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2012年12月19日 (水)

立体折り紙「その2」

 今回は結局前回の続きの話をすることにした。ということで、前回の立体折り紙「その1」で作ったものを少々アレンジしたものを紹介しよう。

 まずは、前回作ったものの展開図。

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 赤い線が加わっているが、これは前回作成したものの中で形を安定させるために先端を膨らませたことでできた線。今回はまずこれを簡単にアレンジ。といっても、紙を斜めに少し切るだけ。

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 真ん中の斜めの正方形を前回と同様に折っていくと次のようになる。

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 正方形を斜めにして折るだけで何となく趣きが異なる仕上がりになるのが、立体折り紙の面白さの一つのような気がするが、どうだろう。

 次は、前回紹介した本に載っている「4枚羽風車のレリーフ」に似せて手書きで展開図に書き加えたもの。

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 ポイントは赤い線が丸くなっているところ。本で紹介されているものは、完成図の形(球形)から逆算して綺麗な丸みをコンピュータで計算しているが、ここではフリーハンドで書いた曲線にそって折ってみることにする。

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 折るコツは前回の折り方のように折り目をぴったり合わせずに、丸みに合わせて軽くめくるように折ること。(今回は折り目の線がわかるように裏返しに折っている。)これを繰り返すと次のようになる。

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 この下の部分を合わせて形を整えれば完成。

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 まあ、コンピュータで計算した完全な球形のようにはいかないが、フリーハンドでもこの程度のものはできることがわかったと思う。

 今度は、正方形とは違う形のものを折ってみる。まずは、正5角形。

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 ポイントは、めくるところの折り線が点線と平行になっているところ。この向きで、実線を山折、点線を谷折にした上で、裏表を逆にして正方形の時と同様に中心が膨らむように折ってまとめると、次のようになる。

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 同様にすれば、(理屈としては)どんな正多角形でも同様に折っていくことが可能なはずである。ということで、可能ならばチャレンジするべきだろうと考え、1年以上も前になるが、ブログで紹介した正17角形を使ってやってみた。

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 (ちなみに、正17角形の折り紙作図の方法については、約1年4ヶ月ほど前(2011年8月27日)にまとめたPDFファイル「17origami-anada.pdf」があります。)

 1時間以上をかけてようやく完成したが、正直なところ形はあまりよくない。

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 正多角形の頂点が増えても美しい形になるように折りたければ、コンピュータでの折り目の計算が必須のようだ。

 ちなみにこの形、ひっくり返すと壷のように見えるので、次のように置いた方がいいかもしれない。

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 最後は、季節にちなんだもの。濃い緑色の正6角形の紙を、中を膨らまさずに折ってみる。

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 何となく、クリスマスツリーを連想させるような形になる。

 あとは、少し飾りをつけてみてもいいかもしれない。

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 ということで、今回はここまで。フリーハンドで出来ることと、その限界がわかったのが収穫だった。正直なところ、仕事もあるので折り紙のネタはまたしばらく出来ないかもしれないが、機会を見つけてまたいろいろと折ってみたい。

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コメント

久しぶりのコメント、ありがとうございます。まだ、バリエーションが少ないのですが、またいろいろと作ったらブログで紹介する予定です。

投稿: 穴田浩一 | 2012年12月25日 (火) 16時28分

クオリティーが高いですね!

投稿: | 2012年12月25日 (火) 12時10分

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