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2013年9月

2013年9月29日 (日)

温暖化に関するIPCC報告書

 前々回のブログでは、最近報道された科学ニュースをいくつか紹介したが、その後も科学の話が新聞に載っているかどうか気にしていたところ、昨日の新聞に大きく扱われている記事を見つけた。

 昨日の毎日新聞の1面に「気温4.8度、海面82センチ上昇 温暖化で今世紀末」と書かれた記事、朝日新聞も1面に「温暖化の原因は人」という記事が載っていた。

 ともに、国連の気象変動に関する政府間パネル(IPCC)という機関が9月27日に発表した地球温暖化の科学的根拠をまとめた作業部会の第5次報告書に書かれていたことを報道している。

 科学ニュースは、いつも目立たないことがほとんどだが、今回の報告書はインパクトが強かったからか、新聞で1面で扱ったようだ。その具体的な内容は

『人間の活動が温暖化の主要な原因である可能性が「極めて高い」(95%以上)』

などで、多くの人が関心を持っていそうな環境問題の話、しかも悪化の原因が人間、というところが強いインパクトになったようだ。

 もう少し、詳しく調べてみると、「IPCCの作業部会の資料」が、インターネットに公開されていた。

 その資料には、初めの方にある「Observed Changes in the Climate System(観測されている気候システムの変化)」という章で

Atmosphere(大気・気温)
Ocean(海洋)
Cryosphere(極地付近)
Sea Level(海面水位)
Carbon and Other Biogeochemical Cycles(主に、二酸化炭素(CO2))

の変化について具体的に述べ、その次に各種の考察を行った後、「Understanding the Climate System and its Recent Changes(気候システムの理解とその最近の変化)」という章の中で、

Human influence on the climate system is clear.
(気候システムにおける人間の影響・作用は明確である)
It is extremely likely that human influence has been the dominant cause of the observed warming since the mid-20th century.
(20世紀中頃からずっと観測されている温暖化の主要な原因が人間の影響・作用である可能性が極めて高い)

と結論づけている。なお、お役人の文章ではお決まりだが、副詞や形容詞の使い方に意味があって、この報告書では

extremely likely: 95–100%の可能性
very likely: 90–100%の可能性
likely: 66–100%の可能性

という意味になるそうだ。ちなみに、今回は「extremely likely」だから、新聞では「95%以上」と書いているが、前回の第4次の報告書では「very likely」が使われていたらしい。

 まあ、こういう言葉の使い方が変わることで強いインパクトが出るから新聞で大きな扱いになったのだろうから、これはこれで善しとしよう。ただ、「very」だろうと「extremely」だろうと結論が変わる可能性はほとんどなさそうなので、「likely(可能性が高い)」ではなく「certainly(間違いない)」くらいの言葉にした方がいいような気もする。

 ということで、今回はブログの更新前日のタイミングで1面に気になる記事が載っていたので紹介してみた。こうした科学的な話題が単発の記事で終わらずに、継続して扱われるようになるといいかもしれない。

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2013年9月25日 (水)

最近30日のブログ報告

 先月、「久しぶりの新規更新です」の文章の中で、新規更新を7月下旬から8月中旬までブログの更新を休んでる間も毎日ブログにアクセスがあった旨を報告した。それから1ヶ月ほどたったので、今回はその後の8月下旬から9月中旬までのブログのアクセス状況の報告をしたい。

 まず、先月の8月21日からの1ヶ月間のアクセス数は次のようになった。

Access_130809

 先月と同様に毎日アクセスがあり、訪問者数は1日平均15。先月は1日平均14だったので、少しだけ増えている。(アクセスして頂いた皆様、ありがとうございます。)

 また、この30日間で、最もブログのアクセス多かった日は9月3日の54で、その日のココログランキング順位は14685位、最も少なかった日は9月14日の4で54777位だった。

Cocolog_rank_130903 Cocolog_rank_130914

 あと、その間にブログに書いた文についても少し触れようと、一昨日Yahoo Japanで検索を試してみた。そうすると、2013年9月23日現在、例えば「日本人 量子コンピュータ 粘菌コンピュータ」の3語で検索すると、9月9日にこのブログに書いた「日本人によるコンピュータの研究」が検索結果のトップに現れた。

 同じようにして、「平成25年度 全国学力テスト 割り算」の3語だと9月13日の「平成25年度全国学力テスト結果公表」が、「福島 桃 売上回復 安心」の4語だと8月28日の「福島産桃の売上回復」が、それぞれ検索結果のトップになった。

 ということで、今回は最近30日間の、このブログに関する報告をしてみた。これからも興味の持てそうなネタを探しながら同じペースで更新を続けていくことにしたい。(今後とも、よろしくお願いします。)

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2013年9月21日 (土)

先週の科学ニュース

 だいたい1週間前くらい、珍しく科学系のニュースが重なった。今回は、そのニュースを2つほど紹介したい。

(1)
 先週、「ボイジャー1号、太陽系脱出」というニュースがあった。これは、地球の人類史上で初めて人工物が太陽系の外へ出た、ということで世界的に大きく取り上げられた。

 ボイジャー1号は、NASAが36年前の1977年に打ち上げ、1979年には木星を、1980年には土星の写真などの貴重な情報を送ったが、その後はひたすら地球・太陽から離れる方向へ流れ漂っているらしい。新聞記事を見ると、そのボイジャー1号が「2012年8月に太陽風の届く範囲を超えた」と認定されたそうだ。

 私はこれまで、太陽系というと、冥王星のあるところまでだと思っていたのだが、「太陽風の届く範囲」というのは、太陽から冥王星までの平均距離の約3倍もあって、新聞記事によると、その範囲全体が「太陽系」となるらしい。

 ところで、このボイジャー1号には、今後何かの任務がある訳ではないようだが、宇宙を漂っている間、もし地球外の知的生命体と遭遇した場合のために日本語を含む世界55カ国語での挨拶や音楽、動物の鳴き声等を記録したレコードが積まれているそうだ。

 例えると、手紙を入れたボトルを海に投げてどこかの国の誰かが拾ってくれるといいな、という感じだろうか。何かの縁で知的生命体に遭遇したらどうなるかな、などと何となく期待してしまうのは、私だけではないだろう。

(2)
 もう一つ、上のニュースと比べると目立たなかったかもしれないが、アメリカ時間の9月12日に、人々を笑わせ、考えさせられる「イグノーベル賞」の発表があり、今年は日本人研究者が「医学賞」と「化学賞」の2つを受賞した、というニュースがあった。

 「医学賞」の方は「マウスに心臓を移植すると通常は免疫の拒絶反応で8日後には鼓動が止まるが、手術後にオペラ「椿姫」を聴かせ続けると平均で26.5日、最長100日も心臓が動き続けた」という研究。

 薬よりもオペラの方が効く、というのが面白い。「病は気から」ということを科学的に示した本当に「考えさせられる」研究成果で、イグノーベル賞にふさわしい感じがする。

 「化学賞」の方は「タマネギを切ると涙が出る原因となる酵素をつきとめ、風味を損なわずに涙が出ないタマネギを作った」という研究。ただし、「遺伝子組み換え技術を使っているため、今のところ誰も食べることはできない」と新聞には書かれている。

 こちらは、いたって真面目で普通の研究のような気もするが、「誰も食べることができないが、非常に画期的なタマネギを作った」というのが、何となくジョークを含む感じで考えさせられる、といったところだろうか。

 ということで、今回はたまたま9月13日の朝刊と夕刊にそれぞれ載っていた科学ニュースを2つ紹介した。普段の科学ニュースは小さな扱いばかりだが、この日の2つは結構大きく扱われ、特にボイジャー1号のニュースは朝刊1面のトップ扱いの新聞もあった。

 別にいつも科学ニュースを大きく扱えとは言わないが、年がら年中こういったニュースがある訳でもないので、やっぱりたまにしかない科学ニュースの扱いはそれなりに大きくしてほしいと願っている。

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2013年9月17日 (火)

車を買い替え

 最近、私の車の調子が何となく悪い気がしていた。というか、6年前に中古で買ったときから故障もなく不満も特にないのだが、そろそろ買い替えを考えてもいい時期かな、という感じだろうか。

 そんな矢先、先月末のある日、何とタイヤに釘が刺さってしまい左後のタイヤがパンクしてしまった。まあ、神様が「買い替えのタイミングは今だ」と私に言ったのかもしれない。

 ということで、結局車を買い換えてしまった。その新しい車が先週の土曜日に納車されたこともあり、今回は私の車を簡単に紹介したいと思う。

 実は、これまで乗っていた車も、新しく買い替えた車もともに、マツダのデミオ。私の父がマツダと長い付き合いでずっとマツダの車だったので、私もその流れにのっている。

 まずは、これまで乗っていた初代デミオ(1300cc、3速オートマチック)の写真。

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 この車は、今から6年ほど前、安い車がほしいと思って父と付き合いのあるマツダの営業の方に問い合わせたところ、「中古で安いデミオがちょうど店にあります」という話を聞いて、気に入ったので即決で購入したもの。

 このときの支払総額は、諸経費を合わせて40万弱。そんな縁で手に入れたこのデミオ、小回りがきいて運転しやすく、それほど遠出しない私に丁度いい感じで気に入っていた。また、6年以上も乗れてとっても満足している。

 そんな車だったが、先月パンクしたので修理に行ったところ、「タイヤの摩耗が激しいので、パンクの修理じゃなくてタイヤを4本とも交換した方がいい」などという話になり、結局「だったらタイミング的に買い替えも考えていいかな...」ということで、現行のデミオに買い替えることになった。

 まあ、これまでも整備・点検の度に、ゴムパッキンやベルト部分の交換、エアコンのダイヤル部分が割れてしまって交換、などと続いていたこともあり、さらにお店の方でも決算期に近く「今、新車を買うなら、値引きと車の下取りを合わせて安くなりますよ」という話の流れで、今回もその場で即決した。

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 この車は、デミオの中では一番安い13C(1300cc、4速オートマチック)にバリューパッケージとオーディオを付けただけのシンプルなもの。私はカーナビも使わないし、基本的に車に対するこだわりも特にないため、これで十分。それに値引きと車の下取り分を引き算してもらって、今回の支払総額は諸経費込みで丁度100万。これまで乗っていた車の購入価格を考えると、リーズナブルに新車へ買い替えができたと思う。

 ということで、今回は私の車を簡単に紹介した。先週の土曜日に納車されたばかりなので、まだ数日しか経ってないが、これから少しずつ新しい車にも慣れていきたい。

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2013年9月13日 (金)

平成25年度全国学力テスト結果公表

 今から2週間ほど前になるが、平成25年度の全国学力調査の結果が公表された。今年の問題も4月のブログの中で「平成25年度の学力テスト」として既にとり上げていたので、公表された結果も見てみることにした。

 国立教育政策研究所の「平成25年度全国学力・学習状況調査報告書・調査結果資料」のページに、その公表された結果の文書類がある。

 その最初にある「1.平成25年度全国学力・学習状況調査の結果について(概要)」を見ると、どうも都道府県別の平均正答率に関する話が最初に書かれている。

 具体的には、

・都道府県の状況(公立)について、平均正答率を見ると、最低平均正答率と全国平均との差が縮小傾向にある
・過去の調査で平均正答率が低かった都道府県について改善傾向が見られる

の2点である。また新聞でも、この結果を受けて「学力地域差、改善の傾向」とか「底上げが進む」などという記事が書かれていたようである。

 ただ、こういう言い方をするとお叱りを受けるかもしれないが、個人的には都道府県別の平均についてほとんど関心はない。それに、全国平均と最低平均との差というのは、受験した人たちの学力だけでなく、問題のレベルや出題傾向にも大きく影響されるため、一概に「地域差改善」とか「底上げが進む」と結論づけてしまうのは短絡的だろう。

 それでも、小学校では平成23年度から、中学校では平成24年度から学習指導要領が新しくなって、いわゆる「脱ゆとり」の教育課程になったが、その成果が少し現れたと言うことはできるかもしれない。

 ここで話を変えよう。個人的に関心があるのは「具体的にどの部分の学力を改善する必要があるのか」という点である。実際、正答率の数値だけ見ても何もわからないが、まだまだ学力向上には課題が多い。

 例えば、4月にもブログに書いたが、『今年の小学6年の算数の問題は割り算の計算をさせる問題がやたらと多い』という感じであった。また、『「どんなときに割り算を使えばいいか?」といったことが理解できていない人が多いから、こういった割り算を使う問題を増やしているのだろう』とも書いた。

 この点については、まだまだのようで、今回公表された結果の「教科に関する調査結果」の中にも

・乗法(かけ算)や除法(割り算)の意味を理解すること

が「依然として課題が見られるもの」の中に含まれていた。だから、おそらく今後も小学6年の算数は、この課題を改善させるような意味を持つ問題が多くなることが予想できる。

 テストを行うことの是非はともかく、税金を使ってこれだけの規模の学力調査を実際にしているのだから、いちいち平均正答率の下一桁や小数点以下の細かい数値よりも、こんな風に明確になった課題を見極めて今後の学力向上に繋げていければいいと思う。

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2013年9月 9日 (月)

日本人によるコンピュータの研究

 先月は、1ヶ月ほどブログの新規更新を休んでいたこともあって、8月はあまり新聞などを見ていなかったのだが、何となく新聞に全く目を通さないというのも気持ち悪い感じがしてしまう。そこで、8月のいくつかの新聞を目を通して、それほど目立たない感じの記事の中から気になった話題をピックアップしてみた。その中で、今回は朝日新聞に8月中旬くらいにあったコンピュータにまつわる話を2つ簡単に紹介したい。

(1)
 8月中旬くらいの新聞に、コンピュータに関連する2つの記事があった。一つは「100年かかる計算を1秒で 夢のコンピューターへ一歩」という話。記事によると、量子コンピュータの実用化にためにカギとなる情報転送技術の効率を100倍に高めることに東大の研究者が成功した、ということらしい。

 少々専門的な話でわかりにくいのだが、量子コンピュータは、転送したい情報を持った光子(光の粒)を送信機に入れると受信機側にある光子にその情報が復元される、という仕組みのようなのだが、送信機から受信機に情報を転送するための技術が向上し、実用化へさらに一歩近づいた、ということが書かれている。

 細かいことはよくわからないが、何となく未来へつながる明るいニュースのようなので、今後の更なる発展を期待したい。

(2)
もう一つは、同じ位の時期のニュースになるが、「理研・東大・情通機構、粘菌の行動原理応用した新概念のコンピューター」という話。

 何だか「新概念」というのが気になるが、wikipediaで調べると、「粘菌コンピュータ」というのは聞き慣れない項目がある。それによると、「単細胞生物の真正粘菌にパズルを解く能力があったことを発見した」ことにより2008年にイグノーベル賞を獲得した日本人の研究を基にして研究・開発が進められているコンピュータらしい。。

 イグノーベル賞は「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究に与えられる賞」という趣旨のものだとwikipediaには書かれているが、その研究を応用したコンピュータを考える、という発想はとっても柔軟で(笑わせるという意味ではなく)非常に面白く興味深い。

 また、量子コンピュータも凄い技術だと思うが、こういう話を聞くと、私自身は「実は量子コンピュータなんかより粘菌コンピュータの方がさらに凄いことが出来てしまうのでは」と期待してしまう。こちらの方も、今後の更なる発展が楽しみだ。

 さらに、この(1)と(2)の2つのニュースは、ともに日本人の研究者による成果だという事実も付け加えておきたい。目立たないニュースなので気に留めていない人も多いかもしれないが、世界が注目する日本の話題というのは、例えば東京オリンピック招致のような目立つものじゃなくて、こういった目立たない記事の中にあるような気がするのは私だけだろうか。

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2013年9月 5日 (木)

豪雨・雷雨への備え

 昨日は岐阜県で1時間に100ミリ以上の大雨が降ったそうだが、昨日だけでく連日のように雨が降っている。また、もう9月だというのに、晴れれば真夏のような暑さだし、一昨日は大きな竜巻で被害が出るし、本当に何とかならないものかと思ってしまう。

 そんななか、大雨について気になったので少し調べてみたところ,ウェザーニュースが8月20日に発表された「2013年の夏の“ゲリラ雷雨”傾向の中間まとめを発表」というものを見つけた。

 “ゲリラ雷雨”をもたらす雷雲というのは「予め予測可能な前線による雨とは別で、“突発的”かつ“局地的” に発達し、事前に予測することが難しいもの」ということで、ここでは「前線等の影響による雷雨(事前予測ができていた雨雲)を除き、当日の朝の時点で予測できていなかった 雷雨を“ゲリラ雷雨”」として、その傾向をまとめたもののようだ。

 それによると、7月末から8月中旬までの“ゲリラ雷雨”は、「全国は昨年比2.7倍、東京では昨年比6.4倍を観測」したそうだ。さらに、8/16から9/30までに、東京では約130回の“ゲリラ雷雨”が起こると予想されている。これからは台風などにも注意が必要で、まだまだ雨はおさまりそうもないようだ。

 また、同じウェザーニュースで8月22日に発表された「全国約2万人から寄せられた“ゲリラ雷雨”に関する意識調査のまとめを発表」では、「“ゲリラ雷雨”体験回数は全国平均2.2回、栃木県は4.2回」で、「3人に1人が“ゲリラ雷雨”に恐怖感を持っている一方で、事前に備えている人は全体のわずか14%」という話が載っている。

 私は何回体験したか数えてないが、7月ブログに書いた雷雨の他にも数多く遭遇している気がするので、2回とか4回どころじゃないと思う。ただ、私も正直なところ特別な備えは何もしていないが、とりあえずのところだと、急激に雨や風が強くなってもある程度絶えることが出来る強度の傘を持つことなどが考えられるだろうか。

 ちょっと調べてみると、最近では骨の本数が非常に多い傘とか、暴風にも絶えられる非対称の傘、なんていうのも売っているらしいので、時間があるときに傘を売っているお店やデパートなどへ行って確かめてることにしよう。

 まあ、どんな頑丈な傘でも結局は濡れてしまうくらいの非常に強い雨や風になることの方が多いが、とりあえず丈夫な傘で一時的にしのぎながら安全な場所へ避難する、というのが無難な対策になると思う。

 今日の朝も、うちの近くで雷が落ちたのか、ものすごい音がした。また、予想だと、これからもこういった豪雨、雷雨が起こる可能性が高いようなので、とりあえずこういった傘くらいは買って、気持ちだけでも備えておくことにしておこう。

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2013年9月 1日 (日)

2013年夏の甲子園

 早いもので、もう9月になってしまった。今年の夏はブログの新規更新を1ヶ月ほど休んでいたこともあり、あまり新聞などを見ずに過ごしていたが、それでも8月にあった印象深いと思った出来事はいくつかある。

 その1つは、甲子園の高校野球。毎年行われる恒例の行事だが、今年は有力校が次々を敗れ、初出場の前橋育英が優勝、準優勝は延岡学園だった。

 その決勝戦の試合も面白かったが、私自身が印象に残っているのは、雑誌ナンバーのサイト「NumberWeb」にある「甲子園の風」というコラムの中に載っていた前橋育英と延岡学園に関する話である。

 そこに書かれていたのは「凡事徹底」という言葉。普段の生活行動を丁寧に徹底して行って積み重ねることを大事にして人間性を高めていく、という考え方だ。

 この2校は、ともに「凡事徹底」というテーマを掲げて日々努力しているチームだと書かれている。具体的には、前橋育英の荒井監督曰く「全力疾走やカバーリング。挨拶や時間厳守、掃除を重んじ、人間性を高めてきた」ということである。

 また、延岡学園の重本監督からは「甲子園の出場が決まった時に、町の方から今年は甲子園に行くんじゃないかと思った、と言われました。挨拶や普段の行動を見て、今年は違うと思ってくれたそうです。」という話があったそうだ。

 私も、日頃の行動が結局は結果に現れる、ということを感じることが多々あるが、大会前に優勝候補に挙げられるような学校が次々と敗れる中、最後にきちんと結果を残すのは、日頃から1つ1つの行動を大事に考えながら生活をしている人たちだった、というのが今年の甲子園の特徴だったと言えるに違いない。

 ちなみに、今年優勝の前橋育英は初出場での快挙だが、初出場校が優勝したのは1991年以来22年ぶりらしい。その22年前に初出場で優勝したのは、昨年春夏連覇を達成した大阪桐蔭だったそうだ。

 さらに、このときの大会は他にも妙なところで今年の大会と似たような話がある。というのは、22年前の夏は、準優勝の沖縄水産の投手が肘を疲労骨折した状態で全試合完投したという事実が決勝戦終了後に発覚した大会でもあった。その後、1994年から夏の甲子園では投手のメディカルチェックが義務づけられている。

 今年の春・夏の甲子園では、投手の連投に関する議論がクローズアップされ、高校野球に球数制限を設けるか、という話も真剣に議論されていたりする。

 また、今年準優勝の延岡学園には、実はチームを引っ張ってきたにもかかわらず今大会に出場出来なかったエースピッチャーがいるそうだ。理由は、夏の県予選の直前に肘を疲労骨折してしまったから。結局、県予選と甲子園ともにベンチに入らずスタンドでの応援にまわったそうだ。

 初出場校が優勝した今年は、いろいろな意味で印象に残る大会だったと思う。毎年恒例で注目が非常に高い甲子園だが、実際にプレーしているのは普通の高校生なんだ、ということを改めて認識させられた。高校生がきちんと成長できるような方向に高校野球が発展してほしい。

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