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2012年12月

2012年12月31日 (月)

今年92回目の更新

 今年もついに大晦日になってしまった。今年最初のブログ更新日の1月2日から、ずっと4日ごとの更新を何とか維持して今年も終われそうなのでホッとしている。また、今年はうるう年で366日あったので、数えてみると今年は今日を合わせて92回更新したことになる。

 内容的に何となく目標としていた「小さめにしか扱われない話題」とか「プラス思考になりそうなこと」などをネタにできたかどうかはともかく、更新のペースを維持できてホッと一息、といった気分である。

 そんな中、前回はYahoo Japanで検索しながら今年のブログの内容を振り返ってみた。正直なところ、意外なキーワードで最上位にくることがあるのは少々驚きもあるが、これも「小さめにしか扱われない話題」を多くネタにしてきたから、ということが結果に現れたからなのかもしれない。

 ということで、いい感じに今年のブログをまとめることができたと思う。だから、これで「来年も良い年になりますように」と言って終わりにしてもいいのだが、前回やってみた「自分のブログが最上位にくる検索キーワード」というのは、暇つぶしに何となく思いついたものを試してみると、結構見つかったりする。

 また、前回取り上げた検索キーワードで現れる文章は少々堅苦しいものが多い感じがするので、今回は最後のおまけ的な感覚で、(内容的には今年だけでなく去年のブログの内容も含まれるが)前回紹介したもの以外で見つかった、このブログが最上位に現れる意外な検索キーワードを紹介したい。

 例えば、登山の話などは多くの人がブログなどで紹介しているからか、なかなか上位に現れないが、今年4月に丹沢に行ったときの話は

「神奈川 最高地点 鹿」

というキーワードだと1番最初に現れる。このキーワードの組み合わせで文章を書いた人が他にいなかったようだ。さらに、去年に雲取山へ行ったときにも鹿に遭遇したことを思い出して

「東京都 最高地点 鹿」

で検索してみたところ、こちらも見事に1番最初に現れた。ともに、「神奈川県 最高地点」「東京都 最高地点」だけだと当然他の文章が検索結果に現れるのだが、それと同時に鹿と遭遇できたというのは非常にラッキーだった、ということか。

 あと、今年はたまにしか書かなかったが、広辞苑で単語の意味を調べるネタがいくつかある。前回は「進級 進学 広辞苑」というのを載せたが、他にも

「自覚 広辞苑」
「情報技術 広辞苑」
「数学 広辞苑」

でも1番最初に現れた。わざわざ広辞苑で言葉の意味を調べる人は少ないのかもしれない。ということは、気になる単語があったらきちんと調べる、というネタは今後も使えそうだ。

 マラソン関係のものも書いているが、登山と同様、こちらも多くの人が取り上げているため、なかなか上位には現れない。そんな中で、

「青梅マラソン スタート付近」

というキーワードが見つかった。今年の青梅マラソンのときには、走ったことだけでなく、スタート地点から青梅駅付近までの街の様子などを紹介したが、その話が最上位に現れる。今度の2月も参加を予定しているが、また同じようにコース周辺の紹介も合わせて載せるのがいいかもしれない。

 あと、これは本当におまけ的なキーワードだが、

「ノーベル賞 公式サイト 暇つぶし」

というのある。ノーベル賞の公式サイトでは、受賞者の年齢や誕生日を検索できたり、簡単なゲームなどがあったりして、暇つぶしにちょうどよさそうな感じだが、そのことをわざわざ紹介する人はあまりいないのかもしれない。来年は、こういった海外のサイトなどを紹介するネタも使えそうな気がする。

 さらに無理やりこじつければ他にも出てきそうだが、意味のないキーワードの並びを探すのは無駄な気がするので、この辺りで今年は終わりにしておこう。

(今年も、最後までブログを読んでいただいてありがとうございます。来年もよろしくお願いいたします。)

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2012年12月27日 (木)

今年のこのブログを振り返る

 今年もあと残りわずかとなって、そろそろ今年1年を振り返ってみる時期になってきた。ということで、今回はこのブログの今年1年を振り返ってみたい。

 どうやって振り返ってみようかと考えながらこれまでのブログの文章を見直してみていたところ、5月に書いた「意外と上位に現れる?」のところで、インターネットの検索でこのブログが上位に現れるキーワードを紹介したことを思い出した。

 例えば、そのときに紹介した、

「ジョギング 偏差値」
「数学 風景 例える」

などは、現在でもこのキーワードで検索するとこのブログの文章が一番最初に登場するようだ。

 ただ、このキーワードで現れるのは去年書いた文章である。そこで今回は、今年ブログに書いた文章が一番最初に登場するキーワードを探すことで、今年1年のブログの内容を振り返るのがいいのではと考え、いろいろなキーワードで試してみることにした。

 ところで、インターネット検索サイトだが、Googleでは利用者ごとに検索結果が異なるかもしれないことを考慮して、今回は前回とは違って「Yahoo Japan」を利用した。しかも、今回のために、普段は全く使っていないWindowsXPのマシン(Internet Explore 8)を使って、いつもとは全く異なる環境で検索を行っている。

 ということで、この条件の下で今日(2012年12月27日)現在において検索結果の1番最初にこのブログが登場するキーワードをいろいろと調べた結果をとりあげる。まず、単語2つのキーワードでは、

「ハイレベル 数学者」

が見つかったが、こんな単純なキーワードでこのブログが最上位になるというのはどういうことか。日本のレベルの高い数学者はたくさんいると思うのだが、そのことを紹介している人がネット上には他にいないのだろうか?それとも、レベルの高い数学者の話をする際に「ハイレベル」という単語は使わないのだろうか?

 ちなみに、このキーワードで2番目以下に現れたのは受験数学の話ばかり。別にレベルの高い受験数学が悪いわけではないのだが、もう少し世界的に知られているレベルの高い日本の数学研究者の話などがこのキーワードで現れてもいいような気もする。この辺りは検索エンジン(検索するためのプログラム)の方でも少し工夫を凝らすなどして何とかしてもらいたい。

 次は単語3つのもの。3つになると、キーワードが少し増えてくる。まず、数学関係だと次のものが挙げられる。

「素数 IT 発展」
「回文 素数 日付」
「兵士 算数 救う」

確かに、素数とIT発展の歴史を結びつける人は多分いないだろうから、それが一番最初に登場するのはわかるが、「日付が回文素数になっている」という話や、1月に新聞に「インドネシアの兵士が地元の家庭に算数の家庭教師として派遣される」という記事が載っていたことも、このキーワードだと一番最初に登場する。

 他に、つい最近のものだと、

「立体 折り紙 正17角形」

がある。正17角形を使って折り紙をする人は他にいないから最上位にくるのだろう。ちなみに、「折り紙 正17角形」だと、去年の8月に私が作成した正17角形の折り方の手順のPDFファイルが1番最初に現れる。

 続いて、

「一筆書き continuous line」

は英語の単語とのペアだが、これは7月に書いた文章である。これら以外のものでも探せば出てくる。例えば、

「進級 進学 広辞苑」
「過干渉 無関心 宿題」
「数学力 不足 認識」

というもの。これらは、ちょうど進級や進学の時期にあたる今年の3月から4月の頃にブログに書いたもので、広辞苑で意味を調べたり、3月に新聞の記事に「中学生母親 3割が夏休みの宿題 手伝う」とか「大学生の4人に1人が「平均」の意味を正しく理解していない」という話があったことを取り上げたもの。進級や進学の意味や、その他教育に関する話は、もう少し関心がある人がいてもよさそうな気がするが、この3つの単語を使った文章がネット上には少ないのかもしれない。

 あと、多少のこじつけも許して無理やり探してみたら次のようなキーワードも見つかった。

「スーパームーン 日本 認知度」
「リーヴァ バス 終点」

スーパームーンの話は、5月にとりあげたもの。もう一つの方は、よくわからないかもしれないが、今年3月にイタリアの「リーヴァ・デル・ガルダ」というところへ行った時の「イタリア滞在報告」の話が登場する

 単語4つだと、例えば、

「多摩川 アユ 推定遡上数 人口推移」

は、今年6月に書いた多摩川のアユの数と世界の人口推移を比較した話が現れる。他には、

「学力テスト 大手 社説 意見」

というのもある。これは、今年8月に全国学力テストの結果が公表された後に大手新聞3社(毎日・朝日・読売)が載せた社説を比較した話。

 他にも、探せばまだあるかもしれないが、これだけ見つかれば、今年ブログに書いた文章の内容を振り返ることができるだろう。私が今年ネタにした多くは例えば新聞で小さくしか扱われていないようなものだったが、そのなかでも検索結果で最上位に現れたものは、もしかしたらネット上ではあまり話題にならなかったことなのかもしれない。

 また、私が探したキーワードで検索する人が他にいるかどうかも定かではない。まあ、検索する人が誰もいなくても困ることは何もないが、あまり取り上げられなそうだけど個人的に気になる話を今後もネタにしていく、という方向性は悪くない。

 今年を振り返ると、このブログのそういう方向性が少し見えてきた1年だったということなのだろう。今年もあと少し。他にもいろいろと自分を振り返って、いい形で年を越せるようにしよう。

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2012年12月23日 (日)

電脳にまつわる最近の話題

 ここ2回ほど立体折り紙の話が続いたが、今回は少し話題を変えることにした。というのも、先週に新聞で気になった話題がいくつかあったが、そろそろ年末に近づいてきたため、それらを書きそびれないように、少々多くなってしまうが今回は4つの話題をとり上げることにした。

(1) 12月16日の新聞に「トップ棋士も電脳と対決」という記事が載っていた。それによると、コンピュータの将棋プログラム5つとプロ棋士5人が戦う「第2回電王戦」の対戦カードが発表された、と書かれている。今回は2回目だが、栄えある「第1回電王戦」でコンピュータの将棋プログラムと対決したのは18日に亡くなられた米長邦雄氏(永世棋聖)。米長氏はすでに現役を引退していたが、このときはコンピュータの将棋プログラム・ボンクラーズが勝利を収めている。今回は、世界コンピュータ将棋選手権の1位から5位までのプログラムとプロ棋士5人の団体戦のようだが、プロ棋士との真剣勝負を期待したい。

(2) この(1)の記事のすぐ横に、「スマホ1日3時間 高校生 疲れも」というタイトルの記事があった。これによると、博報堂DYメディアパートナーズというところの調査で、スマートフォンを持っている高校生は平均で1日3時間近くもインターネットを利用していることがわかった、と書かれている。さらに、1日に10時間以上使っている人もいるらしい。スマホはここ1年から2年程度で急速に広まっていることを考えると、高校生の普段の生活がスマホの影響で最近急激に変化している可能性があるようだ。また、スマホを使っている人の3割ほどが「目が疲れるようになった」と答え、「睡眠時間が少なくなった」と答えた人も25%近くにのぼっている、と書かれている。睡眠時間を削ってまでスマホを使い続ける、というのは私には少々異常な状態だと感じる。節度を持って利用するように、と言うのは簡単だが、何か抜本的な対策を考える必要があるかもしれない。

(3) 少し遡って、12月11日の新聞に「ドコモ、店頭混雑の緩和狙い」と題する記事が載っていた。ドコモといえば、去年から今年にかけて通信障害やメール障害が多発していたことはブログで何度かとり上げたが、今回はそれとは直接は関係はなさそう。新聞に書かれていることを要約すると、スマホに慣れない女性や高齢者に多く利用してもらうため、スマートフォンを使う際のトラブルを遠隔操作で解決を助けるサービスを強化する、ということのようだ。先ほど紹介した記事ではスマホを使い慣れた高校生の利用実態の話だが、当然スマホに慣れていない人には使いやすくなるように対策を講じる必要になってくる。急速な携帯利用環境の変化で「すぐに慣れて過度に利用してしまう人」と「慣れずにトラブルで困る人」の両方が急激に増えてしまったための混乱をどう収拾すればいいのか。バランスのとれた対策が求められる。

(4) 最後にもうひとつ、(3)の記事の隣に「行動予測し地図・時刻表 米グーグル、ゴメス副社長に聞く」という記事が載っていた。これは「利用者の意図を理解し、検索をしなくても情報を提供する魔法のサービスだ」とゴメス副社長が言っている「グーグルナウ」という新サービスに関する話である。将棋の世界ではコンピュータのプログラムがプロ棋士と対決する「電王戦」が行われる時代になったが、こちらの方は、スマホのGPSによる現在位置の把握やカレンダーに入力した予定、過去にインターネットで検索した履歴などを基に、スマホの持ち主の次の行動をプログラムが予測し、持ち主がその時点で欲しいと思いそうな情報を取り出してくれる、という。まさしく「電脳」の時代に近づいているらしい。このサービスについて、グーグルのゴメス副社長が「専属の秘書がいるような利便性をアピールした」と新聞には書かれていたが、こんな時代に我々人間は節度を持って対応することができるかどうか、個人的には非常に心配してしまう。

 ということで、一気に4つの話題を書いた。今回は「コンピュータ・プログラムの急速な発展」と「スマートフォンの急速な普及」による我々自身の急激な環境の変化に関することが気になってブログにとり上げてみた。

 私自身は、1年半ほど前から新しいものに慣れるための取り組みを少しずつやっていた。例えば、スマホは使っていないが、iPod touchでiOSのアプリに慣れていったことや、グーグルやアップルのプライバシーポリシーを入念に読んで個人情報の取扱いを調べたことなどを、1年以上も前だがブログで度々話題にしていた。

 そんなこともあって、久しぶりにこの手の話を今回はたくさんとり上げたが、来年は改めて1年以上前に調べたことなどを思い返しながら、急激に変化していく新しいものを使うための対策を自分なりに考えていく必要があるかもしれない。

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2012年12月19日 (水)

立体折り紙「その2」

 今回は結局前回の続きの話をすることにした。ということで、前回の立体折り紙「その1」で作ったものを少々アレンジしたものを紹介しよう。

 まずは、前回作ったものの展開図。

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 赤い線が加わっているが、これは前回作成したものの中で形を安定させるために先端を膨らませたことでできた線。今回はまずこれを簡単にアレンジ。といっても、紙を斜めに少し切るだけ。

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 真ん中の斜めの正方形を前回と同様に折っていくと次のようになる。

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 正方形を斜めにして折るだけで何となく趣きが異なる仕上がりになるのが、立体折り紙の面白さの一つのような気がするが、どうだろう。

 次は、前回紹介した本に載っている「4枚羽風車のレリーフ」に似せて手書きで展開図に書き加えたもの。

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 ポイントは赤い線が丸くなっているところ。本で紹介されているものは、完成図の形(球形)から逆算して綺麗な丸みをコンピュータで計算しているが、ここではフリーハンドで書いた曲線にそって折ってみることにする。

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 折るコツは前回の折り方のように折り目をぴったり合わせずに、丸みに合わせて軽くめくるように折ること。(今回は折り目の線がわかるように裏返しに折っている。)これを繰り返すと次のようになる。

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 この下の部分を合わせて形を整えれば完成。

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 まあ、コンピュータで計算した完全な球形のようにはいかないが、フリーハンドでもこの程度のものはできることがわかったと思う。

 今度は、正方形とは違う形のものを折ってみる。まずは、正5角形。

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 ポイントは、めくるところの折り線が点線と平行になっているところ。この向きで、実線を山折、点線を谷折にした上で、裏表を逆にして正方形の時と同様に中心が膨らむように折ってまとめると、次のようになる。

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 同様にすれば、(理屈としては)どんな正多角形でも同様に折っていくことが可能なはずである。ということで、可能ならばチャレンジするべきだろうと考え、1年以上も前になるが、ブログで紹介した正17角形を使ってやってみた。

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 (ちなみに、正17角形の折り紙作図の方法については、約1年4ヶ月ほど前(2011年8月27日)にまとめたPDFファイル「17origami-anada.pdf」があります。)

 1時間以上をかけてようやく完成したが、正直なところ形はあまりよくない。

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 正多角形の頂点が増えても美しい形になるように折りたければ、コンピュータでの折り目の計算が必須のようだ。

 ちなみにこの形、ひっくり返すと壷のように見えるので、次のように置いた方がいいかもしれない。

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 最後は、季節にちなんだもの。濃い緑色の正6角形の紙を、中を膨らまさずに折ってみる。

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 何となく、クリスマスツリーを連想させるような形になる。

 あとは、少し飾りをつけてみてもいいかもしれない。

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 ということで、今回はここまで。フリーハンドで出来ることと、その限界がわかったのが収穫だった。正直なところ、仕事もあるので折り紙のネタはまたしばらく出来ないかもしれないが、機会を見つけてまたいろいろと折ってみたい。

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2012年12月15日 (土)

立体折り紙「その1」

 今回は、久しぶりに折り紙の話をしようと思う。先日、「立体ふしぎ折り紙」という本を手に入れた。著者の三谷純氏は大学の先生で、球形のようなカーブのある形などの様々な立体を、折り目をコンピュータで精巧に計算して1枚の紙から作ってしまおう、という話である。

 この本には、作り方の他、コンピュータで計算された折り目が印刷されている台紙がついていて、それに合わせて折れば実際に不思議な形の立体を自分自身で折ることができるようになっている。個人的には、どうやってコンピュータで計算したのか、などのような話も期待していたが、そういうことは書いてなさそうだ。

 ただ、形がどうなっているのか当然気になるので、私も実際にいくつか折ってみた。確かに、コンピュータで計算された折り目は美しい。しかし、そのカーブに合わせて折り目を付けるのはやっぱり難しい。また、直線的に折ればいいものも、立体の形に合わせるのはなかなか難しく、まだちょっとだけしか折れていない。さすが、コンピュータで計算しただけのことはある。

 そうやって続けて折っていたが、そのうちに何となく「これって、本当にコンピュータで計算しなければ折れないのか」とか「そもそも何をコンピュータで計算させているのか」などということが気になりだしてきた。

 気になりだしたら考えてみたくなる。そこで今回は、この本に載っているものの中の「4枚羽風車のレリーフ」の形に近いものを、コンピュータで計算された本の台紙を使わず折ってみようと考えたので、それを紹介したい。

 とりあえず次のような折り目をつけてみる。

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 これは裏から見た形だが、裏から見て実線が山折、点線が谷折。中心を通る縦横斜めの折り目は普通に鶴などを折る際に4等分の正方形に折り込んでいくのと同様のもの。ポイントなのは四つ角に近いところに互い違いに折り目を入れるところにある。

 作り方は、まず、縦横斜めの山折、谷折に従って4分の1の正方形になるように普通に折り畳む。

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 次に、角に近いところに入れた折り目に従って、紙をめくるように折る。

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 すると、めくった紙に引きずられるように下の紙が上がってくるので、その下の紙の角に入れた互い違いの折り目を最初にめくったに合わせるようにする。

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 この状態を横から見ると次のようになっている。

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 さらに、今めくった紙の隣の紙の角に入れた互い違いの折り目を合わせるようにする。

 ちょっと安定しないかもしれないが、そうすると次のように最後の角の部分が飛び出すような形になる。

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 そして、最後の部分も合わせる。

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 この合わせた面を下にすると、次のように4枚の羽が丸みを持って十字に並んでいるような形になる。

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 これで形はだいたいOKだが、コンピュータで計算していないので、羽の部分の丸いふくらみはない。また、このままだと形が安定しないので、上のとんがっている部分を少し膨らまして形を安定させてみた。

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 ということで、とりあえずコンピュータで計算しなくとも折れる折り目で「4枚羽風車のレリーフ」に近い形のものを折ることができた。まあ、コンピュータで計算したもののような美しい丸みが出ないのは仕方がないが、これはこれで悪くないと思う。

 あと、ここまで折ったついでに、この少し形をアレンジ。これを上下逆にしておくと次のようになる。

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 この形と同じものを、赤と黄緑の折り紙で、色のついている方が上になるように(最初とは裏表逆に)作る。

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 次に、このうちの黄緑の方を広げて4辺を少し切り取る。

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 そして、赤の方の中に切って小さくした黄緑の紙を重ねて形を戻すと、何となく花のように見えないだろうか。

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 ということで、今回はここまで。この立体折り紙、いろいろと考えてみる価値がありそうなので、もう少し立体を作るのに必要なことを考えて、またここでとり上げてみたい。(そういう意味で、今回のタイトルに「その1」とつけてみた。)

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2012年12月11日 (火)

Photovoltaics(太陽光発電・PV)

 先週の木曜日の新聞に「太陽電池、市場すみ分け」と題する記事が載っていた。それによると、先週「PVジャパン」という、太陽光発電に関する国内最大級の展示会が催された、と書かれている。

 さらに内容を読むと、「低価格で大型案件を狙う海外勢に対し、日本のメーカーは、形の工夫などキメの細かい設計などが必要な住宅用などの中小型に狙い」ということで、太陽光発電については、日本勢は信頼性やきめ細かい品揃えで中小型の市場を守り、大型案件を狙う安売り攻勢の海外勢とは直接対峙しない戦略のようだ。

 まあ、いろいろな意見があるかもしれないが、以前ブログに書いた「何故プラス思考になれないか?」のときとは異なり、新聞記事では「大型の太陽光発電所はコストが何より重視されるので、海外勢と競い合っても勝てない」と日本の劣勢を率直に認めた上で、自分たちの得意な部分は何としてでも死守しよう、という意気込みを感じることができるのが、私には好印象だと思える。

 ところで、「PV」とは、英語の「Photovoltaics」の略で日本語に訳すと「太陽光発電」。太陽エネルギーは、英語で「Solar energy」と直訳すればいいが、太陽光発電の方には Solar は入らない。この事実、正直なところ、私は今回調べて初めて知った。

 日本では、「太陽エネルギー」の話のときには何でも「ソーラー(solar)」と言っているような気がしていたので、「太陽光発電」の方もてっきり「solar 何とか」というのだと思っていたが違ったようだ。

 英語の「Photo-」は光に関する物理の用語などで使われているものだと思う。また、「voltaics」は「電圧」なので、「Photovoltaics」というのは「光により発生する電圧」と意味になるだろう。

 要するに、科学・技術の用語がそのまま使われている。日本では「太陽光発電」というと、環境問題などと絡めた話が多いような気がするが、世界的には「科学・技術」が優先ということなのだろうか。こんなところに世界との差を感じてしまうのは私だけだろうか。

 英単語を調べたついでに、wikipediaの方で、日本語の「太陽光発電」と英語の「Photovoltaics」を比べてみた。

 印象的なのは、それぞれの内容の違い。日本語の方は「長所・短所」「装置構成」「発電コスト」などの話が先に書かれていて、技術的な話は少ない感じがする。一方、英語の方は「Solar cells(太陽電池)」「Current developments(最近の開発・発展状況)」のような技術的な話が先で、「Advantages(長所)・Disadvantages(短所)」の話は最後。

 日本とアメリカのお国の事情の違いが反映されているのだろうが、日本語では「太陽光発電の導入のため」というユーザー視点なのに対し、英語では「太陽光発電の開発のため」という技術者や科学者の視点で書かれている印象を受ける。

 また、どうでもいいことかもしれないが、「装置構成」などに関しては、英語のwikipediaには「Photovoltaic system」という別の項目があり、かなり詳細に説明されているのも日本語の方と異なる点だ。

 私は別にアメリカの方がいいとは思っていない。ただ、ここまで差があると何か言いたくなってしまう。結局日本では、この手の技術的な話を「ユーザーの視点」で見る癖がついてしまっている、ということがこの差の原因だろう。これでは、海外勢から「(ユーザー目線の)日本人はいいお客さんだ」と思われても仕方がない気がする。

 言い出したらキリがなさそうなので、これくらいにしておくが、今回紹介した新聞記事を読んで、そんな状況でも日本のメーカーは自分たちの市場を守るために頑張っていることが見て取れたことをプラスに考えていくことにしよう。

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2012年12月 7日 (金)

フリービー・マーケティング

 早いもので、今年も12月。そろそろ年賀状の準備なども始める時期になってしまった。私も「カラープリンターのインクでも買わないと」などと思っていたところ、3日くらい前に新聞に「インクで稼ぐプリンター」という記事が載っていたのを見つけた。

 この新聞記事には「1万円を切るお手頃なプリンターも増えてきたが、インクは5千円前後もする。なぜなのかとメーカーに問い合わせたところ、セイコーエプソンの担当者が、消耗品のインクカートリッジで利益を出すことで本体価格を抑えるビジネスモデルだからです、と答えた」と書かれている。

 確かに、インクジェットのプリンターを購入しても、インクがなければ使えない。だから、プリンターは大幅に割引して売ってもインクカートリッジに割引した価格を上乗せすれば損はない。よく考えたものだ。これだと、たとえ新しいプリンターが売れなくても、古いプリンターを使い続けてもらうだけで儲かる、ということにもなる。

 また、プリンターのメーカー以外(非純正品)の安いインクも売られているが、この新聞記事によると、大手メーカー各社はインクにICチップを入れ、メーカー純正品でないとプリンターが動作しなくなるようにしているらしい。

 このビジネスモデル、調べてみると、英語版Wikipediaの「Printer(プリンター)」の項目の中に載っていた。さらに詳しく見てみると、英語版Wikipediaの「Freebie marketing(フリービー・マーケティング)」という項目の中の「Specific examples(具体例)」にも書かれていた。「Freebie(フリービー)」とは、「景品、無料でもらうもの」という意味だが、プリンターは無料ではない。ただ、実際に作るためのコストを考えると本体だけでは安すぎる値段設定になっていて、これが「フリービー」にあたるようだ。

 この「フリービー・マーケティング」は、他にはゲーム機(ゲーム機本体だけではゲームはできず、実際にはその機種専用のゲームを購入する必要がある)もそれにあたるそうだ。また、MicrosoftのWindowsなども、OSだけだとたいしたことができず、Officeやその他の実用的なソフトは別売りだったりするので、これと似た感じなのかもしれない。

 ところで、プリンターのインクカートリッジを売ることで儲けるビジネスモデルは「ユーザーの囲い込み」という効果もあるようなことが今回紹介した新聞記事に書かれている。実際、プリンターに限らず電化製品の多くは、特定のメーカーのもので全てのものを揃えなければならないようにできているので、そういう風に見えるのかもしれない。

 ただ、「ユーザーの囲い込み」というと、やっぱりApple社の形が究極だと思うのだが、これはプリンターのビジネスモデルとは異なる。実際、Apple社の製品は安くないし、逆に別売り品やアプリなどは高くはなく、iCloudのようなサービスは無料で利用できる。

 こんなことを考えていたら、ふと、最近話題になっている日本の家電メーカーの不振の話を思い出した。話題になっているのは「業績不振」の話だが、結局のところ日本の大手メーカーは「フリービー・マーケティング」のような手法で「ユーザーの囲い込み」を試みたが、(一時的にはうまくいったものの)実際には「囲い込み」に失敗したということなのかもしれない。

 こうやっていろいろと書いてみると、今年の年賀状の印刷で使うインクは新たに買わずに去年のもので済ませよう、という気分になってきた。万が一インクがなくなったら、今度はインクカートリッジが最も安く買える新しい別のプリンターを(メーカーは問わずに)買えばいい。

 おそらく、こんな風にして皆が日本メーカーの製品から離れていったのだろう。

 最後に何かプラス思考になることを、と考えてみたが、とりあえず、『「フリービー・マーケティング」は結局のところ「ユーザーの囲い込み」には繋がらなかった、という点を足がかりに今後何か新しいものが生まれることを期待したい』と書いて今回は終わりにすることにしよう。

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2012年12月 3日 (月)

自分のペースを崩さずに

 昨日の日曜日、ハーフマラソン(21.0975km)の大会に参加した。実のところ、今年の春にハーフマラソンを走ってから、体重の増加や足の怪我などが重なったこともあり、20km以上の距離を走ることがなかったこともあり、ハーフマラソンの距離を走るのは約9ヶ月ぶり。そんなこともあって、少々不安もあったが、今回は簡単にこの報告をしようと思う。

 参加したのは川口マラソン。

12kawaguchi1

 昨日は、この冬一番の冷え込みで、水たまりが凍っていたりしたが、午前中の天気はよく走りやすい感じのコンディションで安心した。今回の参加賞は、ごく普通な感じのTシャツ。

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 たいていの大会は参加賞がTシャツなので、家には着ていないTシャツがたくさんあるのだが、今回のものは色が白で普段走る時や山へ行くときに着てみてもいいかなと思うような無難なデザインかな、という気もする。

 スタートが朝9時と少々早めだったこともあって、会場で受付をした後、急いで着替えて、すぐに選手の集合場所へ移動、と慌ただしい感じだったが、何とかスタート時間に間に合った。

 今回も、時計はつけずに記録のことを気にせずとにかく制限時間以内(だいたい2時間30分程度)に完走することが目標だったが、途中アップダウンが結構あってきつかったものの無事にゴールすることができた。

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 この大会のハーフマラソンの部には、男子39歳以下:701人、男子40歳以上:1084人、女子39歳以下:117人、女子40歳以上:140人の、合計2042人が登録していたが、完走証にある私の順位は、男子40歳以上の1084人中で732位、という意味になる。

 ところで、今からちょうど1年前、ブログに「ジョギング偏差値」という話を載せた。その1年前のデータをもとにすると、そのときの平均が1時間52分48秒で標準偏差が13分42秒だから、今回の私の記録「2時間3分19秒(1km約5分50秒)」の偏差値を計算すると「42.3」になることがわかる。

 一昨年は「2時間6分48秒」で「39.2」、去年は「2時間0分16秒」で「44.6」なので、今年は去年を多少下回ったものの、20km以上を走るのが久しぶりだった割には、まあまあの結果だったようだ。

 ちなみに、去年ブログにのせたジョギング偏差値を今年も参考のためのせておくことにする。

偏差値 50: 1時間52分48秒
(1km約5分20秒)
偏差値 60: 1時間39分6秒
(1km約4分41秒)
偏差値 70: 1時間25分24秒
(1km約4分2秒)

 まあ、今年はダイエットなどをしながら、例年とは違う感じでこれまで過ごしてきたが、走る方は何とか例年と同様な形になって正直ホッとしている。私自身のジョギングのペースは普通の人(偏差値50の人)と比べればゆっくりだが、これが私のペースなので、今年もこの自分のペースを崩さずに過ごしていくことにしよう。

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