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2014年1月

2014年1月31日 (金)

本の紹介「オリンピックに勝つ物理学」

 もうすぐ、冬のオリンピックが始まる。テレビのニュースでも大きな扱いで、いつもは特別スポーツに興味を持っていない人でも、この時期はやっぱりオリンピックが気になることだろう。

 そこで、今回は、そんな人がこの時期に見るのにちょうどよさそうな本のひとつ紹介をしたいと思う。

 理系向けの新書版の本、ブルーバックス・シリーズに「オリンピックに勝つ物理学」という本がある。この本自体は、1年半前のロンドン・オリンピックの頃に出版された本で、前半は夏のオリンピックの競技「水泳」「陸上」「サッカー」などの話が最初に来るが、後半は冬のオリンピックにある「滑るスピード」や「ジャンプ」などの話になる。

 この本によると、冬のオリンピック競技で出る速度は、「スピードスケート:時速60km」「スピードスキー:時速250km」「ボブスレー・スケルトン:時速140km」「リュージュ:時速120km」「スキージャンプ・滑降:時速100km」など、とてもじゃないけど、人間がトレーニングと勘のようなものだけで制御できるレベルではない。

 しかも、そんななかで、100分の1秒とか1000分の1秒の単位でスピードを競うとなると、いかに摩擦や空気抵抗などのロスをなくすか、ということが大きく効いてくる。そういう意味で、冬のオリンピックの競技はスポーツを科学的に分析することが重要になってくるに違いない。

 さて、今回紹介する本だが、物理がわからない人にもそれなりにわかりやすく説明しているところもいいのだが、加えて、多少ジョークっぽい感じを出しているのも、理系人間でない人にも興味が持てるのではないかと思う。

 例えば、前半の夏のオリンピック競技に関する部分は、例えば「水泳=マグロをイメージしつつ、アザラシやペンギンに近い体型にすれば、造波抵抗が小さくなって誰よりも早く泳げる」とか、結局人間じゃなくて別の動物にでもならない限り速くなれない、という感じの結論があったりする。

 ただ、全部がそういう話ではなく、冬のオリンピックの方は、物理学を利用して普通に人間が記録を向上させるためにはどうすればいいか、という話になっている。まあ、水泳の例のように、少々ジョークっぽい感じも交えていたりする部分もあるようだが、それも冬のオリンピック競技を楽しく見るのに役立ちそうな気がするので、悪くないと個人的には思う。

 例えば、スキー・ジャンプの話。このほんの最後の章になるが、「ジャンパーには揚力がない」というところから始まって、「体の角度を可能な限り水平に保つ」「助走においていかに初速度を得るか」ということとか、「手のひらを活用して空気抵抗を調整する」という点など、数式やデータの数値をわかりやすく説明されている。

 さらに、ここからは多少のジョークも含まれていると思うのだが、「飛行機の翼に飛型を近づけるため猫背に」とか「紙飛行機のような逆V字(前が狭く、後が広い)に」した方が、現在の「V字(前が広く、後が狭い)の飛型」よりも飛距離が伸びるのでは、という結論も書かれている。

 本当に、この本の結論が正しいかどうかはわからないが、この本を読んだ後にスキー・ジャンプの競技を見ると、単に遠くに飛べたかどうかだけでなく、例えば「飛型が水平に近いかどうか」とか、「どういうタイミングで手のひらを動かしてるか」とか、結構いろんなことを気にしながら楽しく飽きずにジャンプを見れるような気がする。

 ということで、今回は、オリンピックが近いこともあって、それにちなんだ本を一つ紹介してみた。現在はスポーツも科学的な分析も競技力向上に重要になっているが、この本は、それに必要な物理の知識の勉強が簡単にできる感じなのもいいと思う。

 こうやって、スポーツを見る際に科学的な眼で見る癖がついてくると、スポーツの楽しみ方も変わってくるかもしれない。

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2014年1月27日 (月)

ブログ報告(2014年1月)

 最近、毎月ブログ報告を書いていたので、同じパターンだとすれば、そろそろ報告する時期だ。ただ、今月は正直なところ、うっかり忘れるところだった。

 実際、今月は気になることが結構あって、ブログの報告よりもそっちを優先したい気持ちも多少はあるが、ここはパターンの継続を重視して、今回はブログ報告をしようと思う。

 ただ、中身は少しだけ変えてみたい。というのも、先月のブログ報告の最後にちょっと書いたが、ココログのアクセス解析がリニューアルされたからだ。

 なかでも、これまでは「ココログランキング」という、ココログにある全ブログで自分のところのアクセスが何番目に多かったかを示す指標が公表されていたのだが、新しいアクセス解析ではなくなるらしい。

 自分のブログのアクセス数などは確認できる。ただ、少々用語が変わったようで、少し慣れが必要だ。次が12月27日から1月26日までの1ヶ月間のアクセス数などの表である。

1401blogaccess

 「PV」は「ページビュー」の略で、これまでの「アクセス数」に相当する数字のようだ。「Visit」は「のべ訪問者数」、また「UU」というのは、「ユニークユーザー」の略らしい。私自身、用語の意味がわかっていないところもあるのだが、「Visit」はブログを訪問したのべ人数なのに対し、「UU」は同じ日に時間を空けて何回も訪問している人を重複して数えない、という意味になっているようだ。

 実際には、何を基準にして「Visit」と「UU」のカウントを区別してるのか、私にはよくわからないが、とりあえず数日少なく見積もっている「UU」を先月までの「訪問者数」ということにしておこう。

 新しくなると、またわからないことが増えていくが、いずれにしても今月も毎日欠かさずアクセルがあったことだけは間違いない。(アクセスしてくださってる皆様、ありがとうございます。)

 毎月のパターンだと、次は最近書いた文章がトップに現れる検索語を紹介しているが、今回からここもパターンを変えてみることにした。

 新しいアクセス解析には、自分のブログの中でアクセスが多かった順にタイトルが並んでいる「ページビュー数ランキング」というのがある。いつもは、最近の文章しか確認していないので気にしてなかったのだが、ずいぶん前に書いた意外な文章が上位に来ていたので、今月はこのランキングを紹介したい。

1401blogtitle

 ダントツのトップは、当然だとは思うが、このブログのトップページ。ただ、意外なのは2位の「「進学」「進級」の意味」という文章。

 これは、約2年前の2012年4月、ちょうど進学や進級したての人が多い時期に、広辞苑で調べた言葉をネタにに書いた文章だった。確認のためGoogleで「進学 進級 意味」検索してみたところ、今日の時点でWikipediaについで2番目にこのブログの文章が現れた。

 もう一つ、上位にある中で意外だったは、9位の「パケット代節約の取組」という文章。これは、もう2年半以上前の2011年6月に書いた文章。今は、スマートフォンが多くなってしまったが、私は当時も今もdocomoのガラケーを使い続けている。

 で、docomoのガラケーで「iコンシェル」というサービスを使いながら、パケット代を節約するためにいろいろ試してる、という話を書いた文章がこれ。ここ1、2年くらいのブログのパターンとは全然違う文章だが、2・3年前は、こういったことも書いたりしていた。

 こちらも念のためGoogleで「パケット代 節約  iコンシェル」を検索してみたところ、何と私が2年半以上前に書いたこの文章がトップに現れた。まあ、今はスマートフォンの時代なので、こういったことを書く人が他にいないのかもしれない。

 あと、11位から20位の中だと「変形折り鶴(2011年5月)」「立体折り紙「その2」(2012年12月)」「ハイレベルな日本の数学者(2012年9月)」あたりが1年以上前に書いた文章でランクインしている。

 ということで、今回はブログの報告をしてみた。といっても、最近の報告という感じではなくなってしまったが、年の始めだし、ずいぶん前に書いた文章にもアクセスがあることがわかるとブログを続ける励みにもなるので、これでいいことにしたい。

 また、ニュースのネタは、結局ニュースがある時期だけのアクセスになることが多いようだが、永くアクセスがあるネタも今年は増やしていけるよう努力していきたい。

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2014年1月23日 (木)

Sonobe module(そのべ式ユニット折り紙)

 正月に実家に行った時、ユニット折り紙の本があった。「そのべ式」という、作り方が簡単な割にバリエーションが豊富なユニット折り紙で、作っていて飽きないところが気に入ってしまった。

 ということで、最近忙しかったこともあって折り紙をあまりしていなかったが、今回は久しぶりに折り紙の話にしてみたい。

 まず、ユニット折り紙の紹介から。Wikipediaには、「ユニット折り紙」の項目があり、「紙を折り曲げることで比較的簡単な構造(ユニット)を多数作り、これを組み合わせて形を作るタイプの折り紙作品」と書かれている。

 その中でも「そのべ式」というのは「1960年代、薗部光伸によって考案され(中略)シンプルな折り方ながら応用範囲が広く、ユニット折り紙の普及のきっかけになった」「日本人にとって最もなじみ深い折り紙作品の一つといってよい」と書かれていた。

 また、この項目にある写真は撮影者の好意でパブリックドメインの形で公開されているので、このブログにも貼付けておく。

Wkimedia_sonobe

 英語では、ユニット折り紙のことを「modular origami」と呼んでいるようだ。加えて、日本語Wikipediaには見あたらないようだが、実は英語の方には「そのべ式ユニット折り紙」の項目「Sonobe」がWikipediaの中にある。ここを見ると、「そのべ式」のユニット折り紙は「Sonobe module」と英訳されていて、日本だけでなく世界でポピュラーな折り紙作品の一つになっていることがわかる。

 では、私も簡単なものだが作ってみたので写真を載せておこう。

 まず、次の写真の4つは、左からユニット12個、15個、21個、30個で作ったもの。

1401_sonobe_1

 同じユニットの組み合わせでも、個数を変えていろいろな形を作って楽しんだり、色の組み合わせを考えるパズルとして楽しんだり、様々な楽しみ方がある。

 また、同じ個数のユニットでも、組み方の違いで別の形になったりするのも楽しい。例えば、次の写真は同じ18個のユニットで作った、それぞれ違う4つの形である。

1401_sonobe_2

 楽しみ方というと、数学としての楽しみもあったりする。というか、英語のWikipediaの項目を書いた人は、数学(幾何)としての楽しみ方も知っている人のようで、「そのべ式のユニット個数と、それらを使って出来る形の面(face)・辺(edge)・頂点(vertex)の個数の関係」の表も書かれている。興味がある人は、英語のWikipediaの「Sonobe」の項目を見てみるといいかもしれない。

 ということで、今回は「そのべ式ユニット折り紙」、英訳すると「Sonobe module」の紹介をした。ちなみに、ユニットの個数を増やすと当然もっと大きな形が作れるが、今のところ時間がないため大きな形には挑戦していない。また、いろいろ作ったら、そのうち紹介してみたいと思う。

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2014年1月19日 (日)

宇宙開発競争が始まる?

 前回のブログでは、医療研究でデータ捏造かデータ書き換えか、という先週新聞に載っていたニュースをとりあげた。この話は、今週に入ってまた度々新聞にも載っているようで、何だか怪しげな出来ごとのような感じがするが、今回はちょっと違う記事の話にしておこう。

 前回とりあげたのと同じ、先週の新聞になるが、宇宙開発関連の記事がいくつか載っていた。宇宙関連の話は、ブログではたまにしかとりあげていないが、何となく以前から気になっていることでもある。そこで、今回はそれの中から2つほどの話題を紹介しておくことにしたい。

(1)
インターファックス通信が7日伝えたところによると、「ロシア連邦宇宙庁が、次の10年間で月と火星の研究に重点を置くことを決めた」という話があったらしい。先月、中国が月に無人探査機を着陸させることに成功したことを受けての発表だと思われる。ロシア自身は旧ソ連時代に月面着陸に成功しているし、ニュースによると「火星への有人飛行を想定して技術者らを密室で520日間生活させる国際実験を主導する」などの研究をすでに進めているが、最近は人工衛星の失敗が相次いでいるらしく、中国の宇宙開発での追い上げが気になっているようだ。ニュースは、ロシアはこれから予想される本格的な宇宙開発競争を受けて立つ意気込みを示すことで、全体のレベルを底上げする狙いがあるようだ、と締めくくっている。

(2)
「ワシントンで1月9日に開かれた宇宙探査の国際協力を目指す初の閣僚級会合で、米政府が国際宇宙ステーション(ISS)の運用を2020年以降、4年間延長する方針を打ち出した」と書かれた記事を見つけた。この会合には、アメリカ、日本の他、欧州、ロシア、インド、韓国など世界35カ国が参加。当然、中国も入っている。何となく、前の記事と同じように中国の月面着陸成功を受けての発表のような印象を受けるが、アメリカはどちらかと言うと「宇宙開発の国際協力の中で主導権を握りたい」という思惑があるようで、その点がロシアと少々異なる感じがする。中国は、月面着陸の他にも、昨年は単独で宇宙ステーションの開発を行うと発表していて、このISSがなくなった後を狙っているらしいので、そんな中での今回の方針はこの動きをけん制する狙いもあるようだ。

 ということで、今年最初の宇宙の話題は、中国の台頭による宇宙開発競争の話になった。何10年も前のアメリカとソ連の冷戦時代とは違って、アメリカとロシアが国際協力を主導して宇宙開発を進める中での競争が予想される。個人的には国際協力を維持しながら、いい方向でフェアな形の競争なら大きな進歩も期待できると思っているが、中国の台頭で正直なところその点も不透明になっている感じがする。

 今後、この手のニュースが大きく取り上げられる機会が増える予感もするので、何か気になったことがあったらブログでもまたとりあげたい。

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2014年1月15日 (水)

データの書き換え?

 先月の終わりの方(12月26日)、ブログに「論文ねつ造・データ改ざん」という文章を書いた。研究論文のデータ改ざんに関するニュースの話だったが、先週早速それに関連する記事が1月9日の夕刊に載っていた。

 この記事によると、「高血圧治療薬ディオバンの論文不正問題で、厚生労働省が9日、販売元の製薬大手ノンバルティスファーマに対する薬事法違反の疑い(誇大広告の禁止)での告発状を東京地検に提出した」と書かれていた。

 この話題、先月ブログに書いたときには「刑事告発へ」という話だったが、年があけて先週告発状を実際に提出した、というニュースである。告発された企業側は「極めて重く受け止めている。当局に全面的に協力していく」とコメントしているそうだ。

 とりあえず、そんな記事を確認した後、次の日(1月10日)の朝日新聞1面にある大きな見出しが目に入った。そこには「官民連携のアルツハイマー病研究臨床データ改ざんか」と書かれ、1面だけでなく、ページをめくったところにも詳しい内容の記事が書かれていて、非常に大きな扱いを受けている。

 その内容は「アルツハイマー病の早期発見を目指す国家プロジェクトJ-ADNIで臨床試験のデータが改ざんされた可能性が浮上」というものである。具体的には、臨床試験の結果が入力されているデータセンターがあって、そのデータセンターから医療施設に書き換えを求めていた、ということのようだ。

 このうち1件について、医療施設の担当者は「(データセンターから書き換えを求められた際)検査から時間がたち、覚えていなかったが、手順と違うと指摘されて、私が間違ったと思う、と(データセンターが話した)手順通りの時間に直したことがあった」と話したと新聞記事には書かれていた。

 ところで、これとは直接関連している訳ではないが、実は12月26日のブログには今回最初に紹介した話と別のことも書いていた。それは「大学病院医療情報ネットワーク」という話で、ネットワークにデータを入力し、登録されている全研究者が閲覧できるようにすることで相互チェックを可能にすることで臨床試験の不正防止などに役立てようという世界初の試みがある、という話だった。

 ただ、それに加えて「個人的には、悪意のある人が不正な情報をネットワークにインプットする可能性も否定することができないのだとしたら、この相互チェックがどの程度機能するかは未知数だと思う」ともブログには書いていた。

 そのときには、私自身は研究者が不正な情報をインプットしたらどうなるか、ということしか考えていなかったのだが、この問題を考える際には、今回紹介した新聞記事のように「データセンターから情報の書き換えを求める」という話が加えて議論する必要がありそうだ。

 例えば(研究者や製薬会社の出向社員で構成されている)データセンター内部に悪意のある人間がいたとしたら、どうなるだろう。今回は、担当者が「手順通りに修正した」ということで改ざんではない、という話のようだが、実際には「覚えていない」とも言っているので、真相は何とも言えない気がする。

 扱うデータ量が膨大で研究者自身が管理することが難しくなると、データを管理する人材が必要になる、という点は理解できる。ただ、それを例えば製薬会社の出向社員などに任せてしまうのはどうなんだろう、という疑問が出てくる。

 今回は、研究者・大学の先生などの証言を元に新聞の記事が書かれているようなので、これ以上の話はないようだが、このように「データセンターから修正要求があったので書き換えた」という話で通るなら、研究者は特に罪の意識がないまま安易に、しかも言われるがままに情報を書き換られる可能性がある、というのが大きな問題だろう。

 ということで、この話は、まだまだ続きがありそうだ。これからもニュースになったら取り上げていくことにしたい。

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2014年1月11日 (土)

今日の日付を6進数で表すと

 今週の後半は忙しくって、ブログの文章を書く時間が取れないまま、更新日の夜になってしまった。早くしないと4日ごとの更新が途絶えてしまう。こういうときには、よく今日の日付を数字にしたときの特徴を調べてみることが実は多かったりする。

 といっても、例えば去年の10月23日に書いた「今日の日付を数値にすると」のように面白い特徴が見つかることは滅多になく、結局は別のネタを考えるために新聞などを読むことがほとんどだ。

 そう思いながら、とりあえず時間もないので単純に西暦の下2桁から並べた「140111」と平成年から並べた「260111」の特徴を調べてみたところ、すぐに2つの数は両方とも素数になっていることに気がついた。

 ということで、今回は久しぶりに日付の数字をネタにしてみることにした 。まずは、ちょっとした特徴を見つけたので、もう少し調べて、同様に西暦下2桁・平成の両方とも素数になっている今年の日付を載せておこう。

1月11日(140111, 260111)
2月7日(140207, 260207)
4月11日(140411, 260411)
4月17日(140417, 260417)
4月19日(140419, 260419)
5月27日(140527, 260527)
6月29日(140629, 260629)
7月17日(140717, 260717)
11月1日(141101, 261101)
12月23日(141223, 261223)

 今日を含めて10日ほどある。4月が多かったり、3月、8月、9月、10月は全くなかったりと、ばらついてるのも素数らしい感じで、今日は偶然こういう日付を見つけることができてラッキーだった。

 他にも何か、と探してみたが、なかなかわかりやすい特徴はつかめない。早く更新しないと4日ごとにならなくなるので、そんなに深く数字を吟味している時間はないのだが、もう少し粘ってみることにした。

 すると、今日の日付のうち西暦下2桁を合わせた「140111」を6進数の数字だと思うことにすると、別の特徴が見つかった。

 まず、「140111」を6進数の数字だとして、10進数に変換すると「13003」となる。

 10進数の「13003」は素数である。しかも、さらにその2つ前の「13001」も素数だから、「13001, 13003」は双子素数になっていることがわかった。

 あと、これを8進数に変換すると「31313」だが、素数でもあるから、8進数表示の「回文素数」になっている。これも、この数の面白さを表す特徴の一つのような気がする。

 もう一つ、ついでにあげると、「6進数の140111=10進数の13003」は、1549番目の素数だが、ここに現れる「1549」も素数になっている。

 ということで、他にも調べてみたくなってきたが、今日中に更新しないと4日ごとの更新が途絶えてしまうので、今回はこれくらいにしておくことにしたい。そのうち、また偶然こういう日に当たったら、また時間を取って調べてみるのも悪くないかもしれない。

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2014年1月 7日 (火)

早速今年の南極ニュース

 今年2回目の更新だが、前回は去年のブログを振り返るということで去年のことを書いたので、実質的には今回が今年最初の文章、と言っていい。

 最初は何にしようかと思ってネタを探そうとしたところ、南極のニュースが直ぐに目に入った。前回の振り返りでも「こんなにたくさん極地の話題を書くとは思っていなかったが...」「今後もネタを見つけたら積極的にブログに書いていくことになると思う」と書いたばかりだったが、早速今回南極の話題を取り上げることになった。

 ということで、今回はここ数日ニュースになった南極の話題をいくつか紹介しよう。

(1)
まずは「船首で2227回氷割り「しらせ」昭和基地接岸」という記事。今から1年前、ブログの「極地の海氷」の中で南極観測船「しらせ」が南極の海氷に阻まれて南極への接岸を断念した、という話を紹介した。そのため基地への補給物資を予定量運びきれなかった。また、「南極・北極の話題から」の回で紹介した新聞記事には「このまま輸送状況が改善しないと、3年後には基地の燃料が尽きる可能性もある」と書かれていた。

このような状況を受けて、今年は何としてでも燃料を基地に運び込もうと満を持して出かけて行ったのだろう。記事には「しらせは今回、船首を海氷に乗り上げて割りながら進む手法を2227回繰り返して前進、接岸にこぎつけたという」と書かれているが、今年の乗組員は皆、何としてでも接岸して物資を運ぶ、という使命に燃えていたに違いない。今回は接岸した、というニュースだけだが、今後の南極観測の成果も期待したい。

(2)
一方、「米沿岸警備隊の砕氷船、南極海の中ロ船を救助へ」というニュースは、「南極海で立ち往生しているロシア調査船と中国の砕氷船を救助するため、米沿岸警備隊が砕氷船を現場へ派遣することになった」というものだった。

元々、昨年末にロシアの調査船「アカデミック・ショカリスキー」という船が南極の海氷に囲まれて動けなくなったのを救出しようと、中国の砕氷船「雪龍」が救助活動に参加したが、その中国の砕氷船も立ち往生してしまった、ということのようだ。

もう少し具体的に状況を説明するには、もう一つ別のニュース「南極海で立ち往生の調査船、乗客52人全員救出」も紹介した方がいいだろう。これによると、先月の23日から海氷に囲まれ動けなくなった「アカデミック・ショカリスキー」には「乗員、科学者、ジャーナリスト、旅行者ら合わせて74人が乗っており、1月2日に乗員22人を除く52人が救出された」と書かれている。

また、「乗員22人は、氷が割れ、船が自力で動けるようになるまで船に残る」と、このときの記事には書かれていた。しかし、結局自力では動けないらしく、そして今回アメリカの砕氷船が救助へ向かう、ということのようだ。

さっきの日本の「しらせ」が2227回も船首で海氷を割りながら前進、というニュースといい、近年の南極の海氷は大変なことになっているようだ。ただ、そんな中でロシアでは旅行者も乗せて行ったというのがすごい。というか、日本のような危機感はなかったのだろうか。

(3)
もう一つは、ちょっとオマケ的な話題で、観測船や海氷とは全く関係がない話。1月4日の時事ドットコムに「南極に新種イソギンチャク=棚氷下面に埋まって生息―米大学チーム発見」という記事が載っていた。それによると、「南極のロス海に張り出した棚氷の下面に小さなイソギンチャクが多数生息しているのが発見され、新種に分類された」と書かれていた。

何でも、「陸地を覆う氷床が海上に棚のように張り出した棚氷」の下面に体の大半が埋まっていて触手だけ海中に広げているそうだ。そもそも、この棚氷は硬いようだが、どのように入り込んだのか、とか、何を餌にしているか、などは今のところ一切不明のようだ。見つけたばかりなので不明なのは仕方がないが、南極の氷にも不思議な生き物がいるものだと感心してしまう。

 ということで、今回は1月に入ってからのニュースを3つほど紹介した。実は、探してみると、これ以外にも先月の12月にも「ヘンリー王子隊、南極点到達=負傷兵12人の達成称賛-英」「群れの動き、「渋滞」に類似=南極のコウテイペンギン、起点は内側にも-独仏チーム」とか、結構たくさん南極に関するニュースがあった。

 これだけあると、南極でどんな発見があるのか、どんなことが起こるのか、などなど、今後も注目してみたくなってしまう。多分、また何か見つけたらブログのネタにすることになるだろう。

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2014年1月 3日 (金)

去年のブログを振り返る

 新年があけて、新たな年がまたスタートした。といっても、正直なところ年末ギリギリまでいろいろやることがあって、落ち着く暇もなくあっという間に年があけてしまった、という印象ではある。

 それでも、3日たって、ようやく少し落ち着きが出てきた。そこで、今年はどんな1年になるかなどと考えてみたのだが、それ以前に去年がどんな年だったか振り返る時間がなかったことが少々気になる。

 ブログにしたって、前回振り返って見たものの、何となく簡単に振り返ってみただけで中途半端に終わってしまった感が否めない。そんなこともあって、年があけて時間が空いたときに、去年書いたブログの文章を眺め直してみた。

 まあ、いろいろなニュースからのネタが多かったが、気になって年間を通して気になっていて複数回とりあげたもののひとつに、極地の話題があった。

極地の海氷」(1/12)
極地の氷の研究成果」(4/2)
南極・北極の話題から」(6/25)
最近現れた南極の氷山」(11/24)
世界一寒いところ」(12/14)

 最初に極地の氷の話をネタにしたときには、今年こんなにたくさん極地の話題を書くとは思っていなかったが、単に極地の環境だけでなく日本や地球全体の気象の変化に関わることも含めて小さな扱いながら頻繁に新聞などに現れることがわかったので、今後もネタを見つけたら積極的にブログに書いていくことになると思う。

 教育に関することでは、試験・調査などの話が多かったと思う。

学力テスト
平成25年度の学力テスト」(4/26)
平成25年度全国学力テスト結果公表」(9/13)

OECD調査
国際成人力調査(PIAAC)」(10/11)
PISA2012の結果」(12/10)

入試
今年のセンター試験」(1/20)
入試数学難しすぎ?」(6/21)
「東ロボくん」模試に挑戦」(12/6)

 これらの話題は、新聞やニュースでもそれなりに大きく扱われるが、ブログのネタにする度に気になったのは、結局そのときに毎回同じようなパターンで扱われるだけで代わり映えがしない感じがする、ということだろうか。

 あとは、大学の教育や研究に関わる記事も年間を通して度々ネタにした。

大学教育
大学の教育が変わる?」(1/24)
アメリカの大学教育の現状」(10/3)
大学入試が変わる?」(11/4)

研究
科学研究に対する考え方」(2/25)
科学技術分野の論文数」(4/6)
論文ねつ造・データ改ざん」(12/26)

大学教育に関しては、大学入試のあり方などを含めて、今後注目して見ていく必要があることに一つだと思う。一方、科学研究や論文に関することは、ねつ造・改ざんの話とか論文数の比較の話だが、この他にも、素数やコンピュータに関する研究成果の話もあった。

莫大な素数の大きさ」(2/9)
素数にまつわるニュース」(5/28)
日本人によるコンピュータの研究」(9/9)

また、先に書いた極地の話題も研究成果に関するニュースが含まれることも考えると、今年は研究成果に関する話題も年間を通して取り上げたものの一つと言っていいかもしれない。

 他にもたくさん文章を書いたが、こうやって振り返ってみると、昨年は研究とか教育とかの話が比較的多かったようだ。忙しいときにネタを探すと、何となく個人的に興味を持っている話題が多くなりがち、という感じが出たようだ。今年はこれらの話題がまた多くなることが予想されるが、もう少し幅を拡げたいという思いもある。

 ということで、今回は去年のブログを振り返ってみた。最後に、私が去年の文章の中で最も印象に残っているのは次の2つの記事。

何も書く事がない?」(4/18)
疲れが溜まってきた」(6/29)

 ともに、去年の忙しさを象徴するようなネタを海外の雑誌とかインターネット記事から探したもので、今年は、こういった日本ではあまり知られていない海外のネタも増やしていけたらいい。

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