« 2014年3月 | トップページ | 2014年5月 »

2014年4月

2014年4月26日 (土)

平成26年全国学力テスト

 今年の全国学力テストは、4月22日に行われた。何だか今年は、テストの日程を間違えて実施しなかったところがあったりなど、多少の混乱があったとは思うが、まあ無事に終わったと言っていいとは思う。

 新聞などを見ると、毎年毎年変わりなく「結果を公表するか?」という点ばかりが報道されている。まあ、全国学力テストの目的は「全国的に子供たちの学力状況を把握する」となっているものの「誰が何の目的で学力状況を把握するのか」という点が明確ではないことが混乱の原因だと思うが、このブログではこれ以上この点については述べないことにする。

 話は変わって、今年の数学・算数の問題をざっと眺めてみた。今年の問題は、きちんと考えさせる問題が並んでいるが、昨年と比較すると何となく「如何にも数学・算数の応用問題」といった印象を受ける。というか、昨年に比べるとより「数学・算数的」な思考能力が問われている感じがする。

 昨年は、ブログには「平成25年度の学力テスト」で「振り子の問題」「女子サッカーワールドカップ」「ウォーキングの際の心拍数」などの問題があったり、「小学6年の算数の問題を見ると、今回は割り算の計算をさせる問題がやたらと多いような気がする」と書いたように、普通の人が生活の中で数学・算数を活用する能力を見ていた感じがした。

 一方、今年は「数学・算数」的な思考に慣れていないと、難しく感じるかもしれない。例えば、小学・算数Bの最初の問題は、かけ算の計算練習をしている中で「比例」の法則に気がつく、という話になっている。普通の生活の中の法則ではなく、「かけ算の計算」の中の法則を見つける、という点が如何にも「数学っぽい」感じだ。

 さらに、この問題の後半では、素因数分解のように、一つの数を2つ以上の積(かけ算の形)で表して説明することを求められている。確かに小学6年までに習う内容だと思うが、こういった「数学」的な思考能力を問われる問題は小学生にとって難しく感じる気もする。この問題の正答率がどの程度になるか、結果が興味深い。

 ということで、今回は今年の全国学力テストについて書いてみた。今年の問題は、数学の先生からしてみると「直球勝負」を挑んだところだと思うが、生徒からしてみると「こういったところが弱いんだよな」と思うところをズバッと突かれた気分になるかもしれない。

 そういったこともあるので、多分8月くらいには結果が公表されると思うが、正答率などの結果が楽しみでもあるし不安でもある。

--------

Copyright (c) 2014 ANADA, Koichi. All Rights Reserved.

| コメント (0)

2014年4月21日 (月)

惑星発見のニュース

 少しゆとりを持って5日おきにしたのだが、前回更新した後少々体調を崩してしまったこともあり、今回はギリギリ更新日の夜に文章を書くことになってしまった。まあ、こういうときは内容的にアッサリした感じになってしまうと思うが、仕方がない。

 ただ、実はネタはだいたい決めていた。というのは、3月の終わりくらいに久しぶりに宇宙に関する話題がニュースにちょっと出てきて少々気になっていたのだが、何となくブログに書かずにきていたところ、今度は別の宇宙のニュースがあったからだ。

 そこで、今回は折角なのでそれら2つをまとめて簡単に紹介したい。

(1)
3月の終わり頃、「太陽系の端に新たな準惑星発見」というニュースがあった。具体的には、ハワイのジェミニ天文台などの研究チームが太陽系のはるか彼方に新たな準惑星が見つかったと3月26日の英科学誌「ネイチャー」に発表したそうだ。太陽系の惑星は、現在海王星が一番外側で、冥王星は惑星の基準を満たさない「準惑星」に格下げされているが、今回発見された「2012VP113」という名前というか番号の準惑星は、冥王星よりもさらに外側にあるらしい。ちなみに、正式な名称は今のところ未定だそうだ。また、専門家からは、「今後数年は、太陽系のこの新地帯で新たな発見が相次ぐだろう」との指摘があるらしく、今後もこういったニュースが続くかもしれない。

(2)
次は、先週あった「海がある?惑星発見=500光年先」というニュース。具体的にはNASAなどの研究チームが太陽系からはくちょう座の方向に約500光年離れた所で大きさが地球の1.1倍の惑星を見つけたと4月18日付の米科学誌サイエンスに発表したそうだ。ニュースによると、「地球と同様に岩石質で海が存在する可能性もある」らしい。太陽系外の惑星といえば、去年ブログで「太陽系外惑星の色」のときに紹介したのは、地球から63光年先にある木星型(ガス)の惑星の話。今回は、それよりもかなり遠い位置にあるが、地球に結構近い惑星だ、という点がいい。名前は「ケプラー186f」で、ケプラー186の周りを回っている5番目の惑星、という意味。こちらの方は、ケプラー186fのイメージ画像と、太陽系とケプラー186系を比較した画像(ともにWikimedia commonsにあったパブリックドメインのもの)を載せておこう。

Kepler186fartistconcept20140417

320pxkepler186fcomparisongraphic201

 ちなみに、ケプラー186系は少しサイズが小さい感じだが、中心にあるケプラー186自身が小さめであまり熱くないらしい。

 ということで、今回は、簡単ではあるが、宇宙の惑星に関するニュースを2つほど紹介した。体調の方は、ようやく落ち着いてきて回復の方向へ向かってる感じだが、あまり無理をしないようにしつつ、ブログの方はこれからもあまり目立たないながらも気になる話題をネタとして取り上げていきたい。

--------

Copyright (c) 2014 ANADA, Koichi. All Rights Reserved.

| コメント (0)

2014年4月16日 (水)

今年の電王戦は心理戦?

 今年の電王戦が終わった。と突然言われても何のことだかわからない、という人のために少し紹介すると、昨年ブログでも何度かとりあげたが、電王戦とはコンピュータ将棋とプロの将棋棋士とがハンデなしで戦う将棋の団体戦のこと。

 今年も5局戦って、結果はコンピュータの4勝1敗。昨年同様コンピュータの勝ち越しで今年の幕は閉じた。ただ、今年はコンピュータ・ソフトの修正が問題になったりだとか話題もあったが、さすがに昨年よりは冷静な雰囲気だったような気がする。

 そういう雰囲気は、電王戦が終わった後のプロ棋士の発言からも読み取れる。例えば、今年の第1局で戦った菅井五段は、本番では負けたものの、事前の練習対局では95勝97敗と、だいたい5分5分だったそうで「ソフトの手を学ぶことで人も強くなれる」とコメントしていたりする。

 さらに、対戦したプロ棋士は、何となく定石通りというか、コンピュータだからといって特別なことはせず、本番では正攻法で「コンピュータのお手並み拝見」という感じで対戦していたような気がしないでもない。

 例えば、第2局のコンピュータのプログラムに問題があることがわかっていながら、プロ棋士の佐藤六段はその弱点をあえて突かなかったのか、結局本番では負けている。

 今回の電王戦が終わって個人的な印象として、本番ではプロ棋士は負け越したものの、実は練習対局を通して「コンピュータ将棋よりプロ棋士の方がまだ上」とある程度見切った上で、それをあえて表に出さなかった、という感じに受け取れるようにも思えるが、どうだろう。

 実際、プロ棋士が真剣勝負しようと思ったら、将棋の勝敗だけじゃなく、棋士同士の心理戦も重要な要素だし、今回の電王戦を「コンピュータを相手にプロ棋士が心理戦で対抗した」と考えると、今回の電王戦の結果は実に興味深いものになるのではないだろうか。

 そう考えると、来年の電王戦は面白くなる。コンピュータの方は人間のように「相手の弱点を理解するためにあえて負ける」ということは出来そうもない。

 ということで、今回は将棋の電王戦が終わって、今年の結果についての個人的な感想を書いてみた。今年の対戦は何となくコンピュータ側が拍子抜けするくらいに順調に勝った印象があるかもしれないが、現実には「コンピュータは互角に戦えるものの、まだまだプロ棋士に心理的なダメージを与えるほどではない」という感じにも思える。

 世の中では「もっと強いプロとの対戦が見たい」と思う人が多いかもしれないが、今年の雰囲気を見る限り「コンピュータがプロ棋士のトップと対戦するのは10年早い」と思うのは私だけだろうか。今後コンピュータがプロ棋士と真剣勝負をしたいなら、「トップを引っ張りだすためにコンピュータに必要なことは何か」という点を真剣に考えないといけないような気がする。

--------

Copyright (c) 2014 ANADA, Koichi. All Rights Reserved.

| コメント (0)

2014年4月11日 (金)

人工衛星からの話題

 最近、理研の騒動もあってか科学系の話題がニュースに全面に出てくることが多いが、どこもかしこもワイドショーじゃあるまいし、それに「STAP細胞があるかどうか」なんてことは現時点では本人に直接聞いたところで結論が出る訳でもないのだから、もう少し考えて報道してほしいと思う。

 それはさておき、これとは全然関係ないが、他にも小さいながらも科学・技術系の話題がいくつもあったりする。今回は、3月後半から4月前半にかけて新聞に出てきた話題の中から個人的に気になった人工衛星の測量・観測に関する話題を簡単に2つほど紹介したい。

(1)
まずは、3月27日の新聞から「87の山、標高1メートル見直し」というタイトルの記事。それによると、「人工衛星を使った精密な測量データなどを反映した結果、48の山の標高が1m高く、39の山の標高が1m低く改定された」ということのようだ。

 詳しくは、国土地理院のwebサイトの「平成26年三角点標高成果改定の詳細」のページに書かれていた。そこを見ると人工衛星による観測では「楕円体高からジオイド・モデルによるジオイド高を引くことで、標高値を算出しています」と書かれていた。

 何だかよくわからないが、よくよく考えてみると、人工衛星で観測できるデータは「人工衛星と地表との距離」だが、別に人工衛星の周回軌道は地球の海水表面に沿っている訳ではないから、人工衛星から得られるデータがそのまま山の標高にはならない、ということが何となく理解できる。

 この辺りは、かなり複雑で精密な測量をしているようだ。また調べる機会があったら、もう少し具体的に測量方法について調べてみたい。

(2)
次は、「雨や雪の様子、立体的に捉える」という話題。記事によると「人工衛星から雨や雪の降っている様子を三次元的にとらえた初画像を、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と米航空宇宙局(NASA)が公開した」とある。

具体的には、「2月末に鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げられた全球降水観測(GPM)計画の主衛星」が「3月10日に日本の東方沖を通過し、北海道に大雪をもたらした温帯低気圧を、レーダーを使って観測した」という話のようだ。

 もう少し詳しく調べてみると、こちらの方はJAXAが解説のための動画を公開していて、それを見るとわかりやすいと思うので、ブログに埋め込みコードを貼り付けておくことにした。

 これまで、ブログでとりあげていた気象に関する話題は「極地の氷の研究成果」とか「黒潮大蛇行」など、主に雲や大気の流れに関する話だったので、直接雨や雪を観測した訳ではないので、こうやって雨が直接観測できるようになると、さらに研究が進んでくることが期待できる。

 また、ずいぶん前になるが、2011年8月11日のブログに「集中豪雨がなぜ起こるのかが少し気になって、、、」なんてことを書いてから、疑問がずっと残っていたので、今後の成果を期待したい。

 ということで、今回は人工衛星による測量・観測に関する話題を簡単に紹介してみた。正直なところ、もう少し時間があれば詳しく調べるのだが、5日ごとの更新にしても時間がないときはこんな感じになってしまいそうだ。

 ただ、人工衛星からの話題は、これからも度々ニュースに出てきそうな気もするので、またネタが出てきたときに詳しく調べてみることにしたい。

--------

Copyright (c) 2014 ANADA, Koichi. All Rights Reserved.

| コメント (0)

2014年4月 6日 (日)

今年は天気よく予定通りに

 前回の4月1日に更新したとき、更新ペースを5日ごとに変えようと書いた。4月1日だからエイプリルフールじゃないかと思った人がいたかもしれないが、そうじゃなく本当に5日後の今日、4月6日にブログ更新になる。いつまでこのペースになるかはわからないが、当分の間、5日ごとの更新ペースでやっていきたい。

 で、5日ごとになった最初のネタは、昨日・一昨日と高校生を連れて登山へ行ってきたので、久しぶりに登山の報告をしたい。

 この時期、毎年丹沢へ行っているのだが、昨年の4月は「悪天候で予定変更」で報告したが、ちょうど爆弾低気圧が関東を襲ったタイミングと重なって、途中で下山せざるを得なかった。やっぱり天気には逆らえない。

 今年はというと、低気圧のタイミングと少しズレたおかげで、2年前の「神奈川県の最高地点」で報告した時と同じ行程「塔の岳・丹沢山・蛭が岳」の行程をこなすことができた。

 ただ、今年の場合、2月の大雪など天候があまりよくなかった影響が登山道に残っているのか、崩落の危険がある場所も所々あり、木の階段などで補強されていたり、迂回しなければならない場所があったり、雪の中を歩いたりと、これまでよりもコースが歩きにくくなった印象があった。

14tanzawa01_2

14tanzawa02

14tanzawa03

 一方、今年は山頂では天気もよく、連れていった高校生たちの日頃の行いも悪くなかったようだ。まずは塔の岳の山頂から。夕方には富士山、夜は東京の夜景がハッキリと見えた。

14tanzawa04

14tanzawa05

14tanzawa06

 標高1491mから見ると、東京タワーもスカイツリーも本当に小さいが、わかるだろうか。

 一晩明けて、次の日の朝も天気はよく、丹沢山でも富士山が非常に綺麗に見えた。

14tanzawa07

14tanzawa08

 神奈川県最高地点の蛭が岳につく頃には富士山に雲がかかって見えなくなってしまったが、今回は気分よく眺めを見れたと思う。

 ということで、今回は今年最初の登山の報告になった。昨年に比べると充実した登山ができ、いい形でのスタートになったと思う。油断は禁物だが、今年は充実した年にしたい。

--------

Copyright (c) 2014 ANADA, Koichi. All Rights Reserved.

| コメント (0)

2014年4月 1日 (火)

5日ごとのペースに変えてみようかな?

 遡ると、ちょうど今日から3年前の2011年4月1日から4日ごとのブログ更新を続けている。間に閏年が入るから、その日から数えて366+365+365=1096日目が昨日、今日で4日ごとの更新が連続1096÷4+1=275回目となった。

 去年の夏の間、過去のブログの再掲載の回が8回分あったが、それ以外の267回はその時ごとに考えたネタで文章を書いた。途中忙しかったりしたこともあったが、よくこれだけ続いてきたと我ながら感心してしまう。

 ちょうど3年前の4月1日は東日本大震災直後の時期だったが、そのときのブログのタイトルは「普段の生活ペース」だった。

 その頃の事を思い出すと、東日本大震災の直後の3月は、余震がずっと続いていたこともあるが、テレビを見ても新聞を見てもどこも地震の被害を伝えるニュースや特番をずっとやっていたり、電力問題で計画停電とか、いろいろなことがあって大変だった。

 ブログの方も、震災直後は書くことがたくさん思いついたからか3日ごとの短いペースで更新していた。ただ、世の中も、4月に入るころは震災は当然気になるが何となく普段の生活に戻りたい、という雰囲気が出てきて、テレビや新聞のニュースも地震の被害以外の話題が少しずつ増えてきた時期だったと思う。

 そんなときに「生活リズムもブログの更新も震災以前のペースに戻そう」ということで、「次の更新から以前の4日ごとに戻してみようと思う」と書いたのが、3年前の4月1日だった。

 それから、3年間、ずっと4日ごとの更新が続けられたということは、その間に天変地異などがなく普段のペースでずっと生活できた、ということであるのだろう。今回は、年度初めのキリがいい日、ということもあるが「何となく平和に過ごせてよかった」などという気持ちになって文章を書いてみた。

 それと、ここまで4日ごとの更新をずっと続けてきたけど、今日はキリがいいので、少しペースを変えてみるのも悪くないかな、なんていう気持ちにもなってきた。

 実は、次の4日後は登山に行くという事情もあって、次の更新はちょっとペースを変えて5日後にしようかな、などと考えている。

 ということで、勝手ながら、試しに今回からしばらく5日ごとにペースを変更してみることにしたい。どんな感じになるか、やってみないとわからないのだが、ペースが変わっても書くネタの傾向は変えるつもりはないので、何とか同じような雰囲気でやっていきたいと思う。

(今後とも、よろしくお願いします。)

--------

Copyright (c) 2014 ANADA, Koichi. All Rights Reserved.

| コメント (0)

« 2014年3月 | トップページ | 2014年5月 »