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2011年11月11日 (金)

「1」並びの日

 西暦の下二桁だけを取った上で月日を合わせると、今日は「'11/11/11」で、「1」が6個並ぶ日。特に何かがある訳ではないが、今回は「1」並びの数字を使ってちょっと楽しみながら記事を書いてみることにした。

 私は「1」が並んでいるものを見ると、数字の二進法を思い出してしまう。「二進法って何?」と思った方のために、簡単に説明しよう。広辞苑を見ると


・実数を二つの数字0・1を用いて表す記数法。整数2・3・4・5を、それぞれ10, 11, 100, 101とする類。コンピュータに用いられる。


と書かれている。もう少し具体的に数値を書くと、「二進法の1=十進法の1」「二進法の10=十進法の2」「二進法の11=十進法の3」「二進法の100=十進法の4」「二進法の101=十進法の5」「二進法の110=十進法の6」「二進法の111=十進法の7」「二進法の1000=十進法の8」「二進法の1001=十進法の9」...という規則で表される数値の記述法である。

 例えば、今月に入って私がブログを更新した「3日」と「7日」の数値を二進法にすると、それぞれ「11」「111」となる。さらに、今日は「十進法の11」で、4日後(次回更新予定)の「15日」が「十進法の15=二進法の1111」だから、次回のブログ更新日まで「1」がずっと並ぶことになる。ちなみに11月は30日までしかないので、残念ながら次の「1」が5つ並ぶ「二進法の11111=十進法の31」の日付にはならないが、これだけきれいに「1」が並ぶと何となく気分がいい。

 ただ、これで終わりではつまらないので、今日の年月日と同様に「1」が6個並んだ二進法の数についても考えてみた。「二進法の111111=十進法の63」となるが、この数値から何か「1」並びにまつわることが見つかったら面白いと思い、63年前の「1948年」の出来事が書いてある Wikipedia のページをちょっと覗いてみることにした。

 今から63年前の1948年のところを見ると、終戦直後の混乱の中からようやく戦後の日本社会が動きだし始めたばかりの頃の出来事が並んでいる。

 そんな中、GHQの申し入れで10月1日に「警察通報用電話(110番)」が開始された、ということが載っていた。全てが「1」ではないが、「ダイヤル式電話機で素早くかけられる」「覚えやすい」などの理由で「1」並びが採用されたらしい。

 ということで、「1」並びにまつわることが結構あっさりと見つかった。また、「10月1日に110番が開始」だから、日付と合わせても「0」と「1」のみしか使われていない。そこで、ここからさらに二進法を使って調べてみたくなってきた。

 今度は101と110を組み合わせて「二進法の101110=十進法の46」を使ってみる。1948年からさらに46年遡って「1902年」の出来事を調べてみたところ、すぐ目に入ってきたのは八甲田雪中行軍遭難事件である。

 「八甲田山」という映画にもなった出来事で、明治時代に旧日本陸軍の冬期訓練中に起こった遭難事件である。この事件では、遭難した部隊にいた210名のうち死者は 199名 で、生還したのはたった11名だったそうだ。何とも痛ましい出来事だが、ここに今日の日付と同じ「11」を発見した。

 次に、101と110を逆にして、「二進法の110101=十進法の53」も見てみよう。1948年から53年遡った1895年は、日清戦争が終わって日本と清の間で講和条約が締結された年である。それは「下関条約」であるが、その本条約をよく見ると、条文が全部で第十一条までとなっていた。

 ここでは、思いのほか簡単に今日の日付と同じ「11」を発見することができた。そこで、もう少し同じパターンで調べるために、今度は今年から「46年前」と「53年前」の出来事をみた。すると、今年の2011年から46年前の「1965年」には、テレビ番組の11PMが開始されたことや、初の国産旅客機 YS-11 が就航した、という話題があり、簡単に2つの「11」が見つかった。

 また、今年から53年前の「1958年」は高さが約333mの東京タワーが完成した年である。「十進法の3=二進法の11」だから、各位の「3」をそれぞれ二進法にすると「11」「11」「11」となっているように見える。

 今回はいつもと趣向を変えて数字(二進法)で楽しんでみたが、今日('11/11/11)と同じ並びが現れて振り出しに戻ったところで終わりにしておくことにしよう。「1」が並ぶ日付は今日以外にも「1月1日」「1月11日」「11月1日」があるが、これだけの偶然が重なるのは「11月11日」だけのような気がする。そういう意味で、今日こそが「1」並びの日にふさわしいのかもしれない。

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