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2014年4月26日 (土)

平成26年全国学力テスト

 今年の全国学力テストは、4月22日に行われた。何だか今年は、テストの日程を間違えて実施しなかったところがあったりなど、多少の混乱があったとは思うが、まあ無事に終わったと言っていいとは思う。

 新聞などを見ると、毎年毎年変わりなく「結果を公表するか?」という点ばかりが報道されている。まあ、全国学力テストの目的は「全国的に子供たちの学力状況を把握する」となっているものの「誰が何の目的で学力状況を把握するのか」という点が明確ではないことが混乱の原因だと思うが、このブログではこれ以上この点については述べないことにする。

 話は変わって、今年の数学・算数の問題をざっと眺めてみた。今年の問題は、きちんと考えさせる問題が並んでいるが、昨年と比較すると何となく「如何にも数学・算数の応用問題」といった印象を受ける。というか、昨年に比べるとより「数学・算数的」な思考能力が問われている感じがする。

 昨年は、ブログには「平成25年度の学力テスト」で「振り子の問題」「女子サッカーワールドカップ」「ウォーキングの際の心拍数」などの問題があったり、「小学6年の算数の問題を見ると、今回は割り算の計算をさせる問題がやたらと多いような気がする」と書いたように、普通の人が生活の中で数学・算数を活用する能力を見ていた感じがした。

 一方、今年は「数学・算数」的な思考に慣れていないと、難しく感じるかもしれない。例えば、小学・算数Bの最初の問題は、かけ算の計算練習をしている中で「比例」の法則に気がつく、という話になっている。普通の生活の中の法則ではなく、「かけ算の計算」の中の法則を見つける、という点が如何にも「数学っぽい」感じだ。

 さらに、この問題の後半では、素因数分解のように、一つの数を2つ以上の積(かけ算の形)で表して説明することを求められている。確かに小学6年までに習う内容だと思うが、こういった「数学」的な思考能力を問われる問題は小学生にとって難しく感じる気もする。この問題の正答率がどの程度になるか、結果が興味深い。

 ということで、今回は今年の全国学力テストについて書いてみた。今年の問題は、数学の先生からしてみると「直球勝負」を挑んだところだと思うが、生徒からしてみると「こういったところが弱いんだよな」と思うところをズバッと突かれた気分になるかもしれない。

 そういったこともあるので、多分8月くらいには結果が公表されると思うが、正答率などの結果が楽しみでもあるし不安でもある。

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