researchers lay out the rules for folding and cutting a hexagonal lattice into a wide variety of useful three-dimensional shapes.

 「hexagonal lattice」とは、直訳すると「六角形格子」。wikimedia commonsにあるパブリックドメインの画像を貼り付けておくが、次のように六角形のタイルで敷き詰めてできるパターンのことである。

320pxtile_63svg

 で、この英文を直訳すると、「最新の研究で、研究者が、六角形の格子を折ったり切ったりしながら、様々な用途に利用できる3次元(立体)の形を作るための規則を作った(レイアウトした)」となるだろうか。

 普通、折り紙と言えば、紙を自由に折って様々な形を作るのだが、この研究では、堅いパネルのように自由に折り曲げたりすることが出来ないものに六角形にそった折り目や切れ目をつけるだけで様々な形を作ろう、ということのようだ。

 当然だが、堅いものを紙のように自由に折ることはできないが、とりあえず六角形にそって折ったり切ったりするだけで普通の折り紙に近いような形でいろんなものが出来る、というのはなかなか面白そうだ。

 ということで、今回も簡単だが、ScienceDailyのサイトからネタを探してみた。この記事は、昨日(12月11日)に載った記事で、今日読んだばかりだったので少々中途半端な感じの紹介になってしまったが、面白そうな話なので、もう少し具体的に、どうやって折るのか、などについて調べてみたいと思う。

--------

Copyright (c) 2014 ANADA, Koichi. All Rights Reserved.

| コメント (0)

2014年12月 7日 (日)

魚の泳ぎを数学で予測

 今回は何のネタにしようかと思って、とりあえず、英語のサイト「Science Daily」の数学の話題を覗いてみた。

 とりあえず、気になる話題がいくつかあったが、今回はその中から11月12日掲載の「Stock market models help researchers predict animal behavior」という話題を簡単に紹介したいと思う。

 この記事のタイトルを直訳すると「証券市場のモデルが研究者が動物の振舞を予測するを助ける」となるだろうか。タイトルだけ見ても、何のことだかよくわからないが、記事を見てみると、ゼブラフィッシュ(Zebrafish)の写真が最初にあった。

 ゼブラフィッシュは、wikipediaを見ると「インド原産の体長5cmほどの小型の魚」「成体の体表に紺色の縦じまをもつことから、シマウマにみたててこの名がある」と書いてあった。

 で、記事の内容だが、大雑把に書くと、「証券市場のモデルを記述する数学的な式を使うと、ゼブラフィッシュが前を向いて泳いでいたかと思うと、急にターンして後ろへ泳ぎはじめたりする泳ぎの振舞をシミュレートできるようだ」という感じのことが書いてあった。

 もし、ゼブラフィッシュの泳ぎの振舞を観察しようと思うと、かなり多くの個体を、時間をかけて、かつ環境を整えて観察しなければならないなど、結構大変な作業が必要だが、数学的な式を使ってシミュレーション出来るとなると、研究者も時間も手間もそれほどかけずに、泳ぎの振舞が予測出来る、というのがいいところだ。

 また、ゼブラフィッシュの泳ぎと同じ特徴をもった振舞をする動物なら、当然同じような形でシミュレーションできるだろう。数学を使うことによるメリットは、特定のものや生き物に限らず、同じ特徴を持っていれば、同じように適用出来る、という点だ。

 ということで、簡単だが今回は数学の話題をひとつ紹介してみた。正直に書くと、今回は更新日の夕方になってから、ブログの文章を書いてので、簡単な紹介だけになってしまった。

 もう12月になって、何かと忙しいことがあるのだが、それでも5日ごとの更新は続けていこうと思っている。(よろしくお願いします。)

--------

Copyright (c) 2014 ANADA, Koichi. All Rights Reserved.

| コメント (0)

2014年12月 2日 (火)

ハゲタカの進化

 早いもので、もう12月になってしまった。師走はいろいろ忙しかったりするが、今回もいつものように科学系のニュースからネタを探してみた。

 そんな中で、先週の11月26の記事で「死肉食べても食中毒にならないコンドルの謎、国際チームが解明」というのが気になった。

 読んでみると、コンドルというか「ハゲタカ」のことらしい。「ハゲタカ」は、死んだ動物の肉を食べても大丈夫、というイメージがある気がするが、確かに、そんなものを食べても食中毒にならずに生きていられる、というのは不思議だ。

 それが動物界の長年の謎だったそうだが、記事によると「(その)長年の謎を解明したとする研究論文が25日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)で発表された」と書かれていた。

 具体的には、ハゲタカの内蔵は普通の動物と少々違うところがあるようで、「数百万年に及ぶ進化で磨き抜かれたコンドルの消化管は、のみ込んだ有害な細菌の大半を殺し、残った細菌と問題なく共存することができる」と説明されている。

 実際、デンマークと米国の科学者チームが研究のため調査したところ、「顔の皮膚から採取したサンプルは、528種類もの多種多様な細菌が存在することを示した一方、腸内には76種しか生存していないことが分かった」そうだ。

 要するに、死んだ動物の肉を食べるときは、たくさんいる肉の有害な細菌が顔に付着して、それが口から体内に入るのだが、腸にたどり着くまでに、その多くが死滅してしまう、ということにようだ。

 「数百万年に及ぶ進化で磨き抜かれた消化管」というのが、どれだけ凄いことなのかわからない。実際、何故多くの細菌が死滅してしまうか、というところまではわかっていないようだ。

 さらに、もっと凄いのは、有害な細菌が全部死滅する訳ではなく、一部は腸内に残っている、という点だ。「ハゲタカ」は、進化で磨き抜かれた消化管ですら死滅しない強力な細菌と共存できるらしい。

 実際、記事の最後に「他の動物を死に至らしめると思われる細菌種が、コンドルの腸管下部で活発に活動しているようだ」と書かれていたが、この理由については特に触れられていなかった。多分、理由についてはまだわかっていないのだろう。本当に「ハゲタカ」は不思議な動物のようだ。

 ということで、今回は「ハゲタカ」の不思議な特性に関する記事を紹介した。こういう進化がいいかどうかは別として、生きていくために環境に適応する能力が数百万年に及ぶ進化によって身につく、というのは本当に興味深い。

--------

Copyright (c) 2014 ANADA, Koichi. All Rights Reserved.

| コメント (0)

« 2014年11月 | トップページ | 2015年1月 »