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2012年3月14日 (水)

過干渉?それとも無関心?

 昨日、NHKのニュースに「中学生母親 3割が夏休みの宿題手伝う」という話があった。調査は、関東の東京・神奈川・千葉・埼玉の1都4県で行われ、約3200人の母親から回答をもらったそうである。それによると、

・ふだん学校の宿題を手伝う...15.8%
・夏休みの宿題を手伝う...32.5%
・学校や塾のノートに目を通す...39.3%

で、ともに10年前に比べて増えているそうである。

 このニュースでは、さらに「子どもが大人になり、独り立ちできるか不安を感じている」という母親は「あてはまる」と「ややあてはまる」を合わせて46.2%あった、という点から、「就職状況の厳しさなど、将来への不安が親に大きなプレッシャーになっているのではないか。その結果、子どもにアドバイスをしなければいけないという気持ちが強くなっていると思う」という専門家の分析を最後に紹介している。

 この調査結果をどう理解するべきだろうか。確かに、このニュースの分析は間違っていないような気はする。しかし、例えば「子供の宿題に無関心な母親からの回答が減った(あるいは、回答を拒否した)」などの場合でも、これら回答のパーセンテージが上がる可能性もあるかもしれない。

 もし、回答しなかった人が増えているのだとしたら、「子供の宿題に対して、より無関心な人が増えた」という見方もできる。これが本当なら、分析の結果も大きく異なってくるような気がする。

 現実には「子供にアドバイスをしなければならない気持ちが強くなった人が増えた」ということと「子供により無関心になった人が増えた」という両方のことが同時に進行している、というのが正しいのではないだろうか。

 私自身は、何事もバランスが大事だと考えているので、「過干渉も無関心も共によくないので、程よいアドバイスをする」ということが重要だと思うのだが、これもなかなか難しい。

 そういうこともあるので、この前書いた「数学力不足に対する認識」の新聞記事と同様に、このようなことをニュースにするなら、もう少し「親はどう接するべきか」ということや「子供自身がどのように行動するべきか」という点について具体的でわかりやすい提言が欲しいような気がする。

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