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2014年9月

2014年9月28日 (日)

ブログ報告(2014年9月)

 今回は、ほぼ毎月一度やっているブログ報告をしたい。ここ1ヶ月ほどは、ブログのネタは悪くなかったと思うが、何かと忙しく文章を書く時間があまり取れなかった。

 そのため、それぞれのネタについてあまり深く考えたりすることができず、科学や教育関連のニュースを簡単に紹介する感じになってしまったような気がする。

 それでも、最近の新しい科学研究のニュースとかも紹介できたので、悪くはないだろうか。時間がないときでも、比較的小さな扱いのニュースの中で興味が持てそうなものを出来るだけ多く紹介できるといいと思う。

 では、いつもと同様に、まずはアクセス状況から。

Blogaccess1409

PV 962 日平均: 約27
UU 600 日平均: 約17

 6月から7月の報告のときは、PV日平均:約26、UU日平均:訳12だから、PVは6月から7月とほぼ同様で、UUは少々増えている。

 次に、デバイス毎のアクセスを見てみる。

Blogdevice1409

PC: 45.32%(6月から7月:30.24%)
iOS: 35.86%(6月から7月:44.00%)
Android: 15.90%(6月から7月:20.96%)
ケータイ: 2.62%(6月から7月:3.84%)
その他: 0.31%(6月から7月:0.96%)

 PCの割合が増えている。こういうときは、これまでのパターンだと検索サイトからのアクセスが増えている可能性が高い。

 実際、アクセスランキングを見てみると、

Rank1409

 ユニット折り紙の「Sonobe module(そのべ式ユニット折り紙)」や2年半前に書いた「「進級」「進学」の意味」が上位に来ているため、やはり検索サイトからのアクセスが多かった、ということだと思う。

 とうことで、気になって今さっき、Yahoo Japanで検索してみたら、「そのべユニット」の検索語で、このブログが10番目(1ページ目の最後)に、「進学 進級」でこのブログが2番目(1ページ目の上から2番目)に現れた。

 9月は2学期の最初、ということで、あらためて進学や進級に関する検索が増えたのかもしれないが、実際には、個人的なブログなので進学や進級に関する情報は載せていないので、今後こういう検索で上位に来るページに何らかの情報を加えたりしながらブログの内容を充実されるのも、もしかしたら悪くないかもしれない。

 ということで、今回は簡単だが、ここ1ヶ月のブログのアクセス状況の報告をした。最近は時間があまり取れないのが難点だが、今後のこのブログについて少し考えてみたい。

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2014年9月23日 (火)

チーターロボット

 ブログのネタを探すために、久しぶりに英文誌TIMEを見ていたら、2014年9月29日号の最初「Briefing」に次のような記事を見つけた。

10 m.p.h.
The speed (16km/h) of a robotic cheetah built by MIT, which can bound unaided until it reaches a full gallop.

 直訳すると「MITによって作られた、独力で目一杯ギャロップするまで走ることが出来るチーターロポットのスピード : 10 m.p.h. = 16km/h」となるだろうか。

 チーターのように飛び跳ねる感じで走る4足歩行のロボットを作った、ということだろうか。何だかよくわからないが気になったので少し調べてみることにした。

 まず、日本語で検索してみると、WIREDの中に「MITが公開した、キャンパスを疾走するチーター型ロボット」という記事があるのがわかった。

 その記事には「マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは9月15日(米国時間)、4足走行ロボット「cheetah」が大学のキャンパスを疾走する動画を公開した」と書かれていた。

 動画を見ると、チーターのように俊敏とはとても言えないが、確かに4足で走っているようだ。YouTubeに動画が公開されていたので、このブログにも貼り付けておこう。

 この動画を見てからよくよく考えてみたら、スピードが 16km/h というのは、普通のチーターと比べると遥かに遅い。(wikipediaによると最高時速は100キロメートルを超えると言われているそうだ)

 なぜ、このロボットをチーターと呼んでいるかはわからないが、おそらく作成した人たちは、本物のチーターと同じ程度に走るロボットを夢見て作っているのだろう。

 ということで、今回は簡単だが、気になったロボットチーターのことをちょっとだけ調べてみた。本当はもう少し詳しく調べられたらいいのだが、忙しく更新日のギリギリに文章を書くことになってしまったため、今回はここまでにしたい。

 チーター ロボットが時速100kmを超えるのは、まだ当分先のような気がするが、夢を追いかけながら研究にいそしんでいるのは羨ましくも思う。

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2014年9月18日 (木)

算数教育と言語

 先週、「英語は算数に不向き」という日経新聞のサイトにある記事を見つけた。

 何でも、例えば「1から10まで」の単語の他、英語では「11」を「eleven」という別の単語を使っていたり、「17」の英語「seventeen」は(先にsevenを発音するため)子どもたちが「71」と取り違えやすい、ということなど、英語特有の言い回しが算数に不向きだ、という話のようだ。

 何だか気になる話だったので、少し調べてみることにした。元ネタは、アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルの「The Best Language for Math」という記事のようだ。

 そこを読むと、特に、日本語、中国語、韓国語、トルコ語などのアジアの言語と比べて、英語は数を表す単語(数詞)や言い回しが子どもにとって複雑すぎる、といった話などを含め、確かに日経新聞のサイトにあった内容が書かれていた。

 また、元ネタのウォール・ストリート・ジャーナルの記事には、もう少し具体的に「それによって、何が問題になるのか」という点についても書かれていた。

When doing multi-digit addition and subtraction, children working with English number names have a harder time understanding that two-digit numbers are made up of tens and ones, ...

 訳すと『2桁以上の足し算や引き算をするとき、英語の数詞を使う子どもたちは(特に11から20までは1つの単語で表されるため)「2桁の数は10の位と1の位から出来ている」ということを理解するのに時間がかかる』という感じだろうか。

 例えば、「11+2」を計算するとき、日本語で「じゅういち たす に」ときたら、「いち」と「に」を足して「さん」で、(位上がりがないため)「じゅう」はそのままだから「じゅうさん(13)」と、言葉で説明するだけで理屈も素直に理解できそうだ。

 実際、子どもたちは最初に「数詞を順番通りに言って覚える」ことを行って、その後に足し算や引き算を教わることになるので、「先生から言葉で説明される → 子どもたちが覚えた数詞を使って理解する」ということが日本語では自然に出来そうな気がする。

 一方、英語で「eleven plus two」と言われたらどうだろう。英語で言われたら、「eleven」が2桁の数字(11)かどうかとか、(2桁の数字だとわかったとしても)1の位が「1(one)」かどうかなんて覚えていないとわからないし、しかも、答えの「13」も別な単語の「thirteen」だ。

 言葉と理屈がリンクしていないから、子どもたちが数詞を順番通りに言って覚えたとしても、「2桁の数」とか「10の位と1の位」といった概念を別に覚えなければ、2桁の足し算を理解するのは難しそうだ。

 ただ、この現状をほったらかしている訳でもないようで、元ネタのウォール・ストリート・ジャーナルの記事の最後の方には「The make-a-ten method」という言葉が現れる。

 「10ずつ(の束)をひとまとめにして考える方法」ということを表す言葉のようだが、日本語のように数詞を覚える段階で自然に身に付けることができないため、こうした概念を別に教えるために使われる言葉のようだ。

 数えるときは別々の単語で覚え、計算をするときには「The make-a-ten method(10ずつひとまとめ)」を使え、という感じで、英語では「数の単語(数詞)」と「数の概念」を別々に教えることになるのだろう。

 ということで、今回は、英語と算数の関係に関する新聞記事を紹介した。実際にアメリカなどと比べて日本など東アジアの国々の方が子どもたちの算数の能力が平均して高い、ということも事実のようだし、確かに、ここに書かれていることは正しいと思う。

 しかし、「数の単語」と「数の概念」を別々に理解することも重要で、そういう教育が日本の算数教育に欠けている、という見方も出来るような気もする。

 そんなことを考えながら、今回はここまでにしよう。もう少し時間があるときに、またこの話についていろいろ考えてみるのも悪くなさそうだ。

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2014年9月13日 (土)

国立天文台からの研究成果

 最近のニュースの中でブログのネタにしたいものがいくつかあったが、今回はその中で宇宙に関する国立天文台からの研究成果を2つほど紹介しようと思う。

(1)
1つ目は「天の川銀河の星の元素組成で探る宇宙初代の巨大質量星の痕跡」という、8月21日にすばる望遠鏡のサイトに載った話題で、「宇宙初期における巨大質量星の進化と元素合成について手がかりを得る上で、新たな知見をもたらしそうです」と書かれていた。

 研究代表者の青木和光さん(国立天文台准教授)が丁寧に解説している動画があったので、それを貼付けておくことにする。

(2)
もう一つは「宇宙の生命素材物質の形成過程を解明:他のにも生命が存在する期待が高まる」という、今週の9月10日に国立天文台野辺山のサイトに載った話題で、「生命に必須なアミノ酸であるグリシンの前段階物質と考えられるメチルアミンを、国立天文台野辺山観測所の45m大型電波望遠鏡によって複数の星形成領域において検出することに成功しました」と書かれていた。

 初めに紹介した方は、星の形成や進化を知るために重要なものなのに対して、こちらの方は生命素材物質の形成や進化を知るために重要なものになるようだ。

 こっちの方の研究を紹介する動画は見つからなかったが、野辺山観測所のを紹介する動画の中に、いろいろな研究の紹介があったので、ついでに貼付けておこう。

 この動画の後半の方で、観測された電波から、宇宙空間に広がっている物質やガスなどの検出を行うことによって、宇宙の形成や構造に関する様々な研究を行っていることが紹介されている。

 ということで、今回は簡単だが、日本の国立天文台による最近の研究成果に関するニュースを2つほど紹介した。ついでに貼付けた動画も、当然だが日本語なのでわかりやすい。

 宇宙のニュースというと、何となくアメリカのNASAとかからの話が多い印象だが、日本の国立天文台も頑張っているようだ。これからも、いろいろな研究成果を期待したい。

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2014年9月 8日 (月)

バックビルディング現象

 先月は、全国的に異常な集中豪雨が多発した。中でも広島は、集中豪雨に伴う土砂災害で多大な被害が出た。

 毎年夏に集中豪雨・ゲリラ豪雨が本当に増えた印象だが、このブログをさかのぼってみても、ちょうど今から1年前の2013年9月5日のブログは「豪雨・雷雨への備え」という内容の文章を書いていた。

 ところで、今年広島で起きた集中豪雨は、毎日新聞の記事には「同じ場所で次々と積乱雲が発生し、豪雨が集中する「バックビルディング現象」が起きた可能性が高いとみている」と書かれていた。

 同じ記事には、バックビルディング現象について「湿った空気が入り込んで積乱雲が作られ、同じ方向に風が吹いて次々と直線上に並ぶと、局所的な豪雨をもたらす。風上の積乱雲が建ち並ぶビルのように見えることから、バックビルディング現象と呼ばれる」と説明されている。

 何でも、去年の秋田、一昨年の九州北部の集中豪雨も、同じ「バックビルディング現象」が原因だと考えられているそうで、「現在の技術ではバックビルディングが起きる場所や時間を予測するのは困難」ということも書かれていた。

 もう少しwikipediaで調べてみると「集中豪雨・マルチセルとスーパーセル」の中に説明されていた。

 英語のWikipediaにも「Back-building_thunderstorm」という項目がある。そこを見ると、英語では、この現象のことを「training thunderstorm」とも呼ばれているそうだ。「train=列車のように連なって積乱雲が発生して雷雨をもたらす」ということを表しているようだ。

 また、そこには「capable of often causing flash flooding=しばしば鉄砲水を引き起こす可能性がある」とも書かれているて、そのときの土砂の割合が多い場合「土石流」と呼ばれるようになる。先月の広島で起こったことを思い出してみると、ここに説明されていた通りだったような気がする。

 また、あわせて英語wikipediaのtraining thunderstormの項目には、パブリックドメインの画像があったので、それを貼り付けておくが、この画像の赤くなっている積乱雲の発生の状況も先月の広島のと似ている感じだ。

Training_echos

 ということで、今回は、広島の災害の直接的な原因と考えられる「バックビルディング現象」について調べてみた。ちなみに、まだ行方不明者の捜索が続いているが、wikipediaには、すでに「広島土砂災害」の項目が作られていて、英語版にも「2014 Hiroshima landslides」で今回の災害が紹介されている。

 まだ、行方不明者の捜索や復旧作業が続いているが、今後さらに原因や対策に関する研究が進んで、今後に役に立てばと思う。

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2014年9月 3日 (水)

平成26年学力テスト結果公表

 平成26年全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果が先週の8月25日に公表された。

 新聞各紙は、各都道府県の平均点がどうだったか、という話を大きく伝えているが、ここではそんなことよりも、4月26日に「平成26年全国学力テスト」で書いて気になっていた、算数Bの最初の問題の結果を見てみたい。

 今年の学力テストの結果の報告書は国立教育政策研究所のサイトに公表されているが、その中の「【小学校】算数」に具体的な分析が書かれている。

 ちなみに、今年の算数Bの最初の問題は、4月にブログにも書いたが、かけ算の計算練習をしている中で「比例」の法則に気がつく、という話になっている。

 そのうち、(1)については、とりあえずかけ算の計算をしてみて同じ数字が並ぶかどうか確認するだけ、ということもあり、正答率は94.6%と、計算ミス等をしない限りはほとんどの人が正解していたようだ。

 問題は、もう一つの(2)の方だが、37×24の積が888になることを、単純に計算するのではなく、

・「24は3×8」「37×24は37×3の8倍」「37×3=111」「37×24は111の8倍だから、求める積は888になる」

・「24は6×4」「37×24は37×6の4倍」「37×6=222」「37×24は222の4倍だから、求める積は888になる」

のように段階を踏んで答えなければならない。ただ、ノーヒントではなく、問題文に「37×6の積が222」になることが同じような段階を踏んで説明されていて、それを真似て説明すれば正解が得られるようにはなっている。

 この問題の正答率は55.5%。問題文の説明の真似をすればいい、ということを考慮したとして、この正答率は高いのか低いのか、微妙なところかもしれない。

 また、不正解とされたものを大雑把に分類すると

・説明不足 ... 21.5%
・問題に指示された通りの工夫ではない ... 9.4%
・その他 ... 13.6%

 となっているようだ。また、問題に指示された通り工夫ではないものやその他の解答の中にも、例えば「37×□の積に同じ数字が続くときは,□の中が3の倍数のときだけ」ということは認識できているものもあったらしい。

 説明不足の分も、不正解とはいえ問題の内容は理解できていたと考えることができるため、とりあえず、合わせて約8割の小学6年生は問題の趣旨を理解して解答していたことになると思う。

 まあ、そう考えると、思ったよりも悪くない結果が出たように感じられるが、どうだろう。

 今回は4月にブログで気になっていた問題の結果を見てみた。学力テストは、当然他にもたくさん出題されているので一概には言えないが、問題の趣旨・意図をどれだけ正確に理解できているか、というところに焦点をあてて分析をしてみると、今の子供や先生たちの現状が何となくわかってくるような気がする。

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