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2011年4月29日 (金)

「キリ」の善し悪し

 おととい、ブログのカウンター(PCのページ)の数値が10000を超えた。前回「何となくキリがいい」を書いた2日後のことであった。(アクセスして下さっている皆様、ありがとうございます。)せっかく数値の方もキリよく10000を超えたので、もう少し「キリ」について調べてみた。

 今回は、辞書は使わず、「キリ」という言葉がどういう風に使われているのかを見るためにgoogleで検索してみた。例えば「キリがいい」で検索してみると、上位にくるものは「数値のキリのよさ」に関するものが目立っているようである。実際、私も「30個の記事を書いたので何となくキリがいい」「10000を超えてキリがいい」など、数値を基準にしてキリのよさを判断することが多い。

 一方、「キリが悪い」の方は、「物事のキリの悪さ」に関する事柄が多かった。また、検索の上位になっているものの中には、「キリが悪い所で終わっておけば、次の日に直ちに続きに取りかかることができる」というような「キリの悪さ」をポジティブに利用する趣旨のものもある。

 この「キリの悪さをポジティブに利用する」ということは、私にとっては新鮮な発想で、何となく面白そうだ。そこで、自分なりにこのことについて考えてみることにした。

 この話をもう少し詳しく書くと、物事を続けて行う際に「キリの悪さ」を利用して、区切りをつけずに中途半端な所で終わっておけば、次はその続きをすればいいので、やるべきことが明確になっていい、という趣旨のものである。

 確かに、この考え方は理にはかなっているような気がする。ただ、実際には「キリのよさ」と「キリの悪さ」のバランスが重要だと思う。例えば、テレビなどで中途半端な所でCMが入ったりするが、そのときの「中途半端さ」というものは「もうちょっとなのに...」と思わせる所がほとんどである。

 「何となく先が見えそう、というちょっと手前」という「キリの悪い所」で区切りをつけることで、「キリのいい所」も見えてくる。そうやって、物事を続けるためのモチベーションを維持しながら次にやるべきことも明確させる、という形であれば「キリの悪さ」をうまく利用できるかもしれない。

 こう考えてみると、逆説的になってしまうかもしれないが、結局「キリの悪い所」という「区切り」も「キリがいい」ということなのだろう。数値で判断する「キリのよさ」とは異なるので、判断が難しく私自身が実践できるかどうかわからないが、今度授業などで話をする時に試してみるのも悪くないかもしれない。

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