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2011年12月17日 (土)

免許更新時の質問

 先日、車の免許更新に行ってきたのだが、そのときに何となく気になることがあった。手続きの際に自分の病気や症状に関するいくつかの項目に答える形で自己申告することになっているが、気になったのは、その中の睡眠に関する質問である。

 具体的には、次のようなの質問があった。


・「十分な睡眠をとっているにもかかわらず、日中、活動している最中に眠り込んでしまうことが、週3回以上ある。(あり なし)」


 非常に曖昧な感じの質問だが、最初に見たときには、運転免許更新で聞かれていることだから「運転に支障がありそうなほどに眠り込んでしまうことがあるか?」という質問だろうと考えて、当然そのようなことはこれまでないので「なし」と答えた上で、それ以上は気にはせずに次の手続きへ進んでいった。

 しかし、そのあとの講習の際に、講師から「講習中に居眠りをさせている方がいたら、もしかしたら病気かもしれない、という意味で声をかけることがあります」という話があったので、また睡眠に関する質問を思い出してしまった。

 まあ、このときの講師は「講習の途中で寝てはいけません」ということを言いたかっただけなのかもしれない。ただ、こういう言われ方をすると、「何の病気が疑われるのか?」ということが気になってくる。そこで、帰宅してから少し調べてみることにした。

 インターネットでこの質問について調べてみると、例えば、大阪府警のサイトには、「この項目に当てはまる方については、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査をお勧めします」と書いてあった。どうやら、この質問は、この症状があるかどうかについて自己申告させるためのもののようである。

 もう少し詳しくは、広辞苑で睡眠時無呼吸症候群を調べてみると次のように書いてある。


・睡眠中に呼吸が一時的に止まる疾患。10秒以上の呼吸停止が一時間に5回以上、または7時間の睡眠中に30回以上起こる場合を言う。若い人では肥満に伴って気道が閉鎖されるものが多く、高齢者では、脳の酸素や炭酸ガス濃度に対する反応性の低下のために起こるものが多い。


 とりあえず、これで質問の意図と病気の内容はわかったような気がするが、まだ何となくスッキリしない。そこで、もう少しインターネットを見ていたら、広辞苑とほぼ同様の定義が載っているページを見つけた。ここを読むと、睡眠時無呼吸症候群になるとどうなるか、という点について、


・その結果十分に睡眠がとれず、日中の眠気、集中力、活力に欠ける、居眠りがちになる、居眠り運転で事故や重大事故などを起こしやすくなります。


と書いてあった。ようするに、警察は「病気が原因で引き起こされる居眠り運転による重大事故」を警戒している、ということなのだろう。ただ、ここで一つ疑問に思うことがある。そもそも、免許更新の際に「結果として十分に睡眠がとれていない」人が、「十分な睡眠をとっているにもかかわらず...眠り込んでしまう...」という質問に「あり」と答えるのだろうか?

 警察では、質問の内容について議論を重ねているだろうから、実際には睡眠時無呼吸症候群に関する具体的な症状を聞く形ではなく、このように何とも曖昧に感じるものにした理由が何かあるかもしれない。しかし、今は少々忙しく、そのことについて詳しく調べる時間があまりとれなかったため、今回のブログはここまでとなってしまった。

 まあ、私はこの症状はないので特に関係はないのかもしれないが、次の更新のときにも当然聞かれるはずだから、そのときには、はっきり「なし」と答えたい。ということで、後日もう少し暇なときにでも改めて調べてみることにしよう。

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